オーギュスト帝国
暗黒竜や魔王と人間が三つ巴で戦った時代、人間に勝利をもたらしたのが
ヴァロア王国のルーベンス公爵
クライス、のちに英雄帝クライス・オーギュストと呼ばれる英雄であり、彼が建国した。
オリゾンテ大陸の軸となるのが
- 魔法力を貴族の貴族性の証明とし、さらにヤーヴェ教の信徒とそれ以外を峻別する選民思想(闇魔法は差別の対象)
- 人はみな同じであり、亜人も含めた融和を重んじる思想(魔王・暗黒竜の討伐時も、ダーナ族・妖精・ミケツなどと協力した)
の対立であり、クライスは貴族でありながら後者であった。
そのため建国後も国内の貴族利権やヤーヴェ教の教権との折り合いがつかず、
ラシェスタの代には
- ラシェスタの父ベルトーゼと兄弟たちはヤーヴェ教団により毒殺(ラシェスタは庶民に混じって放浪していたため無事)
- 対立皇帝によるブランデンブルク帝国が大陸の東側を支配
というありさまになってしまった。
そこへきて、魔法力のないラシェスタの皇位継承が発生したため
「魔法力を貴族の貴族性の証明」とする高位貴族集団もまた反乱を決意。
貴族連合を結成して内戦となった、というのがシナリオ1時点での状況。
ラシェスタとの個人的友誼から
シャルレインが友軍となり、
展開によっては武を重んじる
ダズムントとの
永久同盟の道も開かれているが
その他は全て敵であり、大陸全体を再統一する必要がある。
難易度★で簡単そうだが、実際には
一般ユニットが育てにくく人材も癖があるため、オリゾンテに慣れていないと難しい。
初回プレイは
カイルや
フィールのほうが良いだろう。
判明している歴代当主は以下の通り。
(作中でオーギュスト一族の名前の区切りには=が使用されているためこれを踏襲)
(なお、クライス・オーギュストの出身地であるルーベンス公国はヴァロア王国に「辺境」として見捨てられそうになっており、のちにオーギュスト帝国はその意趣返しとしてヴァロア地方を「辺境」に認定、ヴァロアは衰退し、かつての王都シルヴィアはヤーヴェ教を否定する
銀の教団の牙城になっている)
- 百年戦争のヴァロア朝(アルマニャック派)
薔薇戦争のランカスター家、三十年戦争の皇帝軍など、
色々な「王権の確立を目指す改革派」モチーフが引用されていることがうかがえる。
のちに光の目のベルンダ帝国、ひいてはきのこたけのこ戦争ifのルマンダ帝国にもつながる系譜である -- 名無しさん (2024-02-04 00:01:22)
最終更新:2024年02月04日 00:05