移動無し
◇移動無し
トラックバーの値を固定します。中間点での値を設定できません。
直線移動
◇直線移動
トラックバーの終了点を指定して値を直線的に変化させます。
最も基本的な移動方法です。直線的に移動します。
曲線移動
◇曲線移動
トラックバーの終了点を指定して値を滑らかに変化させます。
前後の移動に合わせて曲線的に、滑らかに移動します。
円を描いて移動する場合や、たくさん中間点を打って不規則な軌道で移動し続ける場合に効果的です。
ただ、思った通りの動きにすることは難しいかもしれません。
また、できるだけ思った通りの動きにしようと中間点を細かく打つと、逆にカクカクした不自然な動きになってしまいます。
なので、中間点の打ち過ぎには注意が必要です。
中間点無視
◇中間点無視
中間点のトラックバーの値を設定できないようにします。
中間点を無視します。
設定ダイアログでは、左の数値が最初のフレーム、右側の数値が最後のフレームの値になります。
例えば、特定の項目を中間点の影響を与えずに、一定して動かしたい場合に使用します。
(ex.座標は中間点を使用して動かすが、拡大率は一定の調子で拡大縮小させたい場合など。)
瞬間移動
◇瞬間移動
トラックバーの値を開始点で固定します。
その中間点の区間の間、数値は変わらず、次の区間に移った時に、数値が一瞬で変わります。
瞬間移動の場合には、設定ダイアログの左側の数値が、現在の数値となり、右側の数値は次の区間の数値となります。
(なので最後の区間では、設定ダイアログ右側の数値は意味を持ちません。)
Y軸のみを瞬間移動させた場合は↓のように移動します。(X軸は中間点無視で)
移動で使用するよりも、透明度やフィルタ効果の各設定値で使用することが多いかもしれません。
ランダム移動
◇ランダム移動
トラックバーの開始点から終了点の間でランダムに変化させます。
数値を一定の範囲内で、ランダムに変化させます。
ランダム移動の場合、設定ダイアログの左と右の数値の間で、ランダムに数値が変化するようになります。
そのままの場合、1フレーム毎にランダムに値が変化します。
ここで「
移動フレーム間隔」を設定することで(後述)、変化の速さゆっくり滑らかにすることができます。
反復移動
◇反復移動
トラックバーの開始点と終了点に交互に変化します。
数値を、設定ダイアログの左の数値と、右の数値の間を反復します。
反復移動の場合も、ランダム移動と同様、移動フレーム間隔を設定して、ゆるやかに反復させることが出来ます。
往復移動や拡大伸縮など、比較的単純なモーションを繰り返す場合に役に立つかもしれません。
移動量指定
◇移動量指定
トラックバーの値の開始点と変化速度を指定出来るようにします。
移動量を指定し、一定の速度で画像を動かします。
移動量指定の場合は、設定ダイアログの数値が通常と異なる意味を持つようになります。
設定ダイアログの左側の数値は、移動の初期値を意味します。
また、設定ダイアログ右側の数値は、1フレームあたりの移動量を表します。
例えば、X,Y座標は1ピクセル/フレーム、拡大率は1パーセント/フレーム、回転は1度/フレームを意味するようになります。
なお、一部の項目(拡大率や透明度、クリッピング)などは、移動量でマイナスの値を設定することができません。
移動量指定は、例えば、異なるオブジェクトを全て同じ速度で動かしたい場合や、中間点を気にせずに移動させたい場合に使うことが多いです。
特に画像を回転させ続ける場合には重宝します。
加減速移動
◇加減速移動
トラックバーの終了点を指定して値を滑らかに変化させます。
オプション
加速、減速
変化方法の種類によっては以下のオプションを設定出来ます。
◇加速
初速0から加速するようにします。
◇減速
減速して終速0になるようにします。
移動フレーム間隔の設定
◇設定
変化方法の設定のダイアログを表示します。
トラックバーの名前の部分をAltキー+クリックで
表示することも出来ます。
ランダム移動などの場合、通常、1フレーム毎に値が変化しますが、変化の速度を緩やかにすることも出来ます。
ランダム移動を選択した場合、移動の種類の選択から「設定」を選択できるようになっているものと思います。
ここにフレーム数を入力し、Enterで決定すると、その指定したフレーム数に応じて、ゆるやかに変化するようになります。
移動の間が補完されて、滑らかになるところがポイントです。
最終更新:2013年02月26日 20:46