越前藩国 Wiki

第1回提出:長征作戦(EV136-000)

最終更新:

echizen

- view
だれでも歓迎! 編集
f:PLAYER =<越前情報部>
t:編成 = http://www27.atwiki.jp/echizen/pages/407.html

準備AR:5
達成値:0
修正値:0

f:<越前情報部>の行動 = {
r:*偵察訓練,なし,なし,1,0(偵察関連の評価+1)
#AR5>4

r:*同調訓練,なし,なし,1,0(同調関連の評価+2)
#AR4>3

r:*同調訓練,なし,なし,1,0(同調関連の評価+2)
#AR3>2

r:*同調訓練,なし,なし,1,0(同調関連の評価+2)
#AR2>1

r:*同調訓練,なし,なし,1,0(同調関連の評価+2)
#AR1>0

r:*ワープアウトして戦闘を開始する,なし,なし,0,0
#次のアイドレスとして「本星への決死突撃(EV136-001)」を開きます。


t:要求されるパーティロールプレイ = 準備風景。
f:ロールプレイ={

故国NWから幾光年。
数多の星々が輝く宇宙空間を、帝國の、いやNWの威信をかけてペルセウスアームへと向かう者達がいた。

わんわん帝國軍元帥・悪童屋四季に率いられた大奇襲艦隊である。

その中の一隻に他より一際小柄な艦がある。

その名を冒険艦蝦天号。
過去にはエースや義勇社員達を乗せ、幾多の修羅場を潜り抜けてきた歴戦の艦である。
そしてまた、今回越前情報部が搭乗している船でもあった。

そのブリッジ。小刻みに揺れる艦の中で、情報戦用のシートを与えられた越前の面々は航行中にも休むことなく事前のシュミレーションを続けていた。分析に分析を重ねてもそれを裏切るのが実戦というものである。ただ、分析を重ねることで見えてくるものもある。

ふと、黒埼が端末から顔を上げた。

「静かだな……」
「あー。嵐の前の静けさってやつですかね」
「そうかもな。最後のワープアウトまでもう少しか……」
「抜けた先が敵のど真ん中じゃないといいですねえ」
「まあ本星への突撃だ。似たようなもんだろう」
「ねえねえ。せっしょ―様ー」
「ん、どうした閑羽君?」

それまで大人しくしていた閑羽が不意に声を上げた。

「これじゃ星が見えないー!」
「ズコー!!!」

盛大にシートからずり落ちる黒埼。SEIRYUから支えられつつ立ち上がる。
「……あのな、閑羽くん?」
「遠足じゃないことは知ってるよ?」
「遠……じゃなくて、あーいや。なんでもない。とりあえずワープ中は外部から遮断されてるから星は見えない。以上」
「ぶ~」
「はいはい、むくれても見えないものは見えないから―――」

『……ープアウト20分前。各員、所定の座席についてベルトを固定して下さい』

「っと、そろそろワープアウトか。二人ともベルト固定したか?」
「わ、わ、ちょっと待って」

ガチャガチャと閑羽がベルトをいじる。慌てて固定したためか、ちぐはぐなベルトの固定の仕方のままワープアウトが始まる。それを横目に、黒埼は細く息を吐いた。

ワープアウトの後、本隊は本星と敵主力艦隊の二手に分かれる。蝦天号は敵本星への突撃部隊である。

正直、生きて帰ってこれる保証はなかった。だが文殊の改修作業は山ほど残っている、と黒埼は自分に言い聞かせた。罰金が無いことがこれほど不安を掻き立てるとは思ってもみなかった。罰金がある限りは、自分は死ねない、いや死なない、と思ったものだ。

ワープアウトまで後20分。その先にあるのは、天国か、地獄か。

戦いが始まる。


(文字数:改行空白除き993字 )

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
記事メニュー
ウィキ募集バナー