GAME START ◆D9THRcSnZDr0
「……ここは、一体?」
まどろみの中、パラディン・セシルは目覚める。
周りを見回しても先ほどまでいたはず仲間たちの姿はなく、
セシルの目の前にはうす暗い空間だけが広がっていた。
周りを見回しても先ほどまでいたはず仲間たちの姿はなく、
セシルの目の前にはうす暗い空間だけが広がっていた。
「セシル、気がついたのね?」
セシルに声をかける女性が現れる。
「ローザ、ここがどこだか分かるかい?」
セシルはローザにこの場所のことを問いかける。
しかし、ローザはううんと首を横に振る。
しかし、ローザはううんと首を横に振る。
「私も気がついたらここにいたの。セシルだったら分かると思って」
「そうか……カインたちの姿が見えない。一体どこにいるんだ?」
「そうか……カインたちの姿が見えない。一体どこにいるんだ?」
セシルは辺りを見回す。いつもならローザの他にも親友のカインやリディアたちがそばにいるはずであった。
しかし、セシルが見つけられたのはローザただ一人。暗がりのせいで他の仲間たちを見つけることが出来なかった。
しかし、暗闇の中を目を凝らして見ると、自分たち以外にも何人もの人の影が立っているのを見つけることができた。
その人影は戸惑っていたり、周囲の人たちと話し合ったり、この状況が普通ではないことは明白であった。
しかし、セシルが見つけられたのはローザただ一人。暗がりのせいで他の仲間たちを見つけることが出来なかった。
しかし、暗闇の中を目を凝らして見ると、自分たち以外にも何人もの人の影が立っているのを見つけることができた。
その人影は戸惑っていたり、周囲の人たちと話し合ったり、この状況が普通ではないことは明白であった。
「ヘイ、ヘイ、ヘ~~~イ!みんな注目!」
突如、ざわめきの中に一つの軽快な声が木霊した。
セシルとローザは声のした暗がりの奥に目を向ける。
そこにはいつの間にかいたのか、帽子をかぶった小さなピエロのような人物が立っていた。
セシルとローザは声のした暗がりの奥に目を向ける。
そこにはいつの間にかいたのか、帽子をかぶった小さなピエロのような人物が立っていた。
「ボクはマルク。お目覚めのところ悪いけど、ボクの話を聞いてほしいのサ」
マルクと名乗った一頭身の生物は壇上でセシルたちのことを目をきらめかせながら見回す。
「キミたちはボクの開催するゲームに参加してもらいたくて集まってもらったのサ」
「ゲーム?」
セシルとローザの所からは別の方で声がした。
「そう、ゲームなのサ。キミたちには……殺し合いをしてもらうのサ!」
『殺し合い』
そう言い放ったマルクの言葉に聞いていた一同は一瞬、静寂に包まれた。
「ふざけんじゃねぇ!!誰がそんなことするか!」
「落ち着け、花村」
「落ち着け、花村」
セシルとローザは向こうの人影の方から少年らしき声とそれをなだめるもう一人の少年の声がしたのを聞いた。
その少年のゲームを拒否する発言を皮切りにざわめきや、ゲーム反対の罵声が次々に飛び交う。
その少年のゲームを拒否する発言を皮切りにざわめきや、ゲーム反対の罵声が次々に飛び交う。
マルクはそんな壇上の下の声に対し、全く意に介してない顔であった。
「残念だけど、キミたちに選択権はないぜ。ボクに逆らうこともこのゲームから逃げることも許されない。
ほら、キミたちの身に何か違和感がないかい?」
ほら、キミたちの身に何か違和感がないかい?」
ローザがはっとした顔でセシルの首に指を向ける
「……!セシル、首を見て!」
「……これは!いつの間に!?」
セシルが自分の首を見ると、そこには銀色に光る首輪が巻かれていた。
この場所に来るまでこんな首輪は一度も付けたことは無い。
ローザの首にも同様なものが巻かれていた。
この場所に来るまでこんな首輪は一度も付けたことは無い。
ローザの首にも同様なものが巻かれていた。
「おっと、余計なことはしない方が身のためサ。無理にはずそうとすると首輪に仕掛けられてる爆弾が爆発しちゃって
タダじゃあすまないことになるのサ……そうだ、ボクに逆らったらどうなるか今ここで実演してみせるのサ」
タダじゃあすまないことになるのサ……そうだ、ボクに逆らったらどうなるか今ここで実演してみせるのサ」
マルクはこの場にいる全員をきょろきょろ見回す。
まるで、最初に遊ぶオモチャはどれかと選びかねている子供のように。
まるで、最初に遊ぶオモチャはどれかと選びかねている子供のように。
「そうだな……キミなんかどうかな?」
マルクは一人の人物をギロリと睨む。
その瞳はセシルの隣にいるローザを映していた。
その瞳はセシルの隣にいるローザを映していた。
「やめろ!! ローザに手を出すなっ!! やるのなら僕にするんだ!!!」
セシルはローザの前に立ちふさがり、マルクに向かって叫ぶ。
「あ、そっか~。キミたちは恋人だもんね。う~ん、どうしようかなぁ~?
でもね~、そんな態度じゃあねぇ~……」
でもね~、そんな態度じゃあねぇ~……」
マルクは試すようにニヤニヤと悲痛な表情のセシルを見る。
「頼む!ローザだけは……!」
「セシルお願い、やめて……!」
「セシルお願い、やめて……!」
セシルは遠くにいるマルクにひざまづく。
そんなセシルをローザは起き上がらせる。
そんなセシルをローザは起き上がらせる。
「そうか、そんなに頼むなら……しょうがないのサ。それなら……」
一瞬、ぱぁんと破裂音がし、首が宙に舞う。
セシルは、首から下だけになったローザが血を流しながらゆっくりと地面に倒れ伏す光景を自身の目ではっきりと見た。
セシルは、首から下だけになったローザが血を流しながらゆっくりと地面に倒れ伏す光景を自身の目ではっきりと見た。
「 ローザぁぁぁあああああああああああ!!!! 」
辺りにはいくつもの悲鳴と叫びが響く。
セシルはローザを抱きかかえる。
しかし、顔が無くなったローザは、もはやモノ言わぬ亡骸となったのは火を見るほど明らかだった。
セシルはローザを抱きかかえる。
しかし、顔が無くなったローザは、もはやモノ言わぬ亡骸となったのは火を見るほど明らかだった。
「彼女を助けてやる、と言うとでも思ったのかい?そんな世の中甘くないのサ!どうだい、みんな分かったろ?
あの女のようになりなくなかったら、これからボクの言うことをしっかり聞くのサ」
あの女のようになりなくなかったら、これからボクの言うことをしっかり聞くのサ」
先ほどまで、悲鳴と叫びが支配していた会場はしんと静まり返っていた。
不用意なことをすれば、あの女性のような目に遭うのは明白なことだった。
不用意なことをすれば、あの女性のような目に遭うのは明白なことだった。
「このゲームについて4つ説明があるのサ。よく聞いておいた方がいいぜ?
まず、一つ目。殺しあいについて。キミたちはボクの話が終わったら、殺し合いゲームの会場に
ワープしてもらうのサ。そこでの殺し方で禁止されてるなことは一切ないのサ。
正面から真っ向と相手を殺そうとしたり、寝込みを襲って殺したりしても全然オーケーなのサ。
あ、そうそう。殺さないでずっとその場を過ごそうとしたって無駄だぜ。24時間死んだ奴が出ない時は
会場にいる全員を首輪を爆破するから、ちゃんと殺し合いをした方が身のためなのサ。
次に2つ目、バッグについてなのサ」
まず、一つ目。殺しあいについて。キミたちはボクの話が終わったら、殺し合いゲームの会場に
ワープしてもらうのサ。そこでの殺し方で禁止されてるなことは一切ないのサ。
正面から真っ向と相手を殺そうとしたり、寝込みを襲って殺したりしても全然オーケーなのサ。
あ、そうそう。殺さないでずっとその場を過ごそうとしたって無駄だぜ。24時間死んだ奴が出ない時は
会場にいる全員を首輪を爆破するから、ちゃんと殺し合いをした方が身のためなのサ。
次に2つ目、バッグについてなのサ」
マルクの隣に、大きめなバッグが宙に浮かぶように出現した。
「キミ達に配られるこのバッグの中には食糧や水、ゲームの会場の地図、このゲームに参加している人の名前が書かれている名簿、
ランタンやコンパス、紙、ペン、そして支給品が入っているのサ。
支給品はキミたちから奪った武器が入ってたり、何の役にも立たないものがあったり様々なのサ。
ま、せいぜいまともな支給品に当たるように祈っておくのサ」
ランタンやコンパス、紙、ペン、そして支給品が入っているのサ。
支給品はキミたちから奪った武器が入ってたり、何の役にも立たないものがあったり様々なのサ。
ま、せいぜいまともな支給品に当たるように祈っておくのサ」
セシルは首から下が喪失したローザを遺体を抱え、すすり泣き続ける。
しかし、マルクはそんなこともお構いなしに説明を続ける。
しかし、マルクはそんなこともお構いなしに説明を続ける。
「3つ目、『放送』のことなのサ。ゲームが始まって6時間が経ったら、ゲームの会場に放送をボクが流すのサ
放送の内容は6時間以内に死んだゲームの参加者、そして禁止エリアを発表するのサ。
キミたちに支給される地図に描かれているエリアの中からいくつかのエリアを封鎖するのサ。
そのエリアに入ったら、首輪が爆発するから、生き残りたかったら放送はちゃんと聞くようにするのサ。」
放送の内容は6時間以内に死んだゲームの参加者、そして禁止エリアを発表するのサ。
キミたちに支給される地図に描かれているエリアの中からいくつかのエリアを封鎖するのサ。
そのエリアに入ったら、首輪が爆発するから、生き残りたかったら放送はちゃんと聞くようにするのサ。」
マルクは淡々とゲーム説明を続ける。
もはや、マルクの邪魔をする者は誰もいないかのようだった。
もはや、マルクの邪魔をする者は誰もいないかのようだった。
「そして、4つ目。キミたちのことについてなのサ。
キミたちにはゲームが面白くなるようちょっとした仕掛けをかけてあるのサ。
それによって普段できることが難しくなったり、普段できないことができるようになってるかもよ?
あ!そうそう、キミたちの全員殺しあって最後の一人になれたら、ちゃんと元いた所に帰してあげるのサ
それと、キミたちの願い事を一つだけ叶えてあげてもいいのサ。数え切れないほどのお金でもいいし、
死んじゃった人を生き返らせたりしてもオーケーサ!」
キミたちにはゲームが面白くなるようちょっとした仕掛けをかけてあるのサ。
それによって普段できることが難しくなったり、普段できないことができるようになってるかもよ?
あ!そうそう、キミたちの全員殺しあって最後の一人になれたら、ちゃんと元いた所に帰してあげるのサ
それと、キミたちの願い事を一つだけ叶えてあげてもいいのサ。数え切れないほどのお金でもいいし、
死んじゃった人を生き返らせたりしてもオーケーサ!」
全ての説明を終えたマルクは何かをやり遂げた満足げな表情であった。
「これでボクからは以上なのサ。みんな、がんばって殺し合ってちょ~!」
会場にいる参加者たちの足元に魔法陣のようなものが現れる。
その魔法陣は、一人ずつ参加者を会場から消し去っていく。
その魔法陣は、一人ずつ参加者を会場から消し去っていく。
「それでは、ゲームスタート!!」
全員がこの空間から消え去り、会場への移動が完了したのを確認した
マルクは、煙のようにその場から姿を消す。
マルクは、煙のようにその場から姿を消す。
誰もいなくなった暗闇の会場。
ただ一つ残されたものは、首のなくなった女の死体だけであった。
ただ一つ残されたものは、首のなくなった女の死体だけであった。
【ローザ・ファレル@ファイナルファンタジーⅣ 死亡】
【残り37名】
【残り37名】
ゲームキャラ・バトルロワイアル GAME START
主催者
【マルク@星のカービィシリーズ】
【マルク@星のカービィシリーズ】
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