ラインハルト

ラインハルト

トラキア776に登場するフリージの将軍。
イシュタルの副官を務め、敵であるドリアスをもってして聖戦士トードの再来と言わしめた程の武人。
幼少時からの守役としてイシュタルにも頼られていたが、そのことがユリウスの不興を買い左遷させられてしまう。

レベル20のマージナイトで指揮レベル5・再行動5を持ち、連続・待ち伏せ・突撃・大盾のスキルを揃える。
武器は2回攻撃可能なダイムサンダマスターソードという、ガルザスサイアスと並ぶ最強の敵ユニットといえる。
昇進争いには興味が無く、解放軍に寝返った妹オルエンのことを心配し、理不尽な左遷にも抗議のひとつもしない人格的にもよくできた人物であり、まさに完璧超人。

進軍次第ではゲルプリッターを率いて突撃してきたり、サイアスの指揮効果を受けさらにパワーアップしたりするが、スリープシーフによる無力化からは逃れられないあたりちょっと悲しい…トラ7が杖ゲーと言われるのも納得である。
正攻法で打ち破る場合は、育ったオルエンによる聖なる剣での攻撃が望ましい。
聖なる剣はナイト系に特効・2回攻撃・魔力増加などの効果があり、オルエン自身はラインハルトからの支援を受けることが可能で、しかもラインハルトからオルエンに攻撃してくることは無いのだ。
……望ましいというか、この方法で仕留めろと思いっきり誘導されている。
あまりにいい人過ぎたのが、唯一の欠点だったのかもしれない。

兄妹での争いは可能なら避けたい!とか、敵ながら亡くすのは惜しい人物!とか思う人も安心してほしい。幸い城門の上で待ち構えるタイプではないので、彼を生かしたままクリアするのもじゅうぶん可能。
聖水かMアップを使ったスリープで寝かせ、下馬状態の彼をとらえて解放すると良い。(寝かしたまま放置、そのまま制圧してクリアしても良いが…)
ただオルエンとの会話を実行したいならスリープより先に行う必要があるのでそこだけ手間がかかる。ワープレスキュー、もしくは両方を利用すれば簡単だが、貴重な杖の使用回数をどこまで使うかはプレイヤーによる。
解放した時の台詞は「…また会おう…」
この時の心情は定かではないが、彼の人物像や性格から察するに復讐とかそういう意味ではないのだろう。
もしリーフ軍の戦が第30章ぐらいまで続いていたなら、同盟軍での再登場や、シヴァの時みたいな流れで仲間入りまであったかも…


余談だが、「完璧超人の兄貴キャラ」は後年になって似た特徴の人物が現れた。時代や世界が違えば主人公の立場だったかもしれない、と思わせてくれる存在。 それがラインハルト兄様である。
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最終更新:2025年04月24日 21:22