フリージ

フリージ公国

グランベル王国を構成する6公国の内のひとつ。劇中での当主はレプトールブルームヒルダ(代理)
12聖戦士の一人「魔法騎士トード」を祖とし、雷の魔法トールハンマーを神器として受け継ぐ。
精強な雷魔法使いを多数揃えた騎士団、ゲルプリッターを擁する。

王都バーハラからは西に位置し、彼我の距離はごく近い。
アグストリアへと至る西方面街道と、ドズル・シアルフィから続く南方面街道がまじわる交通の要衝。
王都防衛の目から見ると、ヴェルトマーとともに最終防衛ラインとして機能する
そのためか城の周りは起伏のある土地となっており、いざとなれば街道の封鎖も容易となっている。
聖戦(本編子世代)終盤には当主代理ヒルダ・神器の継承者イシュタル母娘と激戦が繰り広げられた。

宰相でもあるレプトールはグランベルの中枢貴族との繋がりを大きくするべく、
息子ブルームとヴェルトマー家のヒルダを政略結婚させ、フリージ家の勢力は強大なものとなった。
劇中ではその権力を使ってバイロンシグルド親子を逆賊に仕立て上げている。

一方、皇帝となったアルヴィスには国力増大を、ロプト教団には聖戦士の気質を警戒されたのか、
動乱(本編親世代)終盤には当主レプトールを部隊ともども罠にかけて戦死させたり、
後に(ユリウスの意向でもあるが)ラインハルトを左遷するなど武力を削がれる処遇を受けている。
レプトールの望み通りアグストリアを与えたら自領と地続きとなり広大な国土になってしまうため、
反対側に位置し、戦火の収まらないトラキア半島北部を代替に宛がわれるのもむべなるかな。

トラキア半島への弾圧、ヒルダの意向によるロプト教団への積極的な加担(子供狩り)などにより、
終戦後には名声は地に堕ちるが、ティルテュ姉妹のの中から選ばれた新しい当主と、
トラキア776でリーフ等に味方したフリージ軍の生き残りを中心に再興していくことになる。
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最終更新:2024年09月20日 08:25