ハーディン

ハーディン

暗黒竜と光の剣/紋章の謎第一部/新・暗黒竜と光の剣

オレルアンの王弟であり、「草原の狼」の異名を持つ。ターバンと髭が印象深い。初期兵種はソシアルナイト
ドルーアに組するマケドニアによって国の大半が占領された後も屈せずに抵抗していた。
そんな彼の下にニーナが身を寄せ、打倒ドルーア帝国の檄を飛ばして数ヶ月、マケドニアの攻撃でいよいよ風前の灯火という所でアリティア軍と合流する事が出来た。

5章『オレルアンのせんしたち』(FC版)/4章『オレルアンの戦士達』(SFC版)で、配下の騎士達(いわゆる「オレルアンズ」)を引き連れ参戦する。
力や守備の初期値が若干高いため即戦力になりうる。成長率も悪くないがHPの成長が低めで武器レベルに多くが割かれているためややバランスに問題がある。部下のロシェの方がバランス良く有望であり更にSナイトにはもいるため彼を最後まで使う人は多くはないだろう。

紋章の謎第二部/新・紋章の謎

暗黒戦争終結後はニーナと結婚しアカネイア王となる。
ニーナ以外の王族が全滅したアカネイア王室は、男王を維持するためにニーナの婿に相応しい身分と若さを持った男性を必要としていた。
その中で候補に挙がったのはマルスとハーディンの二人だが、前者にはシーダという婚約者がいたため消去法でハーディンが選ばれたのだ。
ハーディンは政略とは無関係な個人的感情としてもニーナに想いを寄せていたため、当初は婚約を非常に喜んだ。

しかし、結婚後にニーナがカミュへの想いを捨てきれずにいることを知ってしまう(宮廷司祭ボア達は円滑に政略結婚を進めるため、この事を伏せていた)。
更に、アカネイアの貴族や騎士との折り合いも付かず、周囲に彼の精神面を支える者は存在しなかった。
貴族達が忠誠心を向ける先はニーナのみであり、格下の国から宗主国の王室に婿入りしたハーディンのことは露骨に軽んじていたのだ。
これらが積み重なった結果、ハーディンは部屋に籠って酒に浸るようになり、終いにはガーネフにつけこまれ闇のオーブに心を支配されてしまった。

闇に支配され豹変した彼は強引な方法でアカネイアの国力を回復し、国号をアカネイア神聖帝国と改め皇帝に即位した。
そしてマケドニア・グルニアへわざと反乱を起こすように仕向け、マルスに「アリティア全軍を率いて反乱を鎮圧せよ」と命令。
これが紋章の謎・第二部の始まりである。
その後、反乱鎮圧でアリティアを手薄にさせて、その隙に軍を侵攻させてアリティアを占領。
アリティア軍との全面対決となり英雄戦争を勃発させた。
マルスはハーディンをも救おうとしていたが、物語が進むと、その所業に怒った騎士や市民にクーデターを起こされて、これを鎮圧した為に闇のオーブから解放したとしても人々はハーディンを許す事は無い事態となってしまう。

第2部では職種が「こうてい」となり、アーマーナイトっぽくなって登場する。
8章『ソウルフル・ブリッジ』にてアリティア軍を包囲するために、直々に敵ボスとして出陣(当然この時は倒せない)してくる。
決着は20章『暗黒皇帝』で着く事になるが、運以外のパラメーターがMAX+グラディウス所持+闇のオーブで攻撃不可という、ボスとしてふさわしい凶悪な能力でマルス達を待ち受ける。
新紋章でもレベル30の皇帝として出現し、HP50、各ステータス20に魔法防御15と言う数値であるが、高難易度になるとHP80、各ステータスが最大で+10ずつ増加するというアルヴィスに匹敵する数値となリ、暗黒竜となったメディウスはこれを凌駕する。
  • ルナティックハーディン
Lv30 HP80 力30+20+1 魔力0 技30(必殺率20) 速さ30 幸運0 守備30 魔防25

尚、死に際、光のオーブの力によって僅かに正気を取り戻した彼は、
「ニーナ様に…‥伝えて‥ほしい…わたしは‥あなたを‥最後まで‥愛していた‥」
と最後までニーナへの想いを口にしていた。

関連【ニーナ】【オレルアン
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最終更新:2024年11月29日 00:03