SMALL TWO OF PIECES ~軋んだ破片(かけら)~
概要
エンディングスタッフロールで流れる歌曲。
スクウェアのゲームで初に使用されたボーカル曲として知られる。
イギリス人歌手によるジョアンヌ・ホッグ氏によるケルティッシュ・バラードであり、
ゼノギアスの企画・演出を担当した加藤正人氏が作詞し、それを英語に訳したものが歌われている。
重要なイベントで使用されるBGM『
遠い約束』と同じメロディーが使われており、奥深い歌詞とあいまって、このゲームの壮大なストーリーを締めくくるのに相応しい曲として人気が高い。
一方、サウンドトラック以外のCD「CREAD」には「SMALL TWO OF PIECES ~軋んだ破片」の日本語版も収録された
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余談1 |
この曲のサビの部分の歌詞である『Broken mirror, a million shades of light(百億の鏡のかけら ちっぽけな命の灯火)』の部分は、このゲームの前に発売された『 ファイナルファンタジーVII』で魔晄中毒になった主人公・クラウドが呟いた「 百億の鏡のかけら・・・小さなともしび・・・とらわれた天使の歌声・・・ゼノ・・・ギアス・・・」と共通している。
このことから『ファイナルファンタジーVII』と『ゼノギアス』は何らかの関係があるのではないかとされていたが、両ゲームに直接的な関係は無く、製作スタッフが共通していたことから『ゼノギアス』の宣伝に使われたという見方が強い。
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余談2 |
この曲は当時大人気上映中だった映画『タイタニック』の主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」に似てるという声があった。
これには光田氏は激怒したらしく、わざわざ『ゼノギアス』のサントラにこの曲をレコーディングした日にちを書いたという。
光田:(略)「タイタニック」も上映されてなかった時代の少し前に、アイルランド音楽風の歌を録ってきたんですね、「ゼノギアス」の。
そのあと1年くらい開発があって、その間に「タイタニック」が出て、
エンディングが流れた瞬間に「タイタニック」のサウンドに似てるって言われたんですよ。
もう、ふざけんなって話で(笑)、サウンドトラックにレコーディングした日にちを書いたんですよ。
「タイタニックが出る前に、録音終わってんだよ」と!
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歌詞
ゼノギアス オリジナル・サウンドトラック
-MYTH-The Xenogears Orchestral Album
最終更新:2025年01月23日 17:10