エルオラン国

概要

ローイア諸島にある国のうちのひとつ。王政国家。
現国王はトーライヴィス・E(エルオラン)・フォレットメリー22世。
王都の名前はカショカレーダ。山の中腹にあり、王族が住まう城を頂点に緩やかな斜面を描くようにして広がっている。
「エルオラン」と呼ばれる種族が住まう国。
戦争時代はこの種族しか住んでいなかったが終戦後ローイア諸島間での行き来が自由になった現在は他の種族も住んでいる。
そうは言うものの、この国の人口の殆どが「エルオラン」である。
またエルオランでは本名ではなく親しみをこめるために、平民も王家も例外なく愛称で呼ぶのが普通。エルオランの人々の名前が長いのはその為である。
(例:国王のトーライヴィスならば「トーリス」と呼ばれる)


ウォッツホックマウンテン

エルオラン国の観光名所のうちのひとつ。
常夏のローイア諸島にあるにも関わらず山頂付近は永久凍土となっている不思議な山。

この山の中腹にエルオラン国の城があり、そこから緩やかな斜面を描くようにして王都「カショカレーダ」は広がっている。エルオラン王都及びウォッツホックマウンテン付近は他所に比べて涼しく湿気も少ないため、避暑地として特に人気がある。
尚、中腹より山の上へ踏み入る為の入り口は城内にしかなく厳重に守られており、一般人は入ることが固く禁じられている。
名所となっているのは、正しくは『天を貫く程の雪をかぶった真っ白な雪山と荘厳なエルオラン国王城の風景』である。俗に言う景勝地。
どっしりと構えた雪山はさながら雪の王冠、それを被るエルオランの王城は威風堂々たる王そのもの。
偉大さを感じるほどの美しい風景は、近くの丘や高い所から見ることができ、この風景を求めてやってくる画家や写真家は後を絶たない。
山頂付近が永久凍土となっているのは、実は四聖獣のうちの一匹、「玄武」が鎮座しているからだと言われている。


旧要塞丘都市アスレドヴァルレッコ

王都から馬車で一時間弱のところにある内地の都市。観光地の一つ。
戦争時代は城塞都市であったが、現在はその名残である建物を残したまま、世界的なクリスタルガラスの名産地となっている。
標高300m弱の丘に上から下に連なるようにして都市は形成されており、上下の移動はエレベータが使用される。
上記の理由から「クリスタルの丘」という別称も。
内地にあるため海は見えないが景色は抜群。季節によっては夕日に照らされて金色に光る麦畑が見られたりする。
ここで作られるクリスタルガラスはお土産としても大変人気で、ポートワインと合わせて購入される為、特にワイングラスが人気である。
最近では他国の需要に答え、魔法的効果を施したクリスタルガラスポットやライトなんかも作られ始めている。


国章について

人に一対の角が生えているエルオランの姿そのものを示している。人の部分は「心」であるとも言われている。
己が本性、エルオランの生まれであることに誇りを持てという願いが篭められている。




  • その他
エルオラン関係の様々な名前のコンセプトは「長めでパッと見漢字にできないような長めの名前」だったりします(笑)
だからこの国出身のデュランにもちゃーんと長い名前がござったりします
最終更新:2014年05月21日 02:02
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