銀河最強の戦士

銀河最強の戦士


概要

「わたしのねがいは、もっと強くなりたいこと…」

「このわたしにふさわしい…」

「銀河最強の戦士と戦わせてくれ!」



いにしえのじだいに そのゆえに

ふういんされた でんせつのせんし。

はるかなるときをこえ いざしょうぶ!


星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』で追加された『メタナイトでゴーDX』のラストボスである「ギャラクティックナイト」との対決で使用される曲。
メタナイトの願いに応じたギャラクティック・ノヴァによって召喚され戦闘開始となる。
カービィシリーズ屈指の強ボスとして名高いメタナイトの強化版というべき戦闘力とレボリューションソードに代表される新技、メタナイトと相反する異質なデザイン、そしてエレキギターが容赦なく掻き鳴らされドラムが打ち鳴らされるハードコア・パンク調の激烈かつ疾走感あふれるBGMがプレイヤーに強烈な印象を与えた。
作曲者は明かされていないが、Wiiとロボプラの二作でアレンジ曲を手掛けたこと、何より変拍子を多用したマトモなリズムを取らせる気のない曲構成から石川氏であると思われる。


異空間(いくうかん)ロードをぬけ、ココとはちがう
(べつ)ジゲンより (まよ)()んできた 銀河最強(ぎんがさいきょう)戦士(せんし)
数多(あまた)のジゲンや (とき)をこえ、ジェムの ふういん
やぶられた。 ついに(いま)(けっ)して出会(であ)わぬ
はずの 存在(そんざい)との… (ゆめ)のバトルが はじまる!


星のカービィ Wii』及び『星のカービィ Wii デラックス』では、エクストラモードのエンディングでその存在が示唆された後『真 格闘王への道』でギャラクティックナイトとの対決となりプレイヤーを驚かせた。
前半戦は「4つ首の守り神:ランディア」が流れるが、HPを半分まで削ると後半戦に突入しWiiの音源による正当アレンジ「異世界からの戦士」が流れ二度驚かされることに。
全体的にドラムが強く重低音となりよりドスの効いた曲調に仕上がっている。
『デラックス』では1プレイヤーがカービィかバンダナワドルディを選ぶと『WII』と同じ曲構成になるが、デデデ大王かメタナイトで挑んでいると前半戦の戦闘曲が『カービィファイターズ2』の「天を貫く絆の間」に、後半戦は後術の『ロボボプラネット』のアレンジ曲「時巡る銀河最強の戦士」に変わる。
後半戦曲をバックに開幕早々のライジングスパイン3連発と、エナジーソードからのトゥエルブエナジーシャワーの波状攻撃は圧巻である。
このトゥエルブエナジーシャワーだが、再登場の度に本数が多くなっており、『デラックス』では30周年記念ということか30本も降らせてくる。
なお、『星のカービィ スターアライズ』でもこの曲を引っ提げギャラクティックナイトが登場するのだが…。まさかの出オチである。
余談だが、この二番煎じが続編まさかの存在に対して行われることに。


その(ちから)ゆえ おそれられてきた、(すべ)てを ほろぼし
かねない (いにしえ)剣士(けんし)クローンではなく、未知(みち)なる
異空間(いくうかん)ロードから 時空(じくう)をこえ よびさまされた。
(さま)ざまな時代(じだい)で ふういん されてきた きろく
(のこ)るが、しょうめつ させることは できていない。


星のカービィ ロボボプラネット』では『メタナイトでゴー リターンズ』のラストボス三連戦のトリとして登場。
時空テンイ プログラムで強制召喚した星の夢を一刀のもとに切り捨てた後に戦闘開始となる。
前半戦は『WII』で使用された「グランドローパー」が流れ、HPが半分近くとなった後半戦開始ととも再アレンジ曲「時巡る銀河最強の戦士」が流れる。
ロボボプラネットの雰囲気に合わせてか曲のペースが少々遅くなり、機械音を取り込んだこれまでとは趣の異なる曲調となっている。
この曲の開始とともにライジングスパイン5連発と時界大斬閃のコンボが敢行され相変わらず容赦がない。

ふくしゅうの マントの 魔法使(まほうつか)いによって
(いにしえ)英雄(えいゆう)が よびさまされた!
銀河最強(ぎんがさいきょう)(ちから)()(まえ)に たちはだかる!


(いにしえ)英雄(えいゆう)にして 銀河最強(ぎんがさいきょう)戦士(せんし)
おそれるな ハンターズ!()
(にん)(ちから)(いま)こそ()せてやれ!


スーパーカービィハンターズ』は、ギャラクティックナイト改め「淵源を巡る英雄」として登場。
ストーリークエストの神:ラストバトルではアナザーナイトメアリベンジを撃破後、わいわいクエストでは超:淵源を巡る英雄で対決となる。
ストーリークエストでは異空間ロードで召喚したアナザーナイトメアリベンジを一刀のもとに切り捨てた後に戦闘開始…何かデジャヴを感じる展開である。
今回はエレキギターが全面に出ており、曲調もかなり変わっているためこれまでとはかなり違った印象を受けるだろう。


淵源(えんげん)(めぐ)英雄(えいゆう)(ふたた)降臨(こうりん)
世界(せかい)運命(うんめい)をかけた さいごの (たたか)いに
いどめ!スーパーカービィハンターズ!()


(ひかり)なき 暗黒(あんこく)に そまる (いにしえ)英雄(えいゆう)…!
この (めぐ)(たたか)いに 終止符(しゅうしふ)を!
いけ!(しん)の スーパーカービィハンターズ!


そして今作では更なる強化形態であるストーリークエストの「淵源を巡る英雄 光」及びわいわいクエストの「淵源を巡る英雄 闇」が、それぞれのクエストのラストボスを務めることになりアレンジ曲がもう一曲作成されることになった。
すでに変わりすぎていた曲調が更に変わったのみならず、主旋律がエレキギターだけではなくヴァイオリンまで追加され原曲の面影がなくなりかけている印象すら受けるほどである。
戦闘面においても新規追加技がないにもかかわらず、既存の技の攻撃力と変化が完全に異次元の領域に達しており、生半可なレベルと装備では曲調と重なり絶望すること請け合いである。
そして代表技のレボリューションソードとエナジーシャワーに至っては色々とんでもないことになっており、初見では間違いなく驚かされるだろう。

余談となるが、「淵源」という言葉がカービィシリーズで使われたのは、実は前作からであり、「真 破神エンデ・ニル」のスペシャルページに「淵源の祖」と記されたのが初である。さらに、このラストバトル直前の休憩所で流れる曲名が「淵源を巡る回廊」。これらの意味することは…。


そして曲調からして明らかに場違いとしか思えないこの曲が『The Sound of Kirby Café 2』で「友と夕陽と…」と共に「黄昏と星空の珈琲店」の名で大原萌氏によってジャズアレンジされた。
「静かでレトロな喫茶店に似合う、そんな雰囲気」ということで、原曲の荒々しさはどこ吹く風とばかりにピアノとトランペットが奏でるオシャレな一曲に様変わりしてしまった。

過去のランキング順位

星のカービィ ウルトラスーパーデラックス「銀河最強の戦士」

星のカービィ Wii「異世界からの戦士」

星のカービィ ロボボプラネット「時巡る銀河最強の戦士」

スーパーカービィハンターズ スーパーラストバトル


サウンドトラック

星のカービィ ウルトラスーパーデラックス オリジナルサウンドトラック


星のカービィ Wii ミュージックセレクション


星のカービィ ロボボプラネット オリジナルサウンドトラック


タグ:

石川淳
+ タグ編集
  • タグ:
  • 石川淳
最終更新:2025年04月25日 20:00