天遊雲
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gomibukuro_saga
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概要
浮島の土台となっている雲。読みは『てんゆううん』。上空高くで気体として存在している雲が魔力によって凝固し、本来の特徴を有しながら触ることができる状態になった不思議な物質である。剣と魔法の時代からおとぎ話として存在が知られていた。環境による影響で変質する性質を有しており、空域によってそれが見つかることもある。
上空高く位置するだけあって長らく手が届かなかったが、航空技術の発達によりその存在が明らかになった。天界を構成する地盤のような役割をもっており、浮島が上空に浮かぶことができるのも大量の天遊雲があってこそ。
また、強い魔力の他に水と風のエレメンタルを宿しており、優秀な魔法触媒として使うことが可能。神々は時折それを採取し、勇者に贈るための優れた道具を作らせたといわれている。なお、採取の際は住人が住んでいない、もしくは住めないような小島を狙うのが天界における通例。
また、強い魔力の他に水と風のエレメンタルを宿しており、優秀な魔法触媒として使うことが可能。神々は時折それを採取し、勇者に贈るための優れた道具を作らせたといわれている。なお、採取の際は住人が住んでいない、もしくは住めないような小島を狙うのが天界における通例。
長らく天界の地として空を漂っていたが、大厄災により浮島もろとも粉砕されたことでその多くが失われてしまった。現在は回復の兆しを見せているが、未だその傷跡は残ったままである。
派生品
天雪雲
寒冷地帯の影響を受けて変質した天遊雲。読みは『てんせつうん』。水のエレメンタルが強まっており、触ると冷たい。
天雷雲
多くの魔力を蓄え成長した天遊雲。読みは『てんらいうん』。常に帯電しており直で触ると感電してしまう。時折近くのもの目掛けて放電するためかなり危険であり、扱うには最新の注意が必要。