タイムライン上で右クリックして表示されるメニューです。
メディアオブジェクトの追加、フィルタオブジェクトの追加
○メディアオブジェクトの追加
任意の場所のレイヤーでマウスの右クリックメニューから
動画読み込み、画像読み込み等のメディアオブジェクトをレイヤー上に追加することが出来ます。
貼り付け
○貼り付け
任意の場所のレイヤーでマウスの右クリックメニューから
既にコピーしておいたオブジェクトを貼り付けることが出来ます。
レイヤー上でCtrl+[V]キーでも貼り付けすることが出来ます。
空フレームの挿入
○空フレームの挿入
現在のフレーム以降のオブジェクトを指定時間後ろにずらします。
現在フレーム(赤い縦線)以降に開始するオブジェクトについて、後ろにずらします。
時間は、秒またはフレーム数で指定。
プロジェクトを作っていて、途中で”あのシーンも入れておけば良かった…”といったときに、間を空けるのに便利。
元に戻す
○元に戻す
オブジェクトの追加や削除、移動等をする前の状態に戻します。
ショートカットはCtrl+Z。いわゆる「アンドゥ・リドゥ」のこと。
AviUtlの場合は、一度しか元に戻せないので注意が必要。
オブジェクトの選択
○オブジェクトの選択
指定の方法でオブジェクトを選択します。
Ctrlキーを押している時のみ選択できます。
※Ctrlを押しながら選択する必要があります。
- 全てのオブジェクトを選択
- カーソル以降に開始するオブジェクトを選択
- カーソル以前に終了するオブジェクトを選択
グリッド(BPM)の表示
○グリッド(BPM)の表示
タイムラインにグリッドを表示します。
タイムラインから[G]キー(標準設定)でグリッドを表示することも出来ます。
○グリッドの設定
各種グリッドの表示間隔の設定をします。
Shift+[G]キー(標準設定)でグリッドの設定を表示することも出来ます。
◇グリッド(BPM)の表示間隔
グリッドの表示間隔をテンポ、拍子等で指定します。
拡張編集のタイムライン上に、テンポ(BPM)に合わせて、グリッドを表示します。
曲のテンポに合わせてオブジェクトを配置するのに非常に便利です。
※PMはBeats Per Minuteの略で、一分間における拍の数で、60BPMで1分間に60回テンポを刻みます。
グリッド(XY軸)の表示
○グリッド(XY軸)の表示
メインウィンドウのXY軸にグリッドを表示します。
メインウィンドウから[G]キー(標準設定)でグリッドを表示することも出来ます。
○グリッドの設定
◇グリッド(XY軸)の表示間隔
XY軸のグリッドの表示間隔を指定します。
縦幅を省略すると横幅と同じ値で表示します。
XY平面上に、補助線としてグリッドが表示されます。
最終的に出力(エンコード)する際には、グリッドは表示されないのでご安心を。
グリッド(カメラ制御)の表示
○グリッド(カメラ制御)の表示
メインウィンドウにカメラ制御用のグリッドを表示します。
カメラ制御関係のオブジェクト編集時のみ表示されます。
○グリッドの設定
◇グリッド(カメラ制御)の表示間隔
カメラ制御用のグリッドの表示間隔を指定します。
XZ平面上に、補助線としてグリッドが表示されます。
カメラ制御時には、空間の把握に便利な補助線です。
フレーム領域外の表示
○フレーム領域外の表示
フレーム領域外のオブジェクト領域の枠が見えるように表示します。
[V]キー(標準設定)でフレーム領域外の表示をすることも出来ます。
[1/1][2/3][1/3]ボタンで領域外の大きさを変更することも出来ます。
AviUtlメイン画面の外側が灰色で表示されます。
ただし、2/3や1/3で領域を大きく表示すると、編集画面や画像が実際よりも小さく表示されてしまうことに注意。
大きなサイズの画像を取り扱う場合や、画面外に画像を移動させる時に便利。
対象レイヤー範囲の表示
カメラ制御や
グループ制御では、レイヤー上で対象範囲が灰色にハイライトされます。
チャックを外すと、このハイライトが表示されなくなります。通常はチェックしたままかと。
選択オブジェクトの追従
○選択オブジェクトの追従
表示フレームを移動した時に設定ダイアログが表示されている
選択オブジェクトを同一レイヤーの表示フレーム上にあるオブジェクトに
移動するようにします。
レイヤー上で、オブジェクトを選択している時にフレームを移動すると、自動的に隣のオブジェクトを選択します。
通常はチェックしたままの項目と思います。
オブジェクトをスナップ
○オブジェクトをスナップ
レイヤー上のオブジェクトを移動している時に現在のフレームや
上下のオブジェクトの先頭や終了位置等にスナップするようにします。
右クリックメニューの追加や貼り付け等の位置もスナップされます。
オブジェクトを移動したり、ドラッグして長さを変更した場合に、
上下のレイヤーにあるオブジェクトの端に応じて、カチッとはまるように調整されていると思います。
チェックを外すと、この機能がオフになります。通常はチェックしたままの項目と思います。
画像処理を間引いて表示
○画像処理を間引いて表示
出力中以外で画像の表示をする時に一部の処理の重いフィルタの処理を
簡略化して速度優先で描画するようにします。
[Q]キー(標準設定)で画像処理を間引いて表示することも出来ます。
※対象:放射ブラー、方向ブラー、閃光、凸エッジ、ポリゴン描画
重いフィルタや操作をした場合に、表示を少しだけ簡略化して、操作を軽くします。
最終的な表示とは若干異なる表示になるので、最終確認の際にはチェックを外すとよいかもしれません。
なお、カメラ制御の深度ぼけ等、全く表示されなくなる項目もあるので注意が必要。
範囲設定
○最後のオブジェクト位置を最終フレーム
最後のオブジェクトの位置を最終フレームにします。
新規プロジェクトで作成している場合のみ有効になります。
○現在位置を最終フレーム
現在のカーソル位置を最終フレームにします。
新規プロジェクトで作成している場合のみ有効になります。
動画の最後の空白の部分を詰めて、最終フレーム(灰色の縦線)の位置を調整します。
- 最後のオブジェクト位置を最終フレーム
- 現在位置を最終フレーム
ファイル
○オブジェクトファイルのインポート
拡張編集の編集データ(.exo)をファイルから読み込みます。
読み込まれたデータは現在の編集中データの最後尾に追加されます。
※各フィルタの仕様が保存時と異なっている場合は正常に読み込めません。
○オブジェクトファイルのエクスポート
拡張編集の編集データをファイルで保存します。
編集データをオブジェクトファイルとして、インポート/エクスポートします。
オブジェクトファイル(.obj)は、プロジェクトファイル(aup)と似ていますが、
オブジェクトの状況のみが保存される点が異なり、レイヤーの表示/非表示の状況や現在フレームの位置までは保存されません。
オブジェクトファイルは、インポートすることで他のプロジェクトファイルに追加することができます。
”この動画で使った表現をそのまま別の動画で使いたい”といった場合にも役立ちます。
→メディアオブジェクトのAVI/BMP出力(RGBA)は
エンコードで解説
環境設定
最終更新:2013年02月11日 19:38