いろいろなサイトや噂でよく耳にします
「同時点火コイルは良いよ~」
何が良いんだ?(笑)
「同時点火コイルは良いよ~」
何が良いんだ?(笑)
と言うことでその良さを体験するために、同時点火コイルに交換してみました。
まず、いくつか変わると思われるところは
(1)
デスビのローターが要らなくなる。
それによって分配によるロスが無くなることでトルクアップが図れる。
(2)
ローターによる点火時期の誤差が無くなり、回転がスムーズになる。
(3)デスビキャップとローターのコンディションを心配しなくて済む。
これによって、心にゆとりが生まれる(大切)
主なところはこれくらいでしょう。
実際に動画で動きを見てみると、
こちらが一般的なデスビを使った点火システムの略図です。
真ん中の赤い○がデスビのローターです。
右の紫がポイントになります。
左の3角はプラグ、真ん中少し右の4角がイグニッションコイルです。
ポイントが開くと1次電圧が遮断され、イグニッションコイルに2次電圧が発生します。
それをローターによって各プラグに交互に分配します。
まず、いくつか変わると思われるところは
(1)
デスビのローターが要らなくなる。
それによって分配によるロスが無くなることでトルクアップが図れる。
(2)
ローターによる点火時期の誤差が無くなり、回転がスムーズになる。
(3)デスビキャップとローターのコンディションを心配しなくて済む。
これによって、心にゆとりが生まれる(大切)
主なところはこれくらいでしょう。
実際に動画で動きを見てみると、

真ん中の赤い○がデスビのローターです。
右の紫がポイントになります。
左の3角はプラグ、真ん中少し右の4角がイグニッションコイルです。
ポイントが開くと1次電圧が遮断され、イグニッションコイルに2次電圧が発生します。
それをローターによって各プラグに交互に分配します。

2又に分かれた2次ターミナルから直接それぞれのプラグに繋がっています。
見るからに効率が良さそうです。
GIF動画を作るのも楽でした(笑)
実物を見てみます

オンタリオで買ったのになぜかJAPANの文字が。
富士重工製かな?
イタリア製じゃなくて良かったです
日本製なら安心ですね。

外部抵抗です。(1.7Ω)
イグニッションコイル自体の1次抵抗は1.8Ωでした
ヘインズのマニュアルでは「3.3Ω以下にならないように」と書いてあったので丁度ピッタリです。

富士重工製かな?
日本製なら安心ですね。

外部抵抗です。(1.7Ω)
イグニッションコイル自体の1次抵抗は1.8Ωでした
ヘインズのマニュアルでは「3.3Ω以下にならないように」と書いてあったので丁度ピッタリです。
そしていつものようにレントゲン写真を撮ってみました(笑)

赤がコア。
(中心にある、珪素鋼板を合わせた物)
紫が1次コイル。
1次コイルは0.5~1.0ミリのケーブルを150~300巻いています。
緑が2次コイルです。
2次コイルはさらに細い0.05~0.1ミリを15000~30000回巻いています。

(中心にある、珪素鋼板を合わせた物)
紫が1次コイル。
1次コイルは0.5~1.0ミリのケーブルを150~300巻いています。
緑が2次コイルです。
2次コイルはさらに細い0.05~0.1ミリを15000~30000回巻いています。

発生した2次電圧は2次抵抗を介してプラグへと行きます。

バッテリーからの12Vがここのプラスに入り、マイナスからデスビのポイントに繋がります。
その先はボディーアースされポイントが閉じているときは普通に導通されます。
そして、ポイントが開くと「コイルの自己誘導起電力と相互誘導作用」というよく解らない力で高電圧が発生します。
簡単に?説明するとコイルに電流が流れていて、それを急激に遮断するとコイルには電流を流し続けようとする力が発生するこれが自己誘導起電力。
コイルを2つ並べて1方のコイル(1次コイル)に流れる電流を変化させるともう一つのコイル(2次コイル)には1次コイルの磁界の変化を妨げる方向に起電力が発生する。これが相互誘導作用。
そんなこと言われても電気なんて目に見えないから
よく解りません。
そう言う物だと割り切ることにします。
よく解りません。
そう言う物だと割り切ることにします。
さて、車体に取り付けることにします。
このコイルは外部抵抗式なので抵抗とコイルを接続するリード線を用意します。

長さは適当で大丈夫です。
そしてステーを使って車体に固定します。

こんな感じです。
このコイルは外部抵抗式なので抵抗とコイルを接続するリード線を用意します。

そしてステーを使って車体に固定します。

取り付けるとき注意することは、コイルと抵抗、それぞれに結構な熱が発生します。
したがって2つは少し離した方が良いようです(K島談)
抵抗は碍子(ガイシ)で出来ているので衝撃に弱いです。
すぐ割れてしまうので取り扱いには気をつけましょう。
したがって2つは少し離した方が良いようです(K島談)
抵抗は碍子(ガイシ)で出来ているので衝撃に弱いです。
すぐ割れてしまうので取り扱いには気をつけましょう。
配線は
(1)
今までのコイルのプラスについていたケーブルを外部抵抗の1方に接続。
(2)
同時点火コイルのプラスと外部抵抗のもう1方を接続。
(3)
同時点火コイルのマイナスとデスビを接続。
(4)
プラグコードを同時点火コイルの2次ターミナルに接続。
(1)
今までのコイルのプラスについていたケーブルを外部抵抗の1方に接続。
(2)
同時点火コイルのプラスと外部抵抗のもう1方を接続。
(3)
同時点火コイルのマイナスとデスビを接続。
(4)
プラグコードを同時点火コイルの2次ターミナルに接続。
これで終了。実に簡単です。
エンジンをかけてみます
始動性は変化ありません。
おおっ!アイドリングが非常に安定しています
タコメーターの針が1200rpmあたりからピクリとも動きません。
始動性は変化ありません。
おおっ!アイドリングが非常に安定しています
タコメーターの針が1200rpmあたりからピクリとも動きません。
それでは発進です。
ほほ~低回転時のエンジンの振動が少し減ったようです。
少しずつ回転をあげていきます。
2500~3000rpm・・・
これは・・・トルク感が上がったようです。
この辺はアーシングの方が効果が感じられました。
ほほ~低回転時のエンジンの振動が少し減ったようです。
少しずつ回転をあげていきます。
2500~3000rpm・・・
これは・・・トルク感が上がったようです。
この辺はアーシングの方が効果が感じられました。
3000~3500rpm
なかなか・・・タコメーターの針がスムーズに上昇して行きます。
なかなか・・・タコメーターの針がスムーズに上昇して行きます。
3500rpm~
いや~~ん!(*^。^*)
このあたりから外部抵抗式と内部抵抗式の差が
確実に出てきています。
いや~~ん!(*^。^*)
このあたりから外部抵抗式と内部抵抗式の差が
確実に出てきています。
(外部抵抗式は内部抵抗式に比べ1次コイルの巻き数が少なくなっています。1次電圧はゆっくりと立ち上がるため低回転時はポイントが長時間閉じているので十分に流れるのですが、高回転になると1次電圧の立ち上がりが間に合わず、1次電流量が減り2次電圧が十分に発生しなくなります。そこで1次コイルの巻き線数を減らし、1次電流の立ち上がりをよくしたのが外部抵抗式のコイルです。コイルの巻き線数を減らすとコイルの抵抗値も減少し、低回転時の1次電流が増えると共に発熱量も増加します。そのために1次コイルと直列に外部抵抗をいれ、1次電流が大きくなりすぎないようにしています)
全体的にエンジンの回り方がスムーズになり、特に3500rpmからのエンジンのレスポンスが確実に向上しています。
街乗りがとても楽になりました。
うん、これはみんなが勧めるわけだ
買って良かった!
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