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モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク”
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モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク”
東京ディズニーランド | |
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名称 | モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク” |
英名 | Monsters, Inc. Ride & Go Seek! |
オープン日 | 2009年4月15日 |
タイプ | ダークライド インタラクティブ |
収容人数 | 3人/台 |
エリア | トゥモローランド |
原作 | モンスターズ・インク(映画) |
スポンサー | パナソニック株式会社 |
前身 | ミート・ザ・ワールド (1983年4月15日〜2002年7月1日) |
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ストーリー
かつては人間の悲鳴をエネルギーとして集めていたが、人間の笑いをエネルギーとしている会社「モンスターズ・インク」では、エネルギーを集めるために人間の女の子「ブー」を含め人間たちをを誘って「フラッシュライトかくれんぼゲーム」を開催することにした。しかし裏では会社を追放されたはずのモンスター「ランドール」が再び会社に戻ってきて何かを企んでいる。ゲストはかくれんぼの鬼としてフラッシュライトかくれんぼゲームに参加することになる。
特徴
- ライドに乗ってフラッシュライトでモンスターを照らすインタラクティブタイプのアトラクション。
- 2001年公開のディズニー・ピクサー制作の映画「モンスターズ・インク」をテーマにしたアトラクションである。
舞台
- アトラクションの舞台は映画の後のモンスターズ・インクとなっている。
- 映画初期の「人間の悲鳴をエネルギーとして集める会社」ではなく映画終盤の「人間の笑いをエネルギーとして集める会社」となっており、人間の笑いを集めることがこのアトラクションのストーリーの目的となっている。
- 会社のエントランスに書かれている社訓も映画の「WE SCARE BECAUSE WE CARE (真心込めて脅かします)」から「IT'S LAUGHTER WE'RE AFTER (私たちは、皆さんの笑いを求めています)」に変更された。
- また映画初期ではモンスターは人間は危ないものと思っていたが、映画の後が舞台なためモンスターは全て人間に有効的に接するようになっている。
Qライン
- アトラクションには少しだけ屋根のついた屋外Qラインがあり、ここの壁には大きなモニターが設置されている。
- このモニターからは「モンスターズ・インク・ニュース」が流れ、アトラクションのルール説明やあらすじの説明が行われる。
- この映像はいくつか短く区切られたものが1ループ感覚で流される。
- 映像の間にはアトラクションのスポンサーであるパナソニックのロゴが映される。
- 壁にはキャラクターを紹介するポスターやモンスターズ・インクの会社のポスターが貼られている。
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- 屋内Qラインには映画にも登場したモンスターズ・インクのロビーが再現されている。
- 天井の片面には地球の世界地図のような絵、片面にはモンスターやドアの絵が描かれている。
- 天窓はアトラクションの時間帯が夜なため時間に関わらず夜となっている。
- 壁にはキャラクターを紹介するポスターやモンスターズ・インクの会社のポスターが貼られている。
- ロビーを抜けた先のQラインでは天井からモニターが吊るされており、アトラクションのルールを説明する映像が流れている。
- この映像には音声は流れず、英語と日本語の2種類がある。
本編
- ライドは1台3人乗りが3台繋がった形をしており、モンスターズ・インクの「セキュリティトラム」となっている。
- 3台のライドは一体となって進行し、シーンごとに各々のライドが回転する。
- ライドには1台ごとに2つずつ「フラッシュライト」が取り付けられており、ライドから取り外して懐中電灯のように扱うことが可能。
- フラッシュライトからはそれぞれモンスターズ・インクのキャラクターの形をした光が照らされるようになっており、光の種類は全部で6種類。
- ダークライドのライドとしては珍しくライドごとに屋根がつけられている。
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- アトラクション内にモンスターズ・インクのロゴのMマークが描かれた沢山のヘルメットがあり、Mマークを照らすと隠れているモンスターが出現する。
- Mマークにフラッシュライトの光が当たった際は音が鳴りMマークが点滅する。
- フラッシュライトはライドに乗車した際は点いておらず、序盤にマイクがモンスターシティの明かりを全部消した際に自動で点灯し、モンスターズ・インクの後に処理場でマイクがかくれんぼゲームの終了を知らせた際に自動で消灯する。
- 同じくインタラクティブなアトラクション「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」や「トイ・ストーリー・マニア!」とは異なりヘルエットを照らした数による点数やランキングの表示は行われない。
- ライドが進むとサリーとブーがいる部屋を通る。このシーンで後ろにランドールが潜んでおり、ランドールがモンスターズ・インクに潜んでいることが判明する。
- 続いてモンスターシティの電源を持ったマイクがいるパワールームに行く。ここでは置かれたヘルメットを照らしてゲームの練習をすることができ、マイクが電源を下げると町中の電気が消えてゲームがスタートする。
- ライドはロッカールーム、爆笑フロア、を通りすぎ、モンスターシティの街に出る。
- モンスターシティでハリーハウゼンレストランの中を通り、またモンスターシティに戻りモンスターズ・インクに戻る。
- モンスターズ・インクでサリーがブーを見失ってしまう。潜んでいたランドールがブーを捕まえようとするが、下からマイクが出てきたことによってゴミ処理場へ落ちてしまう。
- ランドールはゴミ処理場で四角く詰め込まれてしまう。マイクとサリーはヘルメットを無くしてしまったブーに新たに花柄のヘルメットをプレゼントした。
- 最後にはロズがおり、特定のゲストに向けて話しかける。
- 話しかける内容には膨大な種類があり、話しかけるゲストによって内容が変わる。
- アトラクション乗車中には写真撮影が行われ、出口付近のモニターで見ることができる。
- 撮影されるのはブーとロッキーがヘルメットの下から出てくるシーン。ライトの点滅に合わせてフラッシュが焚かれて撮影が行われる。
- ここで撮影された写真は購入することはできない。
歴史
- 2004年頃、イマジニアは2002年からクローズして長い間放置されていたミート・ザ・ワールドに変わる新たなアトラクションを構想していた。日本ではディズニー・ピクサー映画「モンスターズ・インク」が人気であったが、東京ディズニーランドにはモンスターズ・インクに関連するものが無かったためモンスターズ・インクのアトラクションを作ることに決まった(*2)。
- アトラクションはストーリーを重視するため「ダークライド」タイプに決定し、時代設定は映画の後のモンスター達が人間の笑いをエネルギーとして使い始めた頃に設定された。アトラクションでは他のアトラクションとは違う画期的なインタラクティブ要素を含むのと、映画終盤でモンスターシティを去った人間の女の子の「ブー」をモンスターシティに連れ戻す必要があった。そこで懐中電灯でモンスターを照らすフラッシュライトかくれんぼゲームが考案された(*3)。
- アトラクションの課題は映画に登場したモンスターの都市「モンストロポリス」をリアルに再現することであり、十分なスペースを確保して一部の建物はワールドバザールと同じ高さで建築する必要があった。また、ライドとキャラクターのタイミングを合わせること必要があり、ノースハリウッドの施設に実物の建物やプロップスを配置して確認した。おかげで適切なタイミングを確認するだけでなく、なるべくゲストの近くにキャラクターを配置することもできた(*4)。
- 2009年4月15日(*5)にトゥモローランドのアトラクションとして「ミート・ザ・ワールド」跡地にオープン。
- リニューアル前の内容は「モンスターが隠れていそうな場所をフラッシュライトで照らすとそこからモンスターが出現する」というものであった。
- (例)わずかに開いているロッカーの扉を照らすとロッカーが空いて中からモンスターが顔を出す、レストランのメニューを見ているモンスターの新聞をテラスと顔を表す、等。
- 2010年5月1日に大規模なリニューアルの後にリニューアルオープンした。
- Mマークが描かれたヘルメットの追加。
- アトラクション内のモンスターの大幅追加。
- ゲームルールを「モンスターがいそうな場所を照らす」から「ヘルメットのMマークを照らす」に変更。
- 屋外Qラインと屋内Qラインのモニターで流れる映像の変更。
- キャラクターのセリフの変更。
- 上記のルール変更のためのセリフ変更の他、一部のセリフがシーンがよりわかりやすくなるように変更された。
- ゴミ集積所の後ろの壁にモニターが追加され、マイクがかくれんぼゲームの終了のアナウンスをするように変更。
- 最後にサリーがブーに渡す花柄のヘルメットの追加。
- 写真撮影をするシーンの追加。
- ここで撮影された写真は購入することはできず、降り場付近にあるモニターに表示される。
余談・小ネタ
- アトラクションのファストパス発券機では発行の際ランダムでモンスターの笑い声が流れる。
- パワールームで窓の外に映っている月の中にはランドールの全身の絵がうっすらと描かれている(*6)。
- ロッカールむの時計は午後10時28分になっており、これは映画モンスターズ・インクが2001年10月28日に公開したことのオマージュである(*7)。
- モンストロポリスのシーンにて、映画では足しか見ることができなかった巨大なモンスター「テッド」の全身を見ることができる。テッドの前身はこのアトラクションで初めて描かれた(*8)。
参考動画
Tokyo Disneyland: Monster's Inc. Ride and Go Seek! - YouTube
[4K] Interactive Monsters Inc Ride - Tokyo Disneyland - Monsters Inc. Ride & Go Seek - YouTube