トルネコ2

不思議のダンジョンシリーズ初の、持ち込み可の高難易度ダンジョン。
鍛え上げた武器、盾と集めたアイテムを最大限に活かすためのダンジョンだ。
【保存の壺】を利用して、一つでも多く持ち込めるアイテムを増やそう。
なまいきな少年が館で巻物を読んだらこうなったらしいが、一体どんな巻物を読んだのだろうか。

持ち込み可能なアイテム数に制限がない代わりに、
基本的に床落ちのアイテムは【モンスター識別の杖】かゴールドしかない為、頼れるのは持ち込みアイテムのみ。
11F~20Fの間は店が出現することがあるが、出現率が低く期待はできない。
ただし、20Fには必ずリレミトの巻物が落ちている他、21F以降には小さなメダルが落ちている可能性がある。

1階からいきなり不思議のダンジョンで言うと14階あたりのモンスターが出てくる。
その上モンスターが未識別(見た目は神父)なため、うかつに手を出すことができない。
モンスターは倒すかモンスター識別の杖を使えば正体がわかる。
この杖自体も未識別状態で落ちているが、これしか落ちていないので間違えることはないだろう。

有名な【ダースドラゴン】【ゴールデンスライム】はここで登場、本編ボスの【邪悪な箱】までウヨウヨしている。
21F以降の大部屋モンスターハウスは「マダンテ+炎orマダンテ」の即死コンボで有名。
確実な対処法は【世界樹の葉】を複数枚所持しておくことくらいだ。

30階には【ロトの盾】が落ちており、二度目は同じ階で【黄金の盾】が手に入る。
最下層は50階。50階にはご褒美はありません(GBA版は【黄金の盾】が50Fに移動している)。

密かにパンなども未識別という珍しいダンジョンだったりする。店などで確認することができる。

戦士や魔法使いでも一応クリアは可能。

戦士

戦士で挑むなら商人とはまた違った準備が必要になる。
鍛えた武器と盾は言わずもがな、有用な技と、それを使用するためのサブの武器もそれなりの数を用意したい。
当然だがメインの装備には技をセットしてはいけない。万が一壊れたらその瞬間に絶望と共にほぼ詰みである。
道中での補給はまず望めないため、多めの食料や【パンおとし】などもあると心強い。
21F以降の大部屋モンハウに巻物で対処できないので、【きえさり】等でやりすごしたいところ。
ちなみに戦士は杖を振れないが、投げつけることでモンスターの識別は出来るので、余裕があれば識別しよう。

もっとも、安全に進みたいなら【かなしばり】【みがわり】【とうめい】作戦でもいいだろう。
ただし、これだけに頼りきっているとやはり21F以降の大型モンハウで泣きを見ることになりかねない。
【きえさり】【パンおとし】で進むならその心配すらないのだが……。
ただし、GBA版では一部の技の仕様変更に伴い、難易度が上昇している。

魔法使い

魔法使いの場合は、敵のHP・攻撃力が高すぎるため真正面からまともにやりあっては命がいくつあっても足りない。
習得呪文に頼るのは博打の側面が強いため、やはり事前準備が重要。
敵に確実に効果がある杖と巻物を保存の壺に大量に詰めて、基本的には逃げの一手だろう。
一撃死、もしくは瀕死はしょっちゅうなので、世界樹の葉と【回復の壺】は多めに欲しい。
また、お腹の減らない代わりにHPを消費して魔法を使う魔法使いにとって、【回復の指輪】は非常に便利。
ワナチェックが不要になる【ワナ抜けの指輪】との併用が良いだろう。
商人でほぼ必須であった【透視の指輪】はレミーラで代用できるのでさほど重要ではない。


魔のダンジョンでは当たり前だった「1Fではまず【メガンテ】」は、持ち込み可のここでは失敗した時に失うものが多過ぎる。
とりわけ序盤のレベルアップがキツイ(とてもじゃないがHP15とメラで倒せる相手なんていない)ので、
【しあわせの指輪】【ザキの杖】などをレベルアップに役立てるといい。
その際に、有用な呪文を覚えることができなければ即リレミトしてやり直すのも有効な作戦。
【レミーラ】【メダパニ】【マホトーン】【ザラキーマ】【パルプンテ】
この辺の呪文があるのとないのとでは、攻略の難易度が段違いに変わるからだ。

特にザラキーマがあれば試練の館最大の難関、21F以降の大部屋モンハウも楽々突破できる。
これとレミーラ、回復の指輪や大量の回復の壺があればクリアは目前だろう。

なお、持ち込み無しでもクリアは可能であり、実際に開発スタッフの一人が持ち込み無しでのクリアに成功している。
上記の呪文に加え、HPの確保に繋がる【マホトラ】【ラリホー】、コストパフォーマンスが良い遠距離攻撃の【イオラ】【デイン】は必須。

ここまで揃えても21F以降のダースドラゴンは非常に厳しい。
保険の【メガザル】があっても決して安心はできない。
マホトラとラリホーで他の敵からHPを確保しつつ、階段に向かうか火元に向かうかの判断が重要。

意外な伏兵となるのが【どくやずきん】
マホトーンが届かない通路から300程のダメージとなる矢を放ってくるため、ゴールデンスライムよりも手強い相手。
射程はこちらのラリホーと同じ10マスなので、通路で10マス先に敵を見つけたらラリホーとデインでまず正体を確認。
どくやずきんならば逃げて部屋に誘き寄せるかニフラムかザキで倒すかしよう。
尤も、モンスター自体が未識別の場合はそれも不可能なので、早めにモンスター識別の杖で識別をすることが必要である。

最終更新:2014年02月02日 19:33