カレル・クーレル
概要
カレル・クーレルはある地方の森に生息する七面鳥に似た飛べない鳥の
動物。
その地方に伝わる御伽噺の美食家の主人公の名前をつけられた。
そのなに相応しく春には花蜜だけでなく花弁までもが甘い菫の花、夏には目映い陽射しを浴びて色鮮やかに熟した甘酸っぱいベリー、秋にはしっかり身の詰まった栗や胡桃に芳しい香りのきのこ、冬にはうっとりするほど甘い香りを放つ香木の根を食べるこの鳥は、その季節ごとに最も美味な森の恵みばかり食べているためか、己自身も森と大地の恵みをたっぷりたくわえた旨味を持っている。
最も美味しくなるのは秋を越えて冬になった時期で、村人達で何羽ものカレル・クーレルを狩り、様々な料理を作って皆で黄昏から夜更けまで続く宴を楽しむのがこの辺りの慣わし。
一番の大物を狩った者には宴のメインディッシュたるロースト・カレル・クーレルを自分好みの味つけや焼き具合にリクエストできるという、ささやかにして輝かしい栄誉が与えられるらしい。
登場シナリオ
関連項目
最終更新:2010年12月17日 21:38