豪商ガッポの危機

豪商ガッポの危機とは2012年3月5日に登場したシナリオ。
革命がうまくいかず仲間の豪商たちもラッドシティを捨てて逃げていくことに絶望した猫鞭の豪商ガッポが歌人卿サネトモによってマスカレイド化してしまうエンディングを察知し、それの阻止へと向かった事柄。
呼称はシナリオの内容からサイト独自につけたもの。

概要

豪商連合に属する猫鞭の豪商ガッポは失意に揺れていた。
彼は豪商連合の一員としてラッドシティを豊かにするために並ならぬ努力を重ねてきた。
しかし、そのラッドシティは治安の悪化により自身の身も危うくなるほど荒れ、幾人もの豪商たちがこの地を捨て逃げ出す決意をさせるほどになっていた。
恐れるな逃げるなと言うは容易い。だが、彼らを守ってやれぬガッポは、無責任な言葉を放つ事は出来なかった。
そんなラッドシティを救う力は自分にはないことを嘆くガッポの元に、歌人卿サネトモが魑魅魍魎の群れと共に現れこう手を差し伸べる。
「我が知恵をもってすれば、お前の望みを叶えることができる」と…。

このラッドシティを救うため東奔西走していたガッポがマスカレイドに堕ちる。
そのエンディングを察知したエンドブレイカーたちはその阻止へと動いた。
彼を救う時間はまだある。ラッドシティにはまだ彼の力が必要だ。

該当のシナリオ

今後のラッドシティの経済、豪商連合の行方を占う重要なシナリオとして登場した。
サネトモによってマスカレイド化されようとする猫鞭の豪商ガッポを説得し、マスカレイド化しないよう希望を持たせることが重要になってくる。
当初より何かと縁のある彼を救えるかどうかの瀬戸際。
難易度は「難しい」。


結果

エンドブレイカーによる豪商ガッポへの説得は失敗した。
彼らは状況を説明し、脅威が迫っていること。
私たちはエンドブレイカーであり、それを打破する力を持っていることを伝えた。
そして、これを乗り越えた後、エンドブレイカーの使える「世界の瞳」を使ってラッドシティを復興させるため力を貸してほしいと…。
しかし、ガッポにとってエンドブレイカーたちの語っていることは状況的に『全てが妄想』とは思えないが『真実とする証』が全く無かった。
危機的な状況だからこそ、彼は「曖昧な夢に、未来を託す事はできない」と結論付けたのだった。
その後、ガッポはエンディングどおりサネトモの言葉に乗りマスカレイド化していまう。
だが、真剣な彼らの言葉に最後の一線だけは踏みとどまることが出来たようだ。




登場人物

  • 猫鞭の豪商ガッポ
    でっぷり太った成り上がりの大富豪。豪商連合の代表として収穫祭のグルメキングバトルの審査員として登場した。
    豪商連合での席次は真ん中より少し下あたりらしい。
    誰よりもラッドシティを愛し、ラッドシティの繁栄を願い商売を続けている。
  • 歌人卿サネトモ
    アマツカグラを思わせる和装に白粉に覆われた顔に半分に割れた翁の仮面をもつ上級マスカレイド。監獄とは思えない貴族の屋敷のような場所にいる。
    犯罪に対し持論を展開し、犯罪者の中でも理知的な者たちや政治犯を纏め上げている。監獄外に協力者もいる模様。
    シェラハとゴルバックを知性も理性もない典型的犯罪者と評している。

関連項目

最終更新:2012年03月16日 22:06