
宇宙からオーストラリア全土に降り注いだゴーデス細胞が、地球の両生類に取り付いて誕生した怪獣。頭が2つあり、上が行動、下が思考を司る。日没になると弱体化するらしい。ゴーデスに操られているだけのため当初、ジャックはブローズを保護しようとしていた。武器はムチのように振り回して使う頭部の触手と、腹部から噴射するガス。触手の先から念力波を発射して、敵をカプセル状の空間に閉じ込める。都市部に出現してウルトラマングレートと戦い、バーニングプラズマの二連撃を受けて爆発した。
データ
別名 | 双脳地獣 |
身長 | 72m |
体重 | 9万4千t |
出身地 | 都市部地底 |
初登場作品 | ウルトラマンG 第1話「銀色の巨人」(1990年9月25日発売) |
ドラゴニュートの人形劇では…
サイドストーリー「ゴーデスの復活」にて、ウルトラマンベリアルの手によって復活した個体が登場したが、激闘の末にウルトラマンパワードのパワードスラッシュを食らって撃破される。その後はクローンがベリアル軍の手によって複製されているほか、サイドストーリー「スーパーロボット作戦」ではエンペラ軍残党の戦力であるジェロニモンが蘇生した個体が登場するが、いずれも撃破されている。撮影にはウルトラ怪獣シリーズを使用している。
余談
- 初期案の仮称は「イビルモンスター」。
- 日本語版では「日没になればブローズの力が衰える」という意味の発言も存在するが、結局昼の間にブローズは倒されてしまったので、劇中では活かされることはなかった。日本語版ではなぜ日没とともにブローズが弱体化するのかの理由は説明されていないが、英語版では同じ台詞が「日没とともにブローズは冬眠(hibernation)に入る」という意味の英語になっている。
- 本エピソードはウルトラマンG ゴーデスの逆襲で劇場公開されており、グレートにナックルボルトで攻撃されるシーンが追加されている。
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