堕ちた竜騎士 ◆FjuL6rOGS.
「殺し合いだって?冗談じゃないぜ」
気が付けば一方的に殺しあえと言われた挙句、さらに見知らぬ場所へと
飛ばされた花村陽介は自らが置かれた状況に当惑を隠せないでいたが、
つい先程この殺し合いへの参加者が集められたホールでの惨状を思い出す。
道化師のような男にローザと呼ばれた女性が見せしめとしてに殺された事を。
忌々しい事に人の命をたやすく奪った金属製の首輪は、陽介の首にもしっかりと
はめられていた。無闇に主催者には逆らえない、だけど。
(こんなふざけた事だけは絶対に許せねえ!)
その気持ちだけは確かだった。自分の気持ちを確認し、恐らく同じ気持ちを抱いていた
であろう親友の事を思い出し辺りを見回してみる。しかしホールで一緒だった親友の姿は
見当たらずどうやら親友とはまったく別の場所に飛ばされたらしい。
念の為に参加者一覧を確認するとホールでは気が付かなかったが親友の少年の他に
里中千枝、天城雪子の二人、さらに稲葉署の刑事である足立透の名前も確認する事が出来た。
飛ばされた花村陽介は自らが置かれた状況に当惑を隠せないでいたが、
つい先程この殺し合いへの参加者が集められたホールでの惨状を思い出す。
道化師のような男にローザと呼ばれた女性が見せしめとしてに殺された事を。
忌々しい事に人の命をたやすく奪った金属製の首輪は、陽介の首にもしっかりと
はめられていた。無闇に主催者には逆らえない、だけど。
(こんなふざけた事だけは絶対に許せねえ!)
その気持ちだけは確かだった。自分の気持ちを確認し、恐らく同じ気持ちを抱いていた
であろう親友の事を思い出し辺りを見回してみる。しかしホールで一緒だった親友の姿は
見当たらずどうやら親友とはまったく別の場所に飛ばされたらしい。
念の為に参加者一覧を確認するとホールでは気が付かなかったが親友の少年の他に
里中千枝、天城雪子の二人、さらに稲葉署の刑事である足立透の名前も確認する事が出来た。
「よし、まずはみんなと合流しよう」
主催者に対抗するにしたって自分一人じゃあ心許ない。でも仲間達と協力すればあるいは、
そう考えを纏めると地図とコンパスを取り出し現在位置を確認する。
手にしたコンパスが示す東の方角にまるで天空の彼方まで届きそうな巨大な樹木が見える。
あれが地図に乗っている世界樹だとしたら、目測で現在地との距離を測ってみる。
恐らくは世界樹とタウロスタウンの中間辺りが現在位置だろうと目安を付ける。
(闇雲に仲間を探し回ってもラチが明かないだろうから、まずは町に行ってみるか)
陽介は手にしたデイパックを片手で漁りながらタウロスタウンへ向けて歩みだした。
そう考えを纏めると地図とコンパスを取り出し現在位置を確認する。
手にしたコンパスが示す東の方角にまるで天空の彼方まで届きそうな巨大な樹木が見える。
あれが地図に乗っている世界樹だとしたら、目測で現在地との距離を測ってみる。
恐らくは世界樹とタウロスタウンの中間辺りが現在位置だろうと目安を付ける。
(闇雲に仲間を探し回ってもラチが明かないだろうから、まずは町に行ってみるか)
陽介は手にしたデイパックを片手で漁りながらタウロスタウンへ向けて歩みだした。
しかしその直後、不意に背後から人の気配を感じ、陽介が慌てて振り返るのと
蒼い鎧に身を包んだ男、竜騎士カインが手にした槍で陽介を襲うのは全くの同時だった。
蒼い鎧に身を包んだ男、竜騎士カインが手にした槍で陽介を襲うのは全くの同時だった。
「ちょっ、うわっ」
咄嗟の事にカインの槍を辛うじてかわした陽介が悲鳴を上げる。
「あっ、あんたっ!この殺し合いに乗ったってのか!」
「ちっ」
「ちっ」
カインは初撃をかわされた事に舌打ちをすると手にした槍を構え直し再び陽介に襲いかかる。
対する陽介は片手を突っ込んだままのデイパックから掴んだ物を咄嗟に取り出し防戦する。
だが出てきたものは一本のゴルフクラブ。クラブの先端が槍の一撃であっさりと
断ち切られ、後方に飛んでいく。どう考えてもハズレ支給品だった。
対する陽介は片手を突っ込んだままのデイパックから掴んだ物を咄嗟に取り出し防戦する。
だが出てきたものは一本のゴルフクラブ。クラブの先端が槍の一撃であっさりと
断ち切られ、後方に飛んでいく。どう考えてもハズレ支給品だった。
「ちょっ、待った!待った!」
「黙れ」
「黙れ」
カインは陽介の静止の声に全く聞く耳を貸さず槍の二撃目を受けたゴルフクラブは先程より更に短くなっていく。
(冗談じゃないぞ!全身鎧を着込んだ上にあんな物騒な槍を振り回してくるとかマジかよ!
ファンタジーのゲームか、映画からでも出てきたってのかこいつ!?)
(冗談じゃないぞ!全身鎧を着込んだ上にあんな物騒な槍を振り回してくるとかマジかよ!
ファンタジーのゲームか、映画からでも出てきたってのかこいつ!?)
「くそっ、こうなったらペルソナを使うしか」
だが、はたしてペルソナがマヨナカテレビの中でもないのに使えるのか?
陽介の脳裏を一抹の不安が掠めるが、どちらにしてもこのままでは槍の餌食。
(試してみるしかねぇ!!)
陽介は己の分身のであるペルソナ、ジライヤを呼び覚ますべく精神を集中する。
陽介の脳裏を一抹の不安が掠めるが、どちらにしてもこのままでは槍の餌食。
(試してみるしかねぇ!!)
陽介は己の分身のであるペルソナ、ジライヤを呼び覚ますべく精神を集中する。
「ハアアァッ!!」
その陽介の眼前に再びに槍が迫る!!
(やばい、試す以前に間に合わない)
陽介は手にしたゴルフクラブの残骸を無我夢中でカインに投げつける。
だが無常にもその一撃は槍の一蹴であっさりと弾かれる。
(やばい、試す以前に間に合わない)
陽介は手にしたゴルフクラブの残骸を無我夢中でカインに投げつける。
だが無常にもその一撃は槍の一蹴であっさりと弾かれる。
「死ねっ」
しかしカインの一撃が陽介を貫くに見えた瞬間、二人の間を割って入るように飛来した爆炎がカインを穿つ!!
「なっ、ぐぁ」
「おわっ、今度は何だ!?」
「おわっ、今度は何だ!?」
完全に不意を突かれた炎の一撃に体勢を崩したカインは後方へと大きく飛び退く。
「この炎は!!」
咄嗟の事に驚愕の表情を浮かべる陽介、カインの二人は炎の飛んできた方角を見やる。
そこには真赤な衣装と灼熱の炎に全身を包みこんだ男、ルビカンテが悠然と立っていた。
そこには真赤な衣装と灼熱の炎に全身を包みこんだ男、ルビカンテが悠然と立っていた。
「そのような弱者をいたぶる戦いぶりをするとは。見損なったぞ、カイン」
「貴様っ、ルビカンテ」
「貴様っ、ルビカンテ」
カインとルビカンテはお互い睨み合い対峙する。
「くっ、貴様のような奴に言われる筋合いはない」
「ずいぶんな言われようだな。だが私の知るカインは武器を持たぬ輩を襲うような
卑劣漢ではなかったはずだ。あの道化師の言葉に乗せられたか?」
「黙れっ、俺は・・」
「まあ、貴様の事だ、おおよそローザの為だろうと大体の見当は付くが」
「ずいぶんな言われようだな。だが私の知るカインは武器を持たぬ輩を襲うような
卑劣漢ではなかったはずだ。あの道化師の言葉に乗せられたか?」
「黙れっ、俺は・・」
「まあ、貴様の事だ、おおよそローザの為だろうと大体の見当は付くが」
ルビカンテの言葉にカインは苦々しげに表情を歪める。
「ちょっと待ってくれ、あんた達知り合いなのか?」
顔見知りらしき二人の様子に話が見えない、とばかりに陽介が声を掛ける。
「誰がこんな奴と」
「それは私の台詞だ」
「それは私の台詞だ」
槍を構えるカイン。拳に先程と同じ爆炎を手にするルビカンテ。その様子に再び緊張が走る。
ただ一人武器を持たない陽介、しかしカインが陽介を狙えばルビカンテの炎がカインを狙う。
狙われているとなればカインも迂闊には動けない。
どういうつもりなのかルビカンテが陽介を狙う仕草は見えなかった。
ただ一人武器を持たない陽介、しかしカインが陽介を狙えばルビカンテの炎がカインを狙う。
狙われているとなればカインも迂闊には動けない。
どういうつもりなのかルビカンテが陽介を狙う仕草は見えなかった。
「くそっ、この場は一旦引かせてもらう。だがルビカンテ、いずれ貴様は倒す!」
場が悪いとばかりにそう言い放つと、カインは森の中へ颯爽とその姿を隠す。
「助かった・・」
カインが去った事により多少は肩の力が抜け呟く陽介だったが未だ得体の知れない炎を
纏った男がこの場にいる事には変わりはなかったが窮地を救ってくれたであろう男、ルビカンテに声を掛ける。
纏った男がこの場にいる事には変わりはなかったが窮地を救ってくれたであろう男、ルビカンテに声を掛ける。
「急に襲われて正直やばかった。ありがとう、って礼を言ってもいいのかな?」
「なぁに、私は弱者をいたぶるマネが好かん。ただ、それだけだ」
「なぁに、私は弱者をいたぶるマネが好かん。ただ、それだけだ」
その答えに一旦は安堵した陽介だがもう一つ肝心な事を尋ねる。
「助けてもらって聞くのもどうかと思うけど。あんたは殺し合いのってないのか?」
「あの道化師の事は気にくわんが。さて、どうしたものか」
「あの道化師の事は気にくわんが。さて、どうしたものか」
炎の男はニヤリと笑いどちらとも取れない答えを返す。
(おいおいどっちなんだよ・・)
ルビカンテの言葉に冷汗を垂らす陽介は内心の動揺を抑えながら片手で汗を拭うとルビカンテに声をかける。
(おいおいどっちなんだよ・・)
ルビカンテの言葉に冷汗を垂らす陽介は内心の動揺を抑えながら片手で汗を拭うとルビカンテに声をかける。
「とりあえず自己紹介しないか。俺は花村陽介」
「私の名はゴルベーザ様の四天王が一人、火のルビカンテだ」
「私の名はゴルベーザ様の四天王が一人、火のルビカンテだ」
【B-4森/一日目/深夜】
【花村陽介@ペルソナ4】
[状態]健康
[装備]なし
[道具]基本支給品一式、ランダム支給品×2
[思考]
基本方針:殺し合いはしない。まず仲間達と合流、その後行動方針を決める
1:ペルソナ4主人公、里中千枝、天城雪子、足立透を探す為にタウロスタウンに行ってみる。
2:ルビカンテ、一体何者なんだ?
4:鎧の男(カイン)怖っ。
3:ペルソナが使えるか試したい。
※カインの名前はルビカンテがカインと呼ぶのを聞いています。
※ランダム支給品を一つ消費しました(ゴルフクラブ@ペルソナ4)
が戦闘により破損しました。
※作中からの登場時期に関しては真ルート突入前、ペルソナはジライヤ
足立に関しては頼りない刑事の印象です。
【花村陽介@ペルソナ4】
[状態]健康
[装備]なし
[道具]基本支給品一式、ランダム支給品×2
[思考]
基本方針:殺し合いはしない。まず仲間達と合流、その後行動方針を決める
1:ペルソナ4主人公、里中千枝、天城雪子、足立透を探す為にタウロスタウンに行ってみる。
2:ルビカンテ、一体何者なんだ?
4:鎧の男(カイン)怖っ。
3:ペルソナが使えるか試したい。
※カインの名前はルビカンテがカインと呼ぶのを聞いています。
※ランダム支給品を一つ消費しました(ゴルフクラブ@ペルソナ4)
が戦闘により破損しました。
※作中からの登場時期に関しては真ルート突入前、ペルソナはジライヤ
足立に関しては頼りない刑事の印象です。
【ルビカンテ@ファイナルファンタジー4】
[状態]健康
[装備]なし
[道具]基本支給品一式、ランダム支給品未確認×3
基本方針:不明
1:カイン・・。
2:花村陽介か・・。
※作中からの登場時期はカインと面識がある以降、時期不明としておきます。
[状態]健康
[装備]なし
[道具]基本支給品一式、ランダム支給品未確認×3
基本方針:不明
1:カイン・・。
2:花村陽介か・・。
※作中からの登場時期はカインと面識がある以降、時期不明としておきます。
◆ ◆
「はぁはぁ・・」
花村陽介とルビカンテの前から姿を消したカインは息を切らしながら森の中を駆け抜ける。
二人が居る場所からある程度の距離が離れた所でようやく足を止めると脳裏に先程のルビカンテの言葉が蘇ってきた。
二人が居る場所からある程度の距離が離れた所でようやく足を止めると脳裏に先程のルビカンテの言葉が蘇ってきた。
『あの道化師の言葉に乗せられたか?』
『貴様の事だ、おおよそローザの為だろうと・・』
『貴様の事だ、おおよそローザの為だろうと・・』
図星だった。ローザが殺された瞬間、ホールの片隅でカインは絶叫していた。
「俺は、俺は・・」
恐怖に引きつりながら鮮血を吹き上げ虚しく散っていったローザの顔を思い出す。
傍にいながら下手な命乞いしかできず、ローザを守ってやれなかったセシル。
セシルは何をしていたんだ!もし、傍に居たのがセシルではなく俺だったら?
命乞いなどせず、ローザを守れたんじゃないのか?
それが理不尽な感情だとはわかっていた。それでも考えてしまう。
過去にローザに恋愛感情を抱きながらも相思相愛のセシルとローザの為に身を引いたカイン。
だがその行為は間違いだったのかもしれない。
なぜならば、セシルは愛するローザを守れなかったのだから。
だったら、今度は俺がローザを守る。俺がローザを救う。
傍にいながら下手な命乞いしかできず、ローザを守ってやれなかったセシル。
セシルは何をしていたんだ!もし、傍に居たのがセシルではなく俺だったら?
命乞いなどせず、ローザを守れたんじゃないのか?
それが理不尽な感情だとはわかっていた。それでも考えてしまう。
過去にローザに恋愛感情を抱きながらも相思相愛のセシルとローザの為に身を引いたカイン。
だがその行為は間違いだったのかもしれない。
なぜならば、セシルは愛するローザを守れなかったのだから。
だったら、今度は俺がローザを守る。俺がローザを救う。
「ローザを生き返らせる為だったら何だってやってやる」
そうだ、どんな汚い手を使ってでも、相手が無抵抗の女子供であろうとも
たとえセシルと再び戦う事になったとしても、必ず優勝してやる・・。
瞳に暗い炎を宿しながら、覚悟を決めるカインだった。
たとえセシルと再び戦う事になったとしても、必ず優勝してやる・・。
瞳に暗い炎を宿しながら、覚悟を決めるカインだった。
【C-4森/一日目/深夜】
【カイン・ハイウィンド@ファイナルファンタジー4】
[状態]疲労(小) 腕に軽度の火傷
[装備]ナイトキラー@ファイアーエンブレム蒼炎の軌跡
[道具]支給品一式、ランダム支給品未確認×2
基本方針:優勝してローザを生き返らせる
1:殺し合いに勝ち残り優勝する
2:ルビカンテを倒す
※ランダム支給品×1消費(ナイトキラー@ファイアーエンブレム蒼炎の軌跡)
※作中からの参戦時期はルビカンテと面識がある以降、時期不明としておきます。
【カイン・ハイウィンド@ファイナルファンタジー4】
[状態]疲労(小) 腕に軽度の火傷
[装備]ナイトキラー@ファイアーエンブレム蒼炎の軌跡
[道具]支給品一式、ランダム支給品未確認×2
基本方針:優勝してローザを生き返らせる
1:殺し合いに勝ち残り優勝する
2:ルビカンテを倒す
※ランダム支給品×1消費(ナイトキラー@ファイアーエンブレム蒼炎の軌跡)
※作中からの参戦時期はルビカンテと面識がある以降、時期不明としておきます。
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