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1001●インド洋給油活動の終結

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1001●インド洋給油活動の終結
 2010年1月15日、海自によるインド洋での給油活動が終了した。2001年の米同時多発テロを機に始まった活動であるが、民主党は野党時代から、イラク戦争を戦う米軍の後方支援に当たり「憲法違反」と批判していた。政権を獲得し、マニフェスト通り、特措法の延長を認めず活動を終結させた。
 約8年間の同活動で、給油回数は939回、提供燃料費は244億円。総給油量のうち約75%が米国艦船向けだった。イラク戦争の終結にともなって給油量は急減したが、海自は、各国の臨検船に補給することで、「テロリストの資金源を断ったり、武器の移動を阻止したりなどの効果があった」と自己評価した。
 民主党政権は、給油の代わりに、アフガンへの民生支援の強化を選択し、今後5年間で50億ドルの財政支援を約束した。自衛隊を出す代わりにカネを出すやり方は湾岸戦争時に批判されたやり方に逆戻りだ、として批判もされた。

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