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1008●急激な円高

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1008●急激な円高
 10年8月に入って、米国の景気の減速が明らかになると、円が急上昇、ついに15年ぶりに80円台に突入した。同時に株も下がり、9千円割れとなった。
 日銀は、追加金融緩和を決定し、政府は経済対策を発表したが、円高は止まる気配が見えなかった。米国が景気回復に軸足を移したため、ドル安を容認する姿勢がはっきりしているためであった。
 東京外国為替市場の対ドル円相場は一時1ドル=82円台まで上昇し15年4カ月ぶりの円高水準をつけた。
 政府・日本銀行はついに9月15日、04年3月以来約6年半ぶりとなる為替介入に踏み切った。介入規模は2兆円程度と見られ、1日の円売り介入額としては過去最大となったが、単独の介入であったため効果は長続きせず、再び24日にも介入した。
★2010年
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