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ボディー・ウォーズ

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ボディー・ウォーズ

【Body Wars】

エプコット
名称 ボディー・ウォーズ
英名 Body Wars
オープン日 1989年10月19日
クローズ日 2007年1月1日
タイプ シミュレーションライド
収容人数 40人/台
エリア ワンダーズ・オブ・ライフ館
(フューチャー・ワールド)
スポンサー メットライフ生命
(1989年10月19日– 2001年6月)
エプコットのアトラクション一覧
"Body Wars entrance" by jackskellington101 is licensed under CC BY-NC 2.0


ボディー・ウォーズ (Body Wars)』はエプコットに過去に存在したアトラクション。


ストーリー

縮小プロセスを使って人体を研究している機関「MET」の研究員「シンシア・レア博士」は縮小してボランティアの右手の破片を観察していた。ゲストは運転手である「キャプテン・ブラドック」と共に「ブラボー229」という乗り物に乗り、乗り物ごと縮小してレア博士を連れ戻すミッションに参加するが、事故により体内の様々な場所に迷い込むこととなる。


特徴

  • 1989年10月19日*1に「ワンダーズ・オブ・ライフ館」のアトラクションとしてエリアと同時オープン。
  • 乗り物に乗って縮小し体内を冒険するアトラクション。
  • ワンダーズ・オブ・ライフ館の中の「MET (Miniaturized Exploration Technologies Corporation)」という組織が舞台になっており、ゲストは「MET観測チームメンバー」の一員としてミッションに参加する。

Qライン

  • Qライン入ってすぐにはMETのロゴと潜水服を着た職員や乗り物が小さくなって体内に入っている様子の写真が飾られている。
  • その先には天井にモニターが吊るされており、METが行っている研究内容やゲストが乗るライドの縮小プロセスに関する説明が流れている。
  • 乗り場前のドアの上にもモニターがあり、上記の今回のミッションの説明や安全上の注意のビデオが流れている。

本編

ライドシステムについて
  • ゲストが乗るライドは40人乗りで、前方のスクリーンの映像と合わせてライドが動くシミュレーションライドシステムが使われている。
    • 同時期にオープンした「スター・ツアーズ」と同じシステムが使われている。
  • 前方のスクリーンには乗り物前方の窓に映った景色が映され、前方右側の小型モニターには本部や運転席からのの通信が流れる。
  • その下にはブラボー229の残りエネルギー残量が表示される。

アトラクション体験
  • ゲストはブラボー229に乗り込み、粒子削減装置で縮小され体内に侵入する。
  • 体内に侵入してすぐレア博士を見つけるが、レア博士が毛細血管の中に入り込んでしまったためブラボー229も毛細血管へ潜り込む。
  • そのまま心臓、肺へと進み、肺で白血球に襲われていたレア博士をレーザーで助ける。
  • レア博士が運転席に合流するが、ブラボー229の燃料は残り少なくなって元の大きさに戻ることができない。そこで脳の電気信号であるニューロンをエネルギーとするためブラボー229は心臓を通り脳へと向かった。
  • 脳内にたどり着いた所で残りエネルギーが無くなってしまうが、ニューロンがブラボー229に当たりエネルギーの補給に成功し、ブラボー229は拡大して元の乗り場へと戻った。


登場人物

シンシア・レア博士 (Dr. Cynthia Lair)
  • 縮小して体内に侵入して研究を行なっていた博士。ゲストの目的は彼女を帰還させること。

キャプテン・ブラドック (Captain Braddock)
  • ゲストが乗るブラボー229の運転手。

用語

MET (Miniaturized Exploration Technologies Corporation)
  • 縮小プロセスを使って研究者や乗り物を縮小させて人体を研究している会社。
  • 様々な乗り物を所有しており、粒子削減装置を使って人体に縮小転送させている。

ブラボー229 (Bravo 229)
  • ゲストが乗る40人乗りの乗り物。粒子削減装置によってミクロサイズに縮小したまま体内にテレポートすることが可能で、帰還にはブラボー229側にもある程度のエネルギーが必要。
  • 体内の壁 (血管の壁) などを貫通して様々な場所に侵入することができる。


歴史

開発からオープンまで
  • 1977年頃にはエプコット・センターのパビリオンとして生命や健康をテーマにしたものを建設することが予定されていた。ここにはジェットコースターやオムニムーバーのライドシステムを使って高さ20フィートの肺のような巨大な人体を冒険するアトラクションを計画していた。しかし当時の技術ではそのような巨大なセットを構築することが難しかったので、このパビリオンの計画は後回しにされた。*2
  • その後1987年にディズニーランドに航空機のシミュレーションで使うような大型シミュレーターを用いたアトラクション「スター・ツアーズ」がオープンし、このシステムを使って人体を冒険する案を復活させることになった*3
  • 1989年10月19日*4に「ワンダーズ・オブ・ライフ館」のアトラクションとしてエリアと同時オープン。

クローズ
  • 2007年1月1日*5にエリアと共にクローズ。
  • 跡地には2021年に「プレイ館」がオープン予定。


参考動画

REMASTERED at 60fps - Body Wars at Epcot (2006) - YouTube


外部リンク

Wikipedia
Disney Wiki
D23 Disney A to Z
Yesterland
LEGEND LIBRARY


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注釈

*1 Body Wars - D23 (英語)、D23、2021年7月22日閲覧。

*2 『Disney News Magazine Fall 1989』Disney、1989年秋、P8。

*3 『Disney News Magazine Fall 1989』Disney、1989年秋、P9。

*4 Body Wars - D23 (英語)、D23、2021年7月22日閲覧。

*5 Body Wars - D23 (英語)、D23、2021年7月22日閲覧。