f:PLAYER =<越前剣王隊>
t:編成 =http://www27.atwiki.jp/echizen/pages/396.html
t:編成 =http://www27.atwiki.jp/echizen/pages/396.html
現在バンドしている部隊:キノウツン藩の部隊(浅田冒険隊)
AR:10
達成値:0
修正値:
冒険に関する判定に+2
防御に関する判定に+2
移動に関する判定に+3
採掘地の探索と採掘に関する修正に+3
AR:10
達成値:0
修正値:
冒険に関する判定に+2
防御に関する判定に+2
移動に関する判定に+3
採掘地の探索と採掘に関する修正に+3
f:<越前剣王隊>の行動={
r:撤退して次の冒険のアイドレスを選んで開く,なし,なし,3,0
選択するアイドレス = 地の果てを目指す(DEX03-012)
#AR10→7
r:撤退して次の冒険のアイドレスを選んで開く,なし,なし,3,0
選択するアイドレス = 地の果てを目指す(DEX03-012)
#AR10→7
f:ロールプレイ={
それは探索を始めて数刻ほど経過した頃だった。付近の通信を傍受していたRANKから驚くべき情報が寄せられた。
「緑オーマが、出た、だと!?」
黒埼の頭脳は激しく回転しだした。緑オーマが出た地域から、ここは少し距離がある。留まってギリギリまで探索をする時間はあるはずだ。だが一方で理性はその危険性を訴えてくる。撤退も一つの手だろう。
黒埼は通信機を手に取った。今は越前単独で探索をしているわけではない、旅の道連れとなった同行者の意見も聞いておかねばなるまい。
「緑オーマが、出た、だと!?」
黒埼の頭脳は激しく回転しだした。緑オーマが出た地域から、ここは少し距離がある。留まってギリギリまで探索をする時間はあるはずだ。だが一方で理性はその危険性を訴えてくる。撤退も一つの手だろう。
黒埼は通信機を手に取った。今は越前単独で探索をしているわけではない、旅の道連れとなった同行者の意見も聞いておかねばなるまい。
「こちら黒埼。浅田さん、聞こえるかい?」
/*/
『なるほど……』
黒埼から状況を聞いたキノウツンの摂政は、通信機の向こうで沈思の気配を見せた。
黒埼としては、ここにとどまって探索を続け、頃合いをみて離脱をはかる方向でいたのだが、このうら若き猫の国の摂政は別のことを考えている様子だった。
黒埼としては、ここにとどまって探索を続け、頃合いをみて離脱をはかる方向でいたのだが、このうら若き猫の国の摂政は別のことを考えている様子だった。
『先へ進む、というのはどうでしょうか?』
ややの沈黙の後、遠慮がちに告げられた言葉に黒埼はしばし考え込んだ。
新型WD可憐Dを含む重装備で固める彼女の火力と装甲は、単体戦力としてはこちらとは比較にならない破格の実力を持っている。同行者としてこれほど心強いことはなく、留まるにせよ、先に進むにせよ、彼女の協力は必要だった。
黒埼は迷った。
「刀岐乃くん、RANKくん、どう思う?」
一旦探索を切り上げ、黒埼は二人を通信機の所に呼んだ。
「自分達だけならとっとと逃げたい所ですが……浅田さんの戦力をあてにしていいなら、少しばかり勝負に出るのも面白そうですね」
「浅田さんが一緒なら、何とかなるんじゃないかな?……可愛いし」
「お前らなあ……しかも最後の関係ないだろ!?」
何とも能天気な剣王コンビの言葉に、しかし黒埼の覚悟も固まった。
「決まりかな。浅田さん。うちは貴女を信じる。貴女はどうしたい?」
『もしも……信じてもらえるなら』
躊躇いがちな少女の声が響く。
『地の果てへ、行ってみたいと思います』
黒埼が通信機の前に手を突き出した。
「よし、行きましょう」
「OK乗りました!」
「地の果てでも地獄の山でも行きますよ」
三つの手が重なる。
きっと向こうでは四つ目が重ねられているはずだろう。
『すみませんすみません』
通信機の向こうでペコペコ頭を下げているであろう浅田女史を想像し、三人は笑みを交わしあう。即席だが、いいチームになりそうだった。
ややの沈黙の後、遠慮がちに告げられた言葉に黒埼はしばし考え込んだ。
新型WD可憐Dを含む重装備で固める彼女の火力と装甲は、単体戦力としてはこちらとは比較にならない破格の実力を持っている。同行者としてこれほど心強いことはなく、留まるにせよ、先に進むにせよ、彼女の協力は必要だった。
黒埼は迷った。
「刀岐乃くん、RANKくん、どう思う?」
一旦探索を切り上げ、黒埼は二人を通信機の所に呼んだ。
「自分達だけならとっとと逃げたい所ですが……浅田さんの戦力をあてにしていいなら、少しばかり勝負に出るのも面白そうですね」
「浅田さんが一緒なら、何とかなるんじゃないかな?……可愛いし」
「お前らなあ……しかも最後の関係ないだろ!?」
何とも能天気な剣王コンビの言葉に、しかし黒埼の覚悟も固まった。
「決まりかな。浅田さん。うちは貴女を信じる。貴女はどうしたい?」
『もしも……信じてもらえるなら』
躊躇いがちな少女の声が響く。
『地の果てへ、行ってみたいと思います』
黒埼が通信機の前に手を突き出した。
「よし、行きましょう」
「OK乗りました!」
「地の果てでも地獄の山でも行きますよ」
三つの手が重なる。
きっと向こうでは四つ目が重ねられているはずだろう。
『すみませんすみません』
通信機の向こうでペコペコ頭を下げているであろう浅田女史を想像し、三人は笑みを交わしあう。即席だが、いいチームになりそうだった。
かくしてここに猫と犬の前足は重なり、冒険は続く。
(空白改行除き991字)
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