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_ (m) _ピコーン
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ベア (バレンヌ帝国)
ベア(べあ , Bear , 生没年不詳)はバレンヌ帝国中興期の軍人である。
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略歴
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出生・レオン帝時代
バレンヌ帝国の首都アバロンの出身とされている。
991年にバレンヌ帝国陸軍に入隊。体格の良さを見込まれて、当時新設されたばかりの帝国重装歩兵隊に編入されている。その後昇進を重ね、998年に皇帝レオンにより親衛隊「インペリアルクロス」に抜擢され、以後その前衛を勤める。
1000年、レオンの封印の地封鎖とウォッチマン討伐に同伴し、多大な戦果を上げている。また、この連戦の過程においてパリイを開発したとされている。
同年、クジンシーにより制圧されたソーモンの奪還に参加する。しかしレオンがクジンシーとの決戦において返り討ちに遭い、瀕死の重傷を受けたため撤退、その殿(しんがり)を勤めた。アバロンに戻ったレオンはそのまま崩御、ジェラールが跡を継ぐ。ジェラールにより再編成された親衛隊に、ベアはディフェンス力の高さを買われて残留した。
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出生・レオン帝時代
バレンヌ帝国の首都アバロンの出身とされている。
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ジェラール帝時代
同年、レオン崩御の隙を突いたゴブリンの襲撃に際して、ジェラール指揮のもとでそれを押し返し、逆に本拠地へと侵攻して勝利している。火急に北西バレンヌを統一したジェラールは、その勢いに乗じてソーモンに進軍、攻略する。ベアも常に最前線において活躍し、「パリイのベア」と畏怖されたという。
1001年、ジェラールの南バレンヌ進軍に親衛隊として参加する。龍の穴の懐柔や、運河要塞の攻略に貢献した。この功により、ミラマー総督府長官に任ぜられた。
その後、バレンヌ帝国陸軍の要職を歴任、人材の育成に力を注いだ後に引退している。
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歴史上の評価
ジェラール帝に従った武将の中でも評価が低くされがちな人物である。防衛には確固たる実績があるものの、攻撃においての実績がジェイムズやヘクターらに劣ることが起因しているとされている。しかし、皇帝二代の親衛隊において常に最前列を任されていたのは、ベアの守備力が皇帝に評価されていたことの証左でもある。
一方で、剣術や体術の技法確立へ貢献したことに対する評価が高い。みじん切りやパリイなどの基本的剣術の開発もベアの閃きからきているとされているが、現在ではパリィが実戦で使われることが少ないため、過剰な評価を見直す動きもなされている。
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ベアの末裔
ベアの子孫は同じくアバロンの帝国重装歩兵隊に関与し、その要職を歴任し強い権勢を誇っていたという。大空位時代には、一族からベア3世が皇帝を継承している。
しかし、その強い専横とパリイの実戦投入率の低下、加えて帝国重装歩兵出身のベア3世がルドン高原送りとされたことによって大いに没落し、以後ベア一族が政権中枢に関与することはできなくなった。
後年に勅命によって結成されたインペリアルガードも、ベア一族の息のかかった帝国重装歩兵団を解散する目的があったものとされている。その後、帝都の防衛に必要という意見から帝国重装歩兵は解散を免れるが、以前のようなインペリアルクロスに組み込まれることはなかった。
●いんぺりある-くろす【インペリアルクロス】
ロマサガ2に登場した陣形のひとつ。
主人公である皇帝を中心に十字に仲間を配置する。
皇帝の前方の位置は攻撃を受けやすく、逆に後ろは攻撃を受け難い、
パーティの体力バランスに注目した基本的な陣形。
「よいかジェラール。
我々はインペリアルクロスという陣形で戦う。
防御力の高いベアが前衛、
両脇をジェイムズとテレーズが固める。
お前は私の後ろに立つ。
お前のポジションが一番安全だ。
安心して戦え。」