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1228 韓国、イラク派兵1年延長を可決 規模は縮小 [朝日]
2007年12月28日19時21分
韓国国会は28日、イラク再建支援のために北部に派遣中の韓国軍部隊を縮小したうえで、今年末の撤収期限を1年間延長する政府同意案を賛成多数で可決した。合同参謀本部によれば、1250人の部隊を650人程度に縮小。現地に対する技術教育や現地病院の運営などの主要任務は、規模を小さくして継続する。
韓国国会は28日、イラク再建支援のために北部に派遣中の韓国軍部隊を縮小したうえで、今年末の撤収期限を1年間延長する政府同意案を賛成多数で可決した。合同参謀本部によれば、1250人の部隊を650人程度に縮小。現地に対する技術教育や現地病院の運営などの主要任務は、規模を小さくして継続する。
韓国軍の派遣は04年に始まり、最大時には約3500人が駐屯。派遣延長は4回目となる。米国が9月の米韓首脳会談で延長を要請していた。
URL:http://www.asahi.com/international/update/1228/TKY200712280275.html
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1229 ブット氏暗殺「背後にアルカイダ」 内務相「会話傍受」 [朝日]
2007年12月29日01時32分
パキスタンのブット元首相暗殺に関して、同国のナワズ内務相は28日、「国際テロ組織アルカイダとイスラム原理主義勢力タリバーンが背後にいる」とAP通信に語った。犯行を称賛するアルカイダ指導者の話を傍受したという。一方、ブット氏支持者の間ではムシャラフ大統領や軍の関与を疑う声が強く、政府への抗議活動が全国各地で激化した。AFP通信によると、暗殺後の混乱による死者は32人にのぼった。
パキスタンのブット元首相暗殺に関して、同国のナワズ内務相は28日、「国際テロ組織アルカイダとイスラム原理主義勢力タリバーンが背後にいる」とAP通信に語った。犯行を称賛するアルカイダ指導者の話を傍受したという。一方、ブット氏支持者の間ではムシャラフ大統領や軍の関与を疑う声が強く、政府への抗議活動が全国各地で激化した。AFP通信によると、暗殺後の混乱による死者は32人にのぼった。
AP通信によると、ナワズ内相は「アルカイダが背後にいることを示す証拠がある」と述べた。内務省が、アルカイダの指導者がメンバーらに暗殺の決行を祝う言葉を録音したという。AFP通信は、内務省が暗殺関与を示す電話を傍受したと伝えた。
一方、政府の関与を疑うブット氏支持者は各地で暴徒化した。AP通信などによると、中部ムルタンでは約7000人が、銀行7カ所や警察などを襲った。ブット氏の地元の南部シンド州では、州都カラチで暴徒が政府の建物や銀行、商店などを襲撃して放火。鉄道の列車と10カ所の駅が焼かれた。北西辺境州では、大統領与党の政治家が乗った車付近で爆発があり、8人が死亡した。
事態収拾に向けてシンド州には軍が派遣され、州当局は治安部隊に暴徒への発砲を許可。治安部隊は同州ハイデラバードで発砲し、ロイター通信によると5人が負傷した。
ブット氏の遺体は軍用機で一族の故郷のシンド州ラルカナ近郊に運ばれ、28日、親族や数万人の支持者が見守る中で埋葬された。
パキスタン国営通信によると、内務省のチーマ報道官は28日、自爆犯は銃でブット氏を狙ったが、遺体に銃創はなかったと述べた。また、ブット氏は、爆発の衝撃で車のサンルーフにぶつかったため死亡したとの見方も示した。
来年1月8日に予定される総選挙について、ソームロ暫定首相は28日、「現時点では予定に変更はない」としたうえで、「(延期などの)あらゆる決定について各政党と協議する」と述べた。
URL:http://www.asahi.com/international/update/1229/TKY200712280335.html
URL:http://www.asahi.com/international/update/1229/TKY200712280335.html
1228 パキスタン各地で暴動広がる ブット元首相暗殺 [朝日]
2007年12月28日12時57分
ブット元首相が暗殺されたパキスタンで、27日夜からブット氏の支持者らが各地で放火や投石を繰り返すなど、暴動が広がっている。AFP通信は少なくとも10人が死亡したと伝えた。一方、有力野党が1月8日の総選挙のボイコットを表明。総選挙が延期されるとの観測も出始め、情勢は不透明さを増している。
ブット元首相が暗殺されたパキスタンで、27日夜からブット氏の支持者らが各地で放火や投石を繰り返すなど、暴動が広がっている。AFP通信は少なくとも10人が死亡したと伝えた。一方、有力野党が1月8日の総選挙のボイコットを表明。総選挙が延期されるとの観測も出始め、情勢は不透明さを増している。
ブット氏が殺害されたイスラマバード近郊のラワルピンディでは、同氏が率いていた第2野党・パキスタン人民党(PPP)の支持者らが政府機関の建物に投石し、古タイヤに放火した。市民によると、銃声も散発的に聞こえたという。
地元メディアによると、ブット氏の地元の南部カラチでも約500台の車両が焼かれ、銀行や商店などへの放火も相次いだ。AFP通信は内務省報道官の話として「全国で10人が死亡、数十人が負傷した」と伝えた。ブット氏の身の安全を守れなかったムシャラフ大統領への反発が各地で噴き出した形だ。
他の野党も反発を強めている。第3野党のパキスタン・イスラム教徒連盟シャリフ派を率いるシャリフ元首相は27日夜、「すべての問題の根源はムシャラフにある」と大統領の即時退陣を要求。「現政権下では公正な選挙は期待できない」と総選挙への不参加を表明した。
ブット氏が総裁を務めていたPPPも「40日間の喪に服し、その間の政治活動はしない」と表明。同党関係者は「事実上の選挙ボイコットだ」と述べた。
ブット氏の遺体は28日未明、南部シンド州に運ばれた。同日中に葬儀を行い、一族の墓に埋葬される予定という。
パキスタンでは、ムシャラフ大統領への反発から政情が不安定化し、大統領は11月3日に非常事態を宣言。12月15日に解除されたが、混乱が広がれば、大統領が再び非常事態宣言を出すとの見方も出ている。
URL:http://www.asahi.com/international/update/1228/TKY200712280158.html
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