株式会社クインテット
1989年に創立したゲームソフトメーカー。
日本ファルコムの『
イース』・『
イースII』の製作スタッフが中心となって設立。
社名の由来は「プログラマー・企画・グラフィック・サウンド・プロデューサー」の5つの要素を合わせた5重奏「クインテット」から。
『イース』で培われた技術を基にアクションRPGを中心に作成しており、特に
古代祐三の音楽が高く評価された『
アクトレイザー』、奥深い世界観やストーリーが魅力の『
ソウルブレイダー』、『
ガイア幻想紀』、『
天地創造』の「ソウル三部作」は今でも根強いファンが存在する。
GD-NETに参加していたESP出資企業であるためクインテットはサターン用ゲームを開発し、PS用ゲームは子会社の
シェードを設立して開発する形になった。
シェード開発の第1作は『
グランストリーム伝紀』。
その後も様々な作品を開発しており、GBAのスーパーロボット大戦シリーズのように、サウンドのみ開発協力する場合も多い。
しかし2000年代後半から活動状況がはっきりとしなくなり、現在は残念ながら活動を停止している模様。
シェードは活動を続けており、クインテットのサウンドスタッフだった
曳地正則もシェードに移っている。
作品
ソウル三部作
アクトレイザーシリーズ
その他
主な作曲家
- 小林美代子※クインテットに所属していた作曲家。天地創造などを担当。
- 曳地正則※クインテットに所属していた作曲家。天地創造などを担当。
- 金田直樹※クインテットに所属していた作曲家。ソロ・クライシスなどを担当。
- 十一谷明広※クインテットに所属していた作曲家。後期クインテット開発作品のほとんどを担当。
- 落合貴子※クインテットに所属していた作曲家。スーパーロボット大戦シリーズなどを担当。
- 古代祐三※エインシャント所属の作曲家。アクトレイザーシリーズなどを担当。
関連項目
- 日本ファルコム※イースの製作スタッフが独立してクインテットを設立。
- エニックス※アクトレイザー、ソウル三部作などの発売元。
- エインシャント※古代祐三氏率いるゲーム制作会社。アクトレイザー2やスラップスティックなどで開発協力を行う。
外部リンク
最終更新:2024年05月10日 23:36