・混乱呪文
【メダパニ】―【メダパニーマ】/【メダパーニャ】

概要

Ⅲ以降で登場する呪文。敵を【混乱】させる。
Ⅳまでは単体が対象だったが、Ⅴからグループ攻撃となった。
ただし、敵が使用する場合はⅤ以降も対象は単体である。
恐らく難易度調整だと思われるが、その割に【メダパニダンス】はコチラ全体が混乱する。

DQⅢ

消費MP5。敵単体を混乱させる。
魔法使い・賢者のLv.27と習得がかなり後半であり、使い勝手は良くない。
普段の戦闘ではは早めに覚えて敵1グループに効くラリホーやマヌーサを使う人が多かっただろう。
この頃の混乱は「残り1人になるまで味方を攻撃対象にする」というものだったため、はぐれ狩りには使えるものの、
バラモスを撃破すると【ゆうわくのけん】で撃てるようになるため、活躍期間は短い。
なお、市販の【どくがのこな】でも同じ効果が得られる。

【げんじゅつし】【きめんどうし】、バラモスなど、
どちらかというと敵が使用するのが怖い呪文。

DQⅣ

ブライがLv.30で習得。
相変わらず単体対象なので存在感は薄い。
敵では【メダパニバッタ】が集団で使ってくるのが怖い。

DQⅤ

ねんがんのグループこうげきをてにいれたぞ!
【スラリン】【クックル】などが序盤で覚えるので割と使う機会は多い。
が、Ⅴ以降混乱時に呪文攻撃しなくなった(代わりに変な行動を取ることが多くなった)ため、同士討ちの可能性は減った。
敵と味方で混乱の効果が異なり、全体的に見ると敵がかかった方が厄介な効果を発揮しやすい。

また小説版ではメダパニをかけられた主人公視点からの描写がある。内面に抱えた弱さや迷いにつけこんで狂わせていくという描写になっている。

DQⅥ・DQⅦ

MPを消費しないメダパニダンスが登場した上、
打撃のショックで混乱が簡単に解除されるようになったため一気に使われなくなった。カワイソス( ´・ω・)

相変わらず敵使用時は単体対象の上、全体攻撃のメダパニダンスを
【ホラービースト】【しれんその1】が使いまくってくるため、メダパニの存在感は薄い。
なお、Ⅶでは敵使用時も単体用のほかシリーズ唯一の全体版が存在し、全体版はかなりきつい。【みねうち】を早めに習得したい。
【ネペロ】【れんごくまちょう】、3DS版の追加モンスターが使う場合は単体になる。
ただでさえ強い煉獄魔鳥が全体メダパニとかしなくて本当に助かった。

DQⅧ

メダパニダンスが敵専用になったので地位向上。
ゼシカの【おいろけ】スキル26pt、ククールの【カリスマ】スキル7ptで覚えられる。

DQⅨ

魔法使いと魔法戦士が習得し、他の補助呪文と同じく【こうげき魔力】で成功率が変化する。
最初は成功率50%なのだが、攻撃魔力がカンストすると無耐性相手に100%の確率で当たるようになる。

外伝での扱い

トルネコシリーズにおいては、メダパニ草やメダパニの杖といった名を冠する品々がレギュラー登場している他、
2以降ではこれ自体が魔法使いの呪文として登場。
相手を混乱させることにより同士討ちを誘ったり、相手の気をトルネコ自身から遠ざけたり、
使われると困る特殊能力の多くを混乱させることで封じることが出来るのが売り。
(誤爆されない自信があれば)直接攻撃に長けた敵に使うのも悪くは無いが、
特殊攻撃が面倒な相手に対して優先的に使っていくといいだろう。

トルネコ2においてはHPを12消費して、自分のいる部屋の敵全員を混乱させる。
【おおめだま】の特殊攻撃に近い効果である。
大部屋・小部屋問わず、開幕モンスターハウスや周囲を敵に囲まれたスタート時に使えば時間も稼げるし消耗も狙える。
その隙に【ルーラ】で逃げたり、【マホトーン】で特殊能力を永久的に封じたり、広範囲攻撃で一掃を図れる。
本家同様、覚えて活用して損は無い呪文の一つといえるだろう。

その他

カードゲーム「キングレオ」では、モシャスの効果に加えて、任意の相手と全ての手札を交換できる。
防ぐ手段はなく、UNOのWild Draw Fourを遥かに超える最凶のカード。

最終更新:2013年04月28日 16:00