「
ゼガイ君」
彼にも申しわけないことをしたと
思っております。
もう忘れたとは言ってくれましたが・・・
「父の収蔵品」
バシュタン氏に依頼して全て売却してもらう
つもりです。
たいした金額にはならないかもしれませんが
少しでもいくさで苦しんだ人々の助けになれ
ばと・・・
「ギゼル君」
今なら自分の気持ちがわかります。
私は彼がうらやましかった。
剣の腕、人格、教養、そして人望・・・
どれひとつ取っても私は
彼の足元にも及びませんでしたから。
姫様の婿になろうとしたのも
何かひとつでも彼より優っていると
言えるものが欲しかっただけなのです。
最終更新:2006年03月15日 12:58