ヨアキム・ベーン(宇宙暦?年頃 - )は
自由惑星同盟の民間人でジャーナリスト。オリジナルキャラクターである。
略歴
宇宙歴800年時点で既に有名な
反戦派ジャーナリストとして知られており、憂国騎士団の背景を丹念に追った『憂国騎士団の真実――共和国の黒い霧』という本を出版している。
ダーシャ・ブレツェリ宇宙軍大佐が購入していた。
宇宙歴803年には彼女の遺品として
エリヤ・フィリップス上級大将の手に渡っている。(114話)
ベーンは憂国騎士団に関する定説である「警察に顔の利く右派政治家数名が、憂国騎士団を保護している」という説に否定的であり、「同盟警察こそが憂国騎士団の保護者なのではないか」と考えた。結論から言って、白マスクの行動部隊については、警察式の訓練を受けており、警察が軍から払い下げられたものと同じ装備を使っている可能性が高い。ベーンが「憂国騎士団最強のコマンド」と呼ぶ法務部隊については、ほぼ全員が警察や旧法秩序委員会と関係の深い法律家である。政界との関係については、警察に好意的な政治家なら中道寄りでも支援するが、反警察的な政治家は右翼であっても支援しない。十分に納得のできる推論であると言える。すなわち、ベーンの仮説が正しければ憂国騎士団とは同盟警察の「汚れ役」である非公然部隊ということになる。
最終更新:2018年10月05日 15:50