環境設定(拡張編集)



環境設定をします。
タイムラインの何もないところで右クリック→環境設定

時間表示単位

◇時間表示単位
   編集画面や設定ダイアログでの時間の表示単位の形式を指定します。
  • 時分秒
  • フレーム

レイヤーの幅

◇レイヤーの幅
   レイヤーの縦幅を指定します。
大・中・小の3種類から選択します。レイヤーを多く使う人は小がデフォ。

再生ウィンドウで再生した時にカーソルを連動

◇再生ウィンドウで再生した時にカーソルを連動
   再生ウィンドウで再生した時に編集のカーソルを連動させます。
  • 連動しない場合(=チェックなし)
赤い縦線が現在フレームで固定。再生中は、再生位置が緑の縦線で表示され、右に移動していきます。
  • 連動する場合(=チェックあり)
赤い縦線(=現在フレーム)が、再生に従って移動します。再生を停止すると、停止した時点に現在フレームも移動します。
音合わせをする場合に便利です。
ちなみにキーボードのスペースキー(←ショートカットキー)で再生することができます。

カーソル移動時に自動でスクロール

◇カーソル移動時に自動でスクロール
   編集のカーソルの移動に合わせて編集画面を自動的にスクロールさせます。
タイムライン上で、現在フレーム(赤い縦線)を移動した時に、それに合わせてタイムラインが横にスクロールするかどうかを指定します。
通常は、チェックしたまま推奨。

D&D読み込み時に複数オブジェクトをグループ化

◇D&D読み込み時に複数オブジェクトをグループ化
   D&D読み込み時に複数オブジェクトで構成されるものをグループ化します。
タイムライン上にファイルをD&Dで追加した場合に、自動的にグループ化させておくか指定します。
例えば、音声付きの動画ファイルをD&Dした場合に、最初から動画オブジェクトと音声オブジェクトがグループ化されているかどうかを指定します。

ファイルの場所が変更された時にプロジェクトパスから読む

◇ファイルの場所が変更された時にプロジェクトパスから読む
   動画や画像ファイル等の場所が変更されて読み込めない時に
   プロジェクトのパスから読み込むようにします。
AviUtlでは画像等の保存場所を移動してしまうと、次回プロジェクトファイルを開いても読み込みエラーとなってしまいます(←絶対パス)。
この項目にチェックしておくと、プロジェクトファイルのパスから、同じ画像がないかどうかを探して読み込んでくれます。
※画像等はプロジェクトファイルと同じ階層に入れる必要があります。フォルダ分けしていた場合は読み込まれません。
例えば、PCを入れ替えた場合やプロジェクトファイルを配布する場合に、
画像などをフォルダ分けせずに、プロジェクトファイルと同じフォルダに入れておけば、エラーにならずに読み込んでくれます。

また、この他にオブジェクトファイル(.obj)をメモ帳などで開いて、パスを一括変換して修正する方法もあります。→小技集参照

中間点追加・分割時に中間の値を反映する

◇中間点追加・分割時に中間の値を反映する
   中間点追加や分割する時にその中間点の値を設定に反映させるようにします。
   トラックバーの変化方法によって反映のしかたが変わります。
座標などを直線移動している場合に、中間点を追加すると、その移動中の座標で中間点ができます。分割も同様。
例えば、X座標を0→500に直線移動している場合に、オブジェクトのちょうど真ん中に中間点を追加すると、0→250→500というように中間点が追加されます。
分割の場合だと、0→250と250→500の二つのオブジェクトに分割されます。
一方、チェックしていない場合には、前後の開始(終了)点の値と同じになります。

中間点追加・分割を常に現在フレームで行う

◇中間点追加・分割を常に現在フレームで行う
   中間点追加や分割を常に現在のフレームのみで行うようにします。
通常、オブジェクトを右クリックして中間点を追加する場合、右クリックした場所に中間点が追加されます。
この項目にチェックしておくと、現在フレーム(赤い縦線)のところに中間点が追加されるようになります。
右クリックする場所が少しずれていても、現在フレームに中間点が追加されるため、正確に中間点を追加できます。
どちらにするかはお好みで。

オブジェクトの端をつまむ時に隣接するオブジェクトも選択

◇オブジェクトの端をつまむ時に隣接するオブジェクトも選択
   オブジェクトの端をつまむ時に隣接するオブジェクトも一緒に選択するようにします。
前後(左右)にオブジェクトが隣接しているときに、オブジェクトの端をドラッグして長さを変更した場合、
隣のオブジェクトも一緒に付いてくるかどうかを設定します。

分割時にグループを別々にする

◇分割時にグループを別々にする
   分割や切り取りをしてオブジェクトが別れた場合に
   グループをそれぞれ別々になるようにします。
グループ化されているオブジェクトを分割した場合に、分割したもう一方のオブジェクトと分割されたままかどうかを設定します。
例えば、この項目のチェックを外していた場合、グループ化されたオブジェクトを分割しても、全体がグループ化されたままになります。

RGB色空間で飽和

◇RGB色空間で飽和
   明るさの上限を超えた色をRGB色空間で飽和するようにします。

自動バックアップ

◇自動バックアップを有効
   自動バックアップ機能を有効にします。
   バックアップの対象は拡張編集の編集データのみなので
   AviUtl本体側の編集情報は保存されません。
   バックアップファイルはexedit.aufの階層にbackupフォルダを作成してそこに保存します。
◇バックアップの間隔(分)
   自動バックアップする時間間隔を指定します。
   操作していない時はバックアップをスキップします。
   出力直前は間隔に関係なくバックアップをします。
◇バックアップファイルの最大数
   自動バックアップするファイルの最大数を指定します。
プロジェクトファイルが、一定の時間で自動的にバックアップが作成されるようにします。バックアップの間隔、最大数を設定できます。
バックアップファイルは、AviUtlフォルダ内の「backup」フォルダに「.exedit_backup」という拡張子で作成されます。
バックアップファイルを読み込むには、プロジェクト新規作成時に、「バックアップファイルから新規作成」を選択し、backupフォルダからファイルを指定して下さい。

動画ファイルのハンドル数

◇動画ファイルのハンドル数
   同時に開く動画ファイルの数を指定します。
   同時に開く動画ファイル数が多くなるとかなりのメモリを消費します。
   同一フレームで使用される動画ファイルがこの数を超えると
   極端にパフォーマンスが落ちます。

画像データのキャッシュ数

◇画像データのキャッシュ数
   オブジェクトが使用する画像データのキャッシュ数を指定します。
   キャッシュの数が多くなるとかなりのメモリを消費します。
   1個で最大画像サイズのデータをキャッシュする大きさがあるので
   小さなデータの場合は指定の数より多くキャッシュすることが出来ます。
   キャッシュが不足するとパフォーマンスが落ちたり処理が省略されます。
   画像以外のキャッシュとしても使用されます。

最大画像サイズ

◇最大画像サイズ
   拡張編集で編集する最大画像サイズを指定します。
   フィルタによってはAviUtlの最大画像サイズの設定で
   制限される場合があります。
読み込む画像や動画素材の最大サイズを決定します。最大サイズを超える部分は切り取られます。
PCスペックに応じて出来るだけ大きくしたいところ。
ex.制限されるフィルタ
  • ミラー:ミラーも含めたサイズが最大画像サイズを超えると、ミラー自体が適用されなくなります。
  • 画像ループ:最大画像サイズを超えてループ数を増やすと、だんだんと画像がぼやけてきます。

シャドウマップサイズ

◇シャドウマップサイズ
   シャドー(カメラ制御)で使用するシャドウマップのサイズを指定します。
最終更新:2013年02月11日 05:19