TATSUJIN

タツジン / TRUXTON

機種:AC, MD, PCE, EGRETII mini, ASTRO CITY mini V, Win
作曲者弓削雅稔
サウンド (MD):弓削雅稔 *1
サウンド (PCE):SHOTARO
編曲者 (PCE):増子司
開発元:東亜プラン (AC, MD)、スティング (MD)
発売元:タイトー (AC, PCE)、セガ (MD)
発売日:1988年10月中旬 (AC)、1989年12月9日 (MD)、1992年7月24日 (PCE)、2022年3月2日 (EGRETII mini)、2022年7月28日(ASTRO CITY mini V), 2023年2月14日 (Win)

概要

全5ステージのシューティング。続編は『達人王』。
派手にパワーアップしていくショットや強力なボム、高い難易度等で知られる人気作。
達人ビームやサンダーレーザーは多くのゲーマーを魅了した。

作曲者弓削雅稔氏。シューターの心を揺さぶる没入感を見事に表現していると言える。
弓削氏は本作でチーフプロデューサーとプログラマーも兼任している。
ちなみに弓削氏は現在、東亜プラン作品の権利を管理している本作と同名の会社の代表取締役を務めている。

メガドライブ版ではBGMが全体的にアップテンポになってしまっている。
これについて弓削氏は音源の仕様を知らされたのがマスターアップ二週間前で調整が間に合わなかった為と語っている*1
(厳密に言えば、当時メガドライブ版をPALと呼ばれる主に欧州で使われていた映像規格で作っていたのが原因。日本で使われているNTSCという規格とは仕様が色々違い、ここでフレームレートが問題になった。通常のPALは50FPSで動作するのに対しNTSCは60FPSで動作する。そのためPALで作ったデータをそのままNTSCで出力するとちょうど1.2倍の速さで出力されてしまう。それが原因で日本版は音楽がアップテンポになった。欧州版を正しい環境で動作させればAC版と同じテンポで音楽が流れる。)

PCエンジン版は増子司氏が編曲を担当*2
原曲に忠実なアレンジだが『女神転生』等、手掛けた作品を彷彿とさせる音の使い方をしている。

(次作:達人王

収録曲

曲名 補足 順位
CREDIT
OPENING~STAGE 1 "BRAVE MAN~FAR AWAY" 1面
BOSS "CRISIS" ボス
STAGE 2 "SALLY" 2面 アーケード181位
第2回マイナーレトロ18位(PCE)
STAGE 3 "HOPE" 3面
STAGE 4 "FRIEND" 4面
STAGE 5 "UNKNOWN" 5面
GAME OVER"RECOLLECTION" ゲームオーバー
NAME ENTRY "DOWN FALL" ネームエントリー
CONTINUE "AGAIN" コンティニュー
サントラアレンジ
BRAVE MAN ~ FAR AWAY 2018 「BRAVE MAN~FAR AWAY」のアレンジ
ゲーム天国 CruisinMix Special』より、タイムアタックモード TATSUJIN BGM
アレンジ:上村建也

サウンドトラック

TATSUJIN ~東亜プラン・ゲーム・ミュージック SCENE ONE


アナログ収録

東亜プラン シューティング クロニクル


アナログ収録

東亜プラン ARCADE SOUND DIGITAL COLLECTION Vol.10


デジタル収録

東亜プラン ARCADE SOUND DIGITAL COLLECTION Vol.11


アレンジバージョンをデジタル収録
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最終更新:2023年08月04日 18:30

*1東亜プラン ARCADE SOUND DIGITAL COLLECTION Vol.10』ブックレットより

*2 PCE版に関わったと思われる旨のツイートをしている。