
地上の人間による地下核実験のために多大な損害を被ったシートピア海底王国人が報復として地上に送り込んだ怪獣。両手は合わせるとドリルになり、これで地底を掘り進む。背中の羽で空を飛ぶ。角からレーザー殺獣光線を放ち、口からは地熱ナパーム弾を吐く。ガイガンと共にゴジラ、ジェットジャガーと戦ったが敵わず、最後は地底へ逃げてしまった。
データ
別名 | 昆虫怪獣、昆虫守護獣 |
身長 | 55m |
体重 | 4万t |
出身地 | シートピア海底王国 |
初登場作品 | ゴジラ対メガロ(1973年3月17日公開) |
ドラゴニュートの人形劇では…
Episode3「結託」にて初登場。異常なレベルで強い強敵として登場していたが、これはゴジラ・フェス 2023で司会の笠井信輔がメガロ黒歴史発言した事に激怒した作者がメガロを強くしてやろうと思った為で、同時期に執筆したフリーダムバトルや、ヴァルト氏製作のエターナルバトルでも強敵として描かれている。本編ではダークアビスと結託したシートピア海底王国から借りてきた守護獣との事だが、養殖されているのか、その後も大きい個体と小さい個体が複数体登場している。撮影には、大きい個体がムービーモンスターシリーズ メガロ from『ゴジラ対メガロ』、小さい個体が復刻版ブルマァクのメガロを使用している。
余談
- 前作『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』では、検討用台本に新怪獣としてメガロの名が使われているが、その描写は「体からスモッグのようなガスを放射し敏捷に動く」「触角の先端に目がある」など、本作とはまったく異なるものであった。なお、メガロの原案は元々『オール怪獣大進撃』に登場させる予定であったケラ怪獣「ゲバラ」の転用。
- 鳴き声はマグラーのアレンジ。悲鳴はガニメの流用。
- レーザー殺獣光線はキングギドラの引力光線の映像の流用。
- 背中の羽根は風呂マットに使うハードスポンジ、角・歯・両手のドリルはFRPで作られた。チャックは腹についている。1尺サイズの飛び人形も制作された。
- メーサー殺獣光線車の映像は『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』の流用のため、逃げ回るシーンにガイラが映っている。
- スーツアクターはメガロが伊達秀人、ガイガンが薩摩剣八郎とされているが薩摩の著書『ゴジラが見た北朝鮮』では、自身がメガロを演じたと記述しており、薩摩がメガロの着ぐるみに入っている写真も存在する。
- 「空想科学読本9」では、結末がなぜか死亡したことになっていた。
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