設定ダイアログ
○設定ダイアログ
オブジェクトの追加やオブジェクト自体をダブルクリックすることで
設定ダイアログが表示されます。表示中にダブルクリックで閉じることも出来ます。
① |
カメラボタン |
カメラ制御の対象とするかどうかを指定 |
② |
上のオブジェクトで クリッピング |
「上のオブジェクトでクリッピング」を適用するかどうかを指定 |
③ |
折りたたみ |
設定ダイアログを折りたたみます |
④ |
マウスマーク |
一部のフィルタ効果のアウトライン表示(破線)をON/OFFします |
⑤ |
矢印マーク |
入出力を変更します。オブジェクトの種類を変更する時に使用 |
⑥ |
+マーク |
フィルタ効果を追加します |
⑦ |
表示/非表示 |
オブジェクトの表示/非表示を切り替えます |
(カスタムオブジェクトの「多角形」の場合)
数値の入力方法
トラックバー横の数値の部分は直接入力できます。数値部分をドラッグすることで
値を変更することも出来ます。Shiftキーを押しながらドラッグすると細かく変更出来ます。
数値の直接入力やドラッグでの変更はトラックバーより大きな範囲で変更出来る項目があります。
トラックバー
トラックバーで数値を調整します。
ただ、トラックバーでは、一定の値で上限と下限が設定されています。それ以上の数値を設定したい場合は、数値をドラッグしたり、キーボードで入力する必要があります。
数値をドラッグ
数値をドラッグして調整します。
1の位の単位で数値を調整することが出来ます。また、Shiftを押しながらドラッグすると、小数点以下の数値も調整することが出来ます。
キーボード入力
数値を選択した状態だと、キーボードでも入力できます。
移動方法の個別選択
トラックバーの名前の部分をクリックするとトラックバーの値の変化方法を
指定することが出来ます。X,Y座標等の関連がある項目は連動して変更されます。
Shiftキーを押しながらだと個別にも変更出来ます。
設定ダイアログのうち、例えばX座標の
移動方法を選択すると、同時にY座標の移動の種類も同じように設定されるものと思います。
ここで、X座標の移動方法を、Shiftを押しながら選択すると、X座標のみを変更することが出来ます。
他には例えば、X座標は直線移動、Y座標は反復移動()、といったようにも設定できます。
数値の一括変更
複数のオブジェクトを選択した状態でトラックバー(数値入力、変化方法も含みます)
チェックボックス、フィルタ効果の有効/無効を変更すると選択オブジェクトの全てに反映します。
複数選択で変更
オブジェクトを複数選択した状態で、トラックバーの数値やチェックボックスを一括して変更することが出来ます。
ただし、複数選択の状態で、トラックバー横の数値を直接ドラッグして調整すると、選択状態が解除されてしまうことに注意。
一定の数値にそろえる小ワザ
複数のオブジェクトの特定の項目を、一定の数値にそろえたい場合には、
①一つのオブジェクトのみを変更したい数値に設定。
②変更したオブジェクトの設定ダイアログを表示した状態で、変更したいオブジェクト全てを複数選択。
③Ctrlを押したまま、先程の設定ダイアログのトラックバー横の▲ボタンを押し、数値を一度だけ動かし、すぐに元に戻す。
すると複数のオブジェクトの数値を変更することが出来ます。
(Y軸の値をそろえるケース)
合成モード
参照ファイル
◇参照ファイル
読み込むBMPファイルを指定します。
BMPファイルを設定ダイアログにD&Dすることでも変更できます。
参照ファイルからファイルを選択して画像などを読み込みます。
設定ダイアログにD&Dすることで、画像などを差替えることも出来ます。
また、キーボードのF5でファイルを再読み込みします(キャッシュの破棄)。
例えば、画像編集ソフトなどで画像を修正した場合に、最新の情報に更新します。
色選択ダイアログ
○色選択ダイアログ
テキストや図形等の色の選択時に色選択のダイアログが表示されます。
左側のパレットをクリックすると即座に色が選択出来ます。
RGB値を数値で指定したり右側のカラーサークル等で色を決めてから
OKボタンで決定することも出来ます。スポイトボタンは他のウィンドウの
色を取得することが出来ます。
スポイトはAviUtlメイン画面だけでなく、再生ウィンドウやデスクトップ等のPC画面上の色を取得することができます。
また、パレットは、デフォルトで色が設定されていますが、
パレットの部分で右クリック→現在の色をプリセットに保存、を選択すると、任意の色を登録することが出来ます。
よく使う色を保存するとよいかもしれません。パレットは、他オブジェクトの色選択ダイアログと共有です。
オブジェクト種類の変更
設定ダイアログ右上の矢印ボタンから、他のオブジェクトに変更することが出来ます。
標準描画から拡張描画に変更することが多いと思いますが、画像→図形・
テキストなど、他のオブジェクトに変更することも出来ます。
例えば、テキストをパーティクル出力させることもできます。
フィルタだけでなく、各種設定値も引き継がれるので、役に立つ場面があるかもしれません。
ルーラー
設定ダイアログの上部のルーラーや移動ボタンで表示フレームと選択区間を移動でき
右クリックメニューから下記を操作が出来ます。
◇現在位置に中間点を追加
現在の表示位置に中間点を追加します。
◇選択区間の長さ変更
現在の選択区間の長さを指定します。
○中間点を時間で均等配置
中間点を時間で均等に配置しなおします。
中間点の追加、均等配置はレイヤー上のオブジェクトで右クリックしても選択可能です→
オブジェクト参照。
一方、選択区間の長さ変更は、設定ダイアログからのみ選択できます。
中間点で区切られた区間を選択し、その区間のみの長さを時間orフレーム数で変更します。
設定の保存
初期値の設定
右クリックメニューから下記の操作が出来ます。
◇設定の初期化
設定を初期化します。
◇現在の設定を初期値にする
現在の設定を作成時の初期値にします。
設定ファイル(.exc)がプラグインと同じフォルダに作成されます。
「現在の設定を初期値にする」を選択すると、現在のオブジェクト設定(座標や拡大率などの項目)が初期値となります。
次回、同じ種類のオブジェクトを作成すると、同じ設定で作成されるようになります。
また、登録後、設定ダイアログで右クリック→設定の初期化、を選択すると、登録しておいた初期値に戻すことが出来ます。
なお、登録した初期値を削除したい場合は、AviUtlフォルダから直接「.exc」ファイル を削除する必要があります。
エイリアスの作成
◇現在の設定でエイリアスを作成する
現在の設定で別名のオブジェクトやフィルタ効果の追加メニューを作成します。
格納フォルダを指定すると階層メニューを作成できます。
エイリアス設定ファイル(.exa)がプラグインと同じフォルダに作成されますので
削除や階層の移動をしたい場合は直接ファイルを操作してください。
拡張編集を右クリックした際のメニューに、新たに項目を追加します。
設定ダイアログで右クリック→設定の保存→現在の設定でエイリアス を作成する、と選択し、
エイリアス名(項目名)を入力すると追加することが出来ます。
また、「格納フォルダ」を指定すると、自動的にフォルダが作成され、その中にexaファイル が保存されます。
設定ダイアログの設定値や、フィルタ効果などの設定が保存されます。
その他
設定ダイアログが表示している状態でTabキー(標準設定)を押すと現在のフレーム上にあるオブジェクトに
移動します。既に選択されている場合はその下のレイヤーのオブジェクトに移動します。
Shiftキーを押しながらだと逆方向に移動します。
最終更新:2013年02月15日 23:56