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バスの座席に腰掛けながら、ジョンガリ・Aは思考する。
収穫は乏しかったが、何も得られない訳ではなかった。
あのサガラとかいう男の通達以降も情報収集を続けたのだ。
ヤモトという賞金首の情報は殆ど得られなかった。
赤い覆面男については僅かな目撃情報のみ。

グラスホッパーに関しては、『果実を纏う』等という奇怪な噂が流れていた。
普通の者ならば「アーカム・アサイラムにでも収容されたくなったのか」等と笑い飛ばす情報だろう。
しかし件のグラスホッパーはある時から急速に勢力を伸ばしている。
異常とすら言える程のフットワークで悪を駆逐し、大衆の支持を得ている。
そんな彼らが普通の自警団だとは思えない。
果実を纏うという噂ですら、警戒すべき情報だろう。

そしてコールタールの殺人鬼は未だに逃亡中。
殺人鬼という特性故か、目撃情報は殆ど無い。
しかしサガラという男によればこの街には殺人鬼のサーヴァントが居るという。
あの人間を破裂させる等という超常的な犯行からして、恐らく例の殺人鬼こそがサーヴァントだろう。
サーヴァントならばあれだけの犯行は可能であるだろうし、民間人に目撃される筈も無い。
断定は出来ないが、可能性は限りなく高いあろう。
そう判断したのだ。

情報を脳内で纏める中で、バスが停車する。
目的の停留所に着いた様だ。
ジョンガリは白杖と『袋』を手に、バスから降りていく。

手持ちの袋に入っている物。
それは紅い花だった。


◆◆◆◆



バスを降りた彼が訪れたのは教会だった。
正確には教会が運営するの共同墓地と言うべきか。

手提げ袋を左手に下げ、右手で白杖を握りながら墓地をゆっくりと歩いていく。
用がある墓は既に『記憶』している。
ジョンガリは既にこの墓地の地形を、墓石の場所を覚えているのだ。
端から見れば「視えているのではないか」とさえ疑われる程の滑らかな動きで、彼は歩く。
目的の場所へ。己が弔うべき男の眠る墓へ。


「……DIO様」


ジョンガリが立ち止まり、その墓の前で立ち尽くした。
ぽつりとその名を呟き、彼は墓を見下ろす。
目は見えていない。だが、そこに墓石があることは認識出来る。
墓の位置を既に記憶しているのだから。

最愛の父と再会したかの様な表情で、ジョンガリは墓のある位置をじっと見下ろす。
彼はこうして、度々墓参りに訪れる。
殺し屋に身を落としたジョンガリにとって、唯一の習慣とも言える行動だ。
ある程度の情報収集を終えた彼は、こうして墓参りに赴いたのだ。

本来の世界ならば、『この墓で眠る男』は墓に葬られてすらいない。
死体は跡形も無く消滅し、墓すらも立てられていないのだから。
ジョンガリが知る『DIO』という男は、最早死を弔うことすら出来ない。
それ故に、せめてこの墓に埋められた『彼』はこうして弔いたいという想いがあったのかもしれない。
少なくともゴッサム・シティで命を落としたDIOは墓に丁重に葬られ、弔われているのだから。

袋から取り出した紅い花を、ゆっくりと墓に手向ける。
せめてあの世では安らかに。
そう祈りを込めて、彼は『この世界』での男の冥福を願う。
数多くの人間を仕留めてきた盲目の狙撃手にとっての、唯一と言ってもいい『感傷』。
ジョンガリが胸を痛め、死を悼む程の価値が、この男にはあった。


その時だった。
感傷に浸っていたジョンガリの表情が、動いた。
他者の気配を感じ取り、すぐに警戒の体勢に入ったのだ。


足音が少しずつ、耳に入ってくる。
ざく、ざく、ざくと此方に近付いてくる。
敵襲――――と言うには、余りにも不用心すぎる。
動きもゆったりとし過ぎている。
まるで気さくに歩み寄ってくるかの様だ。
そこでジョンガリは、足音の主の正体にある程度の見切りをつける。


「……教会の人間か?」


ジョンガリはそう問いかける。
己の方へと歩み寄ってくる、他者へと声をかけたのだ。
直後に返ってきたのは、少女の快活な返答だった。



「はい!正義の見回りに来ました、セリューと申します!」



ビシッと敬礼をしながら、少女は答える。
セリュー・ユビキタス
この教会の神父に留守を頼まれた『狂戦士』の英霊だった。
堂々と真名を晒しているが、当人は気にしていない。
何故ならば既に教会の修道士や子供達にもその名をバラしているのだから。


◆◆◆◆



ジョンガリは再び、『男』の墓を見下ろす。
その傍に立つセリューはジョンガリを見つめていた。
先程セリューは教会の周囲の見回りを行い、墓場のジョンガリを偶然発見した。
ジョンガリが気になったセリューは彼に近付き、そして気付かれたのだ。
そんな邂逅をきっかけに、今へと至る。

セリューは本来ならば聖書を読み、神の教えを頭に叩き込まねばならない。
プッチ神父にそう言い付けられたのだ。
しかし元々聖書の教えを余り重要視していなかったセリューにそれが長続きする筈も無かった。
ざっと内容を読んだ後、『教会の見回り』を名目に勉強を打ち止めにしたのだ。

二人はこうして出会うことになった。
ジョンガリは盲目だ。それ故にサーヴァントのステータスを視認することが出来ない。
彼にはステータスを「目」で「視る」という感覚を掴めないのだ。
それ故にセリューがサーヴァントであることにも気付かない。
セリューもまた、ジョンガリがマスターであることに気付いていない。
『墓参りに来た民間人』程度の認識だ。
お互いが敵であるという認識が無いまま、奇妙な邂逅を果たしてしまったのだ。


「ご家族の方ですか?」
「家族ではない。知り合い……否、恩人と呼ぶべきか」


セリューは当初、ジョンガリは親族の墓参りに来たのだと思っていた。
しかし彼は否定した。
この墓に葬られているのは家族ではない、と。
曰く、『恩人』なのだという。
ジョンガリは続けて、言葉を紡ぎ出す。


「彼は……DIOは、何も無い俺に人生を与えてくれた男だった」


ディオ・ブランドー。
それが十数年前に故人となり、墓石に刻まれた男の名だった。
元々は貧困層の出身だったが、家族が亡くなった後に知り合いの貴族の家へと引き取られた。
義兄弟であるジョナサン・ジョースターと共に文武両道の青年として育ち、大学では優秀な成績を収めていたという。
しかし自宅である屋敷の大火事に巻き込まれ、ジョナサンや義父と共に命を落とした。
火事の原因は解らず。放火の疑いも出たが、結局真相が解らぬまま事件は迷宮に葬られた。
このゴッサムにおいて、ディオの顛末は『そういうこと』になっている。

ゴッサム・シティの住民としてのジョンガリは、過去にディオ・ブランドーと『出会っている』。
何の縁で彼と会ったのか。一体どのような関わりがあったのか。
それらを思い出すことが出来ない。
この街での自分とDIOがどのような接触を果たしていたのか、霧が掛かった様に思い出せない。
NPCとしてどのような生活を送ってきたかは覚えていても、聖杯戦争と直接関係のない数十年前の記憶は流石に曖昧となるのだろうか。
兎に角ジョンガリにはこの世界でのディオとのファーストコンタクトを追憶出来ない。
それでも、かつて出会った彼がディオであるという確信だけは持っていた。


「俺の価値を見出し、導いてくれた、師の様な存在だった」


ジョンガリは、懐かしむようにそう呟く。
この街にいたディオは、彼の知る『DIO』とは似て非なる存在だ。
その声も、身に纏う気配も同じ。しかし、自分の知る『悪の救世主』ではない。
それでもジョンガリはディオの墓への手向けを絶やさなかった。
DIOの忠実な僕であるが故に、ジョンガリはゴッサムにおいても弔いを行い続けた。
例えこの街のディオが自分の知る主ではなかろうと、関係無い。
この墓に葬られている者がディオ・ブランドー――――DIOであることに変わりは無いのだから。


「師、ですか…」
「…どうかしたか?」
「いえ、ちょっと私も思い出しちゃいまして…昔いた恩師のこと。
 その人も、私よりも先に亡くなられて…」


悲しみを思い出す様な声色で、セリューはそう呟く。
過去を懐かしみ、そして寂しげな表情を浮かべ。
彼女は何も言わず、少しだけ過去の感傷に浸る。

セリューの脳裏に浮かぶのは、屈強な体格を持つ強面の戦士。
厳しい鍛錬の中で己を見守ってくれた、大切な師。
オーガ隊長。
セリューの所属していた帝都警備隊の隊長であり、彼女にとって恩師と言える存在。
家族を凶賊に殺され、悪を殲滅すると誓って警備隊に入ったセリューはオーガの下で鍛錬を積み重ねた。
隊長がいたからこそ戦う術を得られた。
隊長の紹介があったからこそ悪を断罪する為の力を得られた。
そんな彼さえも、悪党の凶行によって殺されてしまった。
以来、セリューはより一層悪を憎む様になったのだ。

それ故にセリューはジョンガリへの共感を覚えていた。
経緯は違えど、同じように恩師を失ってしまった者として。
師に取り残されてしまった者として。


「…えっと、すみません。何だか私まで湿っぽくなっちゃって」
「気にするな。そういった過去があるのなら、お互い様だ」


セリューの気遣う様な言葉に対し、ジョンガリは答える。
実際、二人の過去は何処か似通っていたのだから。
ジョンガリもそのことを思ったのか、セリューにそう言ったのだ。

セリューは恩師から戦う術を授かった。
恩師を失った彼女はその意思を継ぎ、悪の殲滅を誓った。
ジョンガリは主君から生きる意味を授かった。
主君を失った彼は空虚な抜け殻となり、復讐者と成り果てた。
二人の過去には近いものがあった。
どちらも過去に恩人を失い、そして恩人の死によって少なからず影響を受けていた。

異なる点があるとすれば、二人の善悪。
ジョンガリは邪悪の化身に仕えた『悪』だった。
セリューは国家権力に属する『正義』だった。
二人は各々の立場の違いに気付かぬまま、こうして会話を続けている。


「彼が死んでから数十年、俺は今もこうして存在している。
 時折、虚しくなることもあった。
 生きているのか、死んでいるのかさえ解らなくなる程に」


ジョンガリはぽつりとそう呟く。
仕えるべき存在を失い、呆然と彷徨う抜け殻。
それが今のジョンガリ・Aだ。
DIOが命を落としてからの数十年間、彼の心には空虚な穴が開いていた。
何の為に自分は此処に居るのか。
何故未だにこうして彷徨っているのか。
時折、解らなくなることがあった。
虚無感。喪失感。彼の胸を支配するのは常にそれだった。

セリューは彼の事情を知らない。
DIOという男が邪悪の化身であるということも。
ジョンガリが彼に仕える悪の僕であるということも。
だが、彼が大切な恩師を失ったということだけは解る。
そしてその者を失い、心に空虚を抱えているということも―――彼の言動から感じ取れた。


セリューの目には、ジョンガリがどうしようもなく孤独に映った。
独りぼっちの彼が、酷く寂しげに見えた。


自分には『正義を貫く』という心の支えとも言える目標があった。
それ故にオーガ隊長やDr.スタイリッシュ、ボルスといった恩人や仲間達が命を落としてからも奮い立つことが出来た。
彼らの仇討ちの為。彼らの遺志を継ぐ為。
そういった想いが、セリューの肉体を動かしてきた。

だが、ジョンガリには何があるのだろうか。
彼に生きる為の心の支えは、あるのだろうか。
そう思ったセリューが、彼に何か言おうとした直前。


「……少し話し過ぎた。すまなかったな」


バツが悪そうにジョンガリが呟く、背を向けたのだ。
彼はそのまま墓から離れる様に歩き出した。
どうやら、もう帰路に着くらしい。
それに気付き、ハッとしたようにセリューはジョンガリに声を掛ける。


「あ、帰り道には気を付けて下さいね!近頃、『殺人鬼』が出るって――――」
「解っている。御気遣い感謝する」


手を振りながらそう声を掛けるセリューに対し、ジョンガリは短く答える。
そのままジョンガリは背を向け、墓地を歩き去っていった。


◆◆◆◆



ちらりと後方を振り返る。
目は見えない。感覚的に教会との距離を感じ取っているのだ。
セリューと別れ、教会内の墓地を後にしてからそれなりに歩いた。
恐らく既に教会から二百歩以上は遠ざかっているか。
それを確認した後、ジョンガリは白杖を右手に再び歩き始める。
帰路に着くべく、バスの停留所を目指す。

まさか墓地で長話をすることになるとは思わなかった。
いつも通りに墓参りに赴き、花を手向けてすぐにその場を去る―――その程度で終わるつもりだった。
だが、セリューという女との遭遇によって思わぬ長話をしてしまった。
無論、殺し屋という素性については隠している。
ディオ・ブランドーについても、あくまで「ゴッサム・シティのディオ」に則して話をした。
ある意味で、偽りの仮面を被りながら自分語りを行った様なものだ。

それでも、彼女に対して語った『DIO』への敬愛は本物だった。
初対面の者にそれを語るのは初めてだった。

セリューという少女の快活な気質に釣られ、少しばかり口数を増やしてしまったのかもしれない。
らしくないことをした、とジョンガリは自嘲気味に思う。
嘘偽りの仮面を被っていながらも、自分の感情を誰かに吐露したくなったのか。
空虚な人生を、哀れな忠犬としての生き様を誰かに同情してほしかったのか。
我ながら馬鹿馬鹿しいとさえ思ってしまう。

所詮自分は一人だと言うのに。
主君を失ったあの時から、自分は孤独だ。
生者にも死者にも、何者にもなれず彷徨い続ける腑抜けに過ぎない。


聖杯を手にし、主君を復活させるその時まで。
ジョンガリ・Aの世界は止まったままなのだ。


瞬間。
空気の動きが、ほんの僅かに変わった。
気流を読むのに長けるジョンガリが、微小な『動き』を察知したのだ。
魔力パスで繋がっているからこそ、その気配をごく僅かながら感じ取れたのだ。
直後に、自身の脳内に声が響いた。


《……アサシンか》


ジョンガリは念話で静かに答える。
自らのサーヴァント、アサシンが念話を飛ばしてきたのだ。
アサシンは魔力パスによってジョンガリの位置を把握し、接近を行った。
ジョンガリの視界にはアサシンの姿は映っていない。
気配遮断スキルを維持し、身を潜めながら念話を行っているのだろう。


《首尾はどうだ》


ジョンガリは己の従者に問いかける。
アサシンには此処まで町の偵察を行わせていた。
帰還してきたということは、ある程度の情報収集を終えてきたと言うことだろう。
あるいは収穫を見込めず、そのまま戻ってきたのか。
どちらにせよ、アサシンの答えによってそれは解る。
そしてジョンガリの問いの後、アサシンが念話を行った。


《…そうか》


アサシンは偵察によって得た情報を己の主に伝達した。
それを聞き、ジョンガリは呟く様にそう答える。
彼が得た情報の一つ――――通達でも言われていた『殺人鬼のサーヴァント』。
アサシンはそのサーヴァントと交戦したというのだ。
クラスはキャスター。本人がそう名乗っていたのだという。
そして自身の肉体や他者の死体から黒いコールタールのような物体を絞り出し、それを自在に操る能力を備えていたとのこと。
更に首を貫いた程度では殺し切れない程の再生能力も備えていたというのだ。
厄介な敵の情報を知ることが出来たのは大きい。
ジョンガリはアサシンの情報を咀嚼し、そう考える。


《他に情報はあるか》


ジョンガリはそう問いかけ、従者の答えを待つ。
さて、此処からどう動くか。
虎視眈々と勝利を狙う狙撃手は思考する。


◆◆◆◆



自室に戻ったセリュー。
彼女は部屋に待機させていた自らの相棒―コロへと視線を向ける。

彼女は暫し前の記憶を思い返す。
正午の時、あのDJサガラという男が『通達』を行った。
戦いを茶化す様な物言いが気に喰わなかったものの、貴重な情報である以上聞き逃すわけにはいかない。
その際にセリューは聞き捨てならない情報を耳にしたのだ。


『この街を賑わす連続殺人鬼の話だ。
 聞いて驚くな、そいつの正体は――ななななんとォ、サーヴァントなのさ!
 どうやら、聖杯戦争のセオリーを無視して好き勝手遊んでる奴がいるみたいだぜ。』


あの男はそう言っていた。
聖杯戦争の枠を外れ、悪逆の限りを尽くしている殺人鬼のサーヴァントがいるというのだ。
この街を騒がせる殺人鬼の噂は、何度か耳にしてきた。
被害者の肉体を徹底的に破壊するという残忍な犯行からして、恐らくは快楽殺人者の類い。
そいつが例の『サーヴァント』であるということは、薄々感付いていた。
こんな異様な犯行を繰り返し、未だに尻尾を掴まれずに逃亡を続ける等、普通の人間に出来る筈も無いのだから。

セリューは殺人鬼を追いたかった。
プッチ神父から留守を頼まれたが故に動くことが出来なかった。
しかし、やはり納得出来ない。このまま放ってはおけない。
先程のジョンガリとの会話で決心がついた。

この街は腐っている。悪党の巣窟だ。
だが、それでも此処には無辜の人々が暮らしているのだ。
ジョンガリのように、恩師を失い静かに生き続けている者が居る。
孤児達やシスター達の様に、正しい心を持つ者が平穏に生活している。
此処は悪党の巣窟であっても、悪人の街ではない。
守るべき者も、この街には大勢存在しているのだ。

それ故に彼女は決意した。
極悪非道の下衆―――『殺人鬼』の討伐を。


『我々が不在の間に、心無い者が教会にやってきたらどうするつもりなのだ?』
マスターであるプッチ神父はそう言っていた。
この言い付けがあったからこそ、セリューは教会から動くことが出来なかった。
確かに子供達を守る為には戦う術のある自分達の存在が不可欠だ。
自分達は教会の者達を守護する役割を背負っている。


ならば逆に考えろ。
こちらから赴いて“心無い者”共を断罪すれば問題無いのでは?


自分達には悪人共から教会を守る使命がある。
逆に言えば、悪人共が蔓延っているから教会を守らなくてはいけないのだ。
ならば態々悪人を待って迎え撃つよりも、自分から赴いて始末した方が余程手っ取り早い。
そうすれば悠長に待機し続ける必要など無くなる。
何せこの街には『殺人鬼』がいるのだ。
そんな奴をおちおち放っておくわけにはいかない。
恐らく教会に害を与える可能性として最も高いのはその快楽殺人鬼だろう。
見境無しの殺人を各地で繰り返していると言うのだから。
最優先の抹殺対象として、尚更放っておけない。
セリューはそう考えたのだ。

決意を固めたセリューは拳をグッと握りしめる。
「己がすべきことを成す」ということを決心する。
そして自らの相棒にして宝具であるコロを抱え、駆け出した。


「行こう、コロ!」


今の彼女は、狂戦士(バーサーカー)のサーヴァントだ。
ただでさえ箍が外れていた正義感は、更に歯止めが効かなくなっている。
それ故に彼女は迷わない。
守る為に殺しに赴くことを。
正義の味方は、討伐の旅へと出る。



【SOUTH CHANNEL ISLAND/1日目 午後】
【セリュー・ユビキタス@アカメが斬る!】
[状態]健康
[装備]コロ
[道具]トンファーガン、十王の裁き、頭の中の爆弾、身体中に仕込まれた武器の数々
[所持金]
[思考・状況]
基本:悪は死ね
1. 悪は殺す
2. 正義を成す
3. 殺人鬼のサーヴァント(デスドレイン)を探す
[備考]
※教会から外出しました。どこへ向かうのかは不明です。
※教会の住人にはセリューは、親を殺され銃撃を腕に受けたせいで義手になった女性と認識されています
※聖書の教えを読みましたが、多少内容を記憶したのみで殆ど咀嚼していません
※ジョンガリ・Aと知り合いました。マスターであることには気付いていません

【ジョンガリ・A@ジョジョの奇妙な冒険】
[状態]盲目
[令呪]残り3画
[装備]白杖に偽装した狙撃銃
[道具]なし
[所持金]一万程
[思考・状況]
基本:聖杯による主君の復活を。
1.アサシンから得た情報を踏まえ、どう動くか考える。
2.『黒いタールの殺人鬼』『赤覆面』『グラスホッパー』『ヤモト・コキ』に関する情報を得たい。
3.グラスホッパーの『果実を纏う』という噂が気になる。
[備考]
※職業はフリーランスの殺し屋です。裏社会に精通するマスターで顔見知りの相手がいる可能性もあります。
※セリューと知り合いました。サーヴァントであることには気付いていません。
※盲目のためにサーヴァントのステータスを視認することが出来ません。
※クロエネンが偵察で得た情報を聞きました。少なくともキャスター(デスドレイン)のことは聞いています。
他にも情報を得ているかは後続のリレーにお任せします。

【アサシン(カール・ルプレクト・クロエネン)@ヘルボーイ(映画版)】
[状態]魔力消費(微小)、気配遮断中
[装備]ガスマスク
[道具]トンファー型ブレード×2
[思考・状況]
基本:聖杯による主君の復活を。
1.ジョンガリの指示を仰ぐ。
2.敵を捕捉した際には暗殺も視野に入れる。
3.ニンジャのサーヴァント(デスドレイン)に警戒。
[備考]
※キャスター(デスドレイン)の外見・宝具『死の濁流』を視認しました。
※念話によってマスターとの意思疎通が行えます。
※ジョンガリに偵察で得た情報を伝えました。
少なくともキャスター(デスドレイン)のことは伝えましたが、他にも情報を得ているかは後続のリレーにお任せします。
※気配遮断スキル発動中はセリューの『正義都市探知機』には引っ掛かりません。
※一定の距離が離れているため、セリューの気配は感じ取っていません。




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004:Dancer in the Dark アサシン(カール・ルプレクト・クロエネン)
014:唯我 バーサーカー(セリュー・ユビキタス) 035:Black Onslaught



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最終更新:2016年04月07日 21:29