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イッツ・ア・スモールワールド
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イッツ・ア・スモールワールド
ニューヨーク万国博覧会 | |
名称 | イッツ・ア・スモールワールド |
英名 | it’s a small world |
オープン日 | 1964年4月22日 |
クローズ日 | 1965年10月17日 |
タイプ | ボートライド ダークライド |
収容人数 | 20人/台 |
[[ディズニーランド]] | |
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名称 | イッツ・ア・スモールワールド |
英名 | it’s a small world |
オープン日 | 1966年5月28日 |
タイプ | ボートライド ダークライド |
収容人数 | 20人/台 |
エリア | ファンタジーランド |
前身 | ミゼット・オートピア (1957年4月23日〜1966年4月3日) |
ディズニーランドのアトラクション一覧 |
[[マジック・キングダム]] | |
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名称 | イッツ・ア・スモールワールド |
英名 | it’s a small world |
オープン日 | 1971年10月1日 (パークと同時オープン) |
タイプ | ボートライド ダークライド |
収容人数 | 20人/台 |
エリア | ファンタジーランド |
マジック・キングダムのアトラクション一覧 |
[[東京ディズニーランド]] | |
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名称 | イッツ・ア・スモールワールド |
英名 | it’s a small world |
オープン日 | 1983年4月15日 (パークと同時オープン) |
タイプ | ボートライド ダークライド |
収容人数 | 20人/台 |
エリア | ファンタジーランド |
東京ディズニーランドのアトラクション一覧 |
ディズニーランド・パリ | |
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名称 | イッツ・ア・スモールワールド |
英名 | it’s a small world |
オープン日 | 1992年4月12日 (パークと同時オープン) |
タイプ | ボートライド ダークライド |
収容人数 | 20人/台 |
エリア | ファンタジーランド |
ディズニーランド・パリのアトラクション一覧 |
[[香港ディズニーランド]] | |
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名称 | イッツ・ア・スモールワールド |
英名 | it’s a small world |
オープン日 | 2008年4月28日 |
タイプ | ボートライド ダークライド |
収容人数 | 20人/台 |
エリア | ファンタジーランド |
香港ディズニーランドのアトラクション一覧 |
特徴
- ボートに乗って世界中を冒険するアトラクション。
- ディズニーパークのダークライドで初めてボートライドを導入したアトラクションである。
- 元々は1964年のニューヨーク万国博覧会に出展するために制作されたアトラクションであり、後にディズニーランドに移設され、その後も多くのディズニーパークに作られることになった。
本編
- ゲストは1台20人乗りのボートに乗って世界の国々を冒険する。
- 世界の風景や建物はすべてデフォルメされたデザインで描かれ、オーディオ・アニマトロニクスで登場する人間は子供達のみとなっている。
- 子供達はそれぞれ世界の伝統衣装を着ており、その国の言葉で曲を歌う。また曲はそれぞれの国シーンごとにその国の楽器で演奏された曲が流れる
- アトラクション内で歌われる曲は「小さな世界」で、作曲者はシャーマン・ブラザーズ。
- アトラクションの最後には世界の子供達が全員白い服を着て一緒に歌うフィナーレにシーンがある。
パークごとの違い
ニューヨーク万国博覧会版
- 入り口には「風の塔」と呼ばれる4つの塔が建っていた。
- 乗り場は屋外の屋根の下にあり、ボートはゲストが乗車してから屋内に入っていく形となっていた。
- アトラクション看板にはスポンサーである「ペプシコーラ」の文字と、ユニセフに捧げるという意味で「a salute to UNICEF and all the world's dhilgren」という字が書かれていた(*1)。
歴史
- 1963年頃、ウォルト・ディズニー・イマジニアリングは1964年開催のニューヨーク万国博覧会のために「グレート・モーメント・ウィズ・ミスター・リンカーン」「ゼネラル・エレクトリック・カルーセル・オブ・プログレス」「フォード・マジック・スカイウェイ」の3つのアトラクションを制作していた。その頃ペプシコーラ社の経営陣がユニセフのためにニューヨーク万国博覧会で何か出典したいと言い、ディズニーの援助を求めてきた。対応にあたったディズニーの幹部は既に3つのプロジェクトを行なっていたため手一杯だと断り、ペプシコーラ側の代表を子供の遊び場用の設計会社に回してしまった。それを聞いたウォルトは激怒し、ペプシコーラからの仕事を引き受けることを決めた。この時万国博覧会のオープンまで一年足らずしか無かった。(*2)。
- アトラクションの世界の子供達の動きはイマジニアのマーク・デイビスによってデザインされた(*3)。
- アトラクションで流れる音楽は当初子供達に各国の国家を歌わせる予定であった。しかし複数の曲が同じ部屋で流れると不協和音のようになってしまう問題があった(*4)。そこでウォルトはリチャードとロバートのシャーマン兄弟に世界の子供達に歌わせるための曲の作曲を依頼した。ウォルトの要望は普遍的な歌詞で、どんな国の言葉でも歌えて、世界のどんな楽器でも演奏できるというものであった(*5)。シャーマン兄弟はこの要望に応えて「小さな世界 (it’s a small world)」という楽曲を作成し、アトラクションの名前もその曲と同じイッツ・ア・スモールワールドに決まった(*6)。
ディズニーランド版
- ニューヨーク万国博覧会版のものが移設され、新たに北極、太平洋のシーンが追加された。
- アトラクションの外観は中心に巨大なからくり時計があり、その後ろに世界中にある有名な建物をイメージした建物が並んでいる。
- どてらの建物も金と白を基調としたデザインとなっている。
- からくり時計と世界の建物の間にはディズニーランド鉄道の線路が走っている。
- Qラインから乗り場までが全て屋外に存在し、ボートはゲストが乗車してから屋内に入っていく形となる。
- 乗り場が2つあり、ゲストはQラインで2列に分かれてどちらかのボートに乗車する。
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歴史
- 1966年5月28日(*8)にファンタジーランドのアトラクションとして「ミゼット・オートピア」跡地にオープン。
- 2008年に大規模なリニューアルが行われた。
- アトラクション内に多くのディズニーキャラクターが追加された。
マジック・キングダム版
- アトラクションの外観がからくり時計や世界の建物ではなく他のファンタジーランドのアトラクションのようにカーニバル風の建物になっている。
- 屋内Qラインにディズニーランド版の外観を模したからくり時計が存在する。
- 乗り場が2つあり、ゲストはQラインで2列に分かれてどちらかのボートに乗車する。
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歴史
- 1971年10月1日(*9)にファンタジーランドのアトラクションとしてパークと同時オープン。
- 2005年に屋内Qラインにディズニーランド版の外観を模したからくり時計が追加された。
東京ディズニーランド版
- 外観はディズニーランド版のようなからくり時計や世界の建物となっているが、内部はマジック・キングダム版のような屋内Qラインとなっている。アトラクション本編の構造もマジック・キングダム版に近い。
- 屋内Qラインは「スモールワールド・ステーション」という駅をイメージしており、世界各国の子供たちや列車や気球といったプロップスが配置されている。
- 乗り場が2つあり、ゲストはQラインで2列に分かれてどちらかのボートに乗車する。
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歴史
- 1983年4月15日(*10)にファンタジーランドのアトラクションとしてパークと同時オープン。
- オープン当初は外観が寒色系のデザインをしていた。
- 建物の前には「スモールワールド・ステージ」というステージが存在し、様々なショーが行われていた。
- Qラインは壁に世界の建物や植物といった絵が描かれている広い空間で、周りにいくつかの噴水が存在した。
- アトラクションの横には「スモールワールド・レストラン」というレストランが併設されていたが、1998年11月3日にクローズした。
- オープン当初のスポンサーは百貨店の「そごう」であったが、2008年4月15日に提供を終了した。
- そごうがスポンサーを務めていた間は、そごうの各店舗にイッツ・ア・スモールワールドの外観を模したからくり時計が設置されていた。
- 1996年頃にリニューアルが行われ、外観が暖色系のデザインになり、スモールワールド・ステージが撤去されて噴水とトリアピーが設置された。
- アトラクションの左側には屋外Qラインが存在したが、1998年11月13日に「クイーン・オブ・ハートのバンケットホール」というレストランがオープンした。
- 2013年9月4日からは「日本通運株式会社」がスポンサーとなり、現在まで提供している。
- 2017年3月1日に一時クローズし、2018年4月15日に大規模リニューアルがされた後オープン。
- 外観が暖色系から紫や緑などを基調としたはっきりとした色のものに変更された。
- 屋内Qラインが大幅に変更された。
- 入り口から屋内Qラインまでの道にそれぞれの国をイメージしたポスターの設置。
- 世界中の子供たちの人形の追加
- 列車や気球といった旅に関するプロップスの追加
- 壁画が世界の国々やシンデレラ城が描かれたものに変更
- 全体的に部屋を紫を基調とした色に変更。
- アトラクション内に多くのディズニーキャラクターが追加された。
- これは香港ディズニーランド版やディズニーランド版のリニューアルで行われた内容と同じものだが、一部東京ディズニーランド版限定のキャラクターも存在する。
- アトラクション序盤にウェルカムのシーンが追加された。
ディズニーランド・パリ版
- アトラクションの入り口には半球型の地球の上に浮いた舟に世界中の子供達が乗っているプロップスがある。
- アトラクションの外観はからくり時計なのだが、デザインが他のパークのものと大きく異なる。
- からくり時計中心の顔は起きている太陽と眠っている月の形を組み合わせたような顔になっている。
- 外観は全体的にカラフルなデザインをしており、これはフランス北部の曇りやすい気候の空での景観のためだという(*11)。
- からくり時計と世界の建物の間にはディズニーランド鉄道の線路が走っている。
- Qラインは屋外にあるが後半と乗り場には屋根があり、ディズニーランド版と同じくボートはゲストが乗車してから屋内に入っていく形となる。
- アトラクション本編は巨大な一つの部屋が背景などの壁で仕切られる形で作られている。
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歴史
- 1992年4月12日(*13)にファンタジーランドのアトラクションとしてパークと同時オープン。
- 2015年頃に大規模なリニューアルが行われた。
- 外観の色が変更され、以前の金や暖色を基調としたものから青やオレンジを基調としたはっきりとした色使いのものになった。
香港ディズニーランド版
- 2008年4月28(*16)にファンタジーランドのアトラクションとしてパークと同時オープン。
- 外観はディズニーランド版のを模したものだが、彩色は1996年から2017年までの東京ディズニーランド版に近い暖色系のものとなっている。
- 入り口がパークを周回している香港ディズニーランド鉄道の外にあり、鉄道の線路の橋にもアトラクションの看板が付いている。
- Qラインはマジック・キングダム版や東京ディズニーランド版と同じ屋内Qラインとなっており、蛇腹状の道を乗り場まで降っていく形になっている。
- Qラインには壁一面にアトラクションの外観を模した建物の絵が描かれている。
- 乗り場の水路は1列だが1度に2台のボートが停止、出発する。
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参考動画
It's A Small World - Disneyland 4K (POV) - YouTube
[2021] It's a Small World ride - Boat Attraction: 4K 60FPS POV | Magic Kingdom, WDW Florida - YouTube
2016年
🟢東京ディズニーランド イッツ・ア・スモールワールド / It's a Small World at Tokyo Disney Land - YouTube
Tokyo Disneyland - It's a Small World - 4K - YouTube
"it's a small world" (2019) - Disneyland Paris - YouTube
Hong Kong Disneyland It's a Small World POV 1080p Full Complete ride through - YouTube
外部リンク
- ディズニーランド版
- マジック・キングダム版
- 東京ディズニーランド版
- ディズニーランド・パリ版
- 香港ディズニーランド版