効果の分類について
本ゲームはまだ発展途上であり、「効果」およびその相互作用についての公式な定義は長らく存在しなかった。しかし、No.058《KUAN》のような効果を直接対象とする効果や、スタックのような間接的に解決を左右する仕組みが登場したことで、各効果を実際の公式裁定に基づいて分類する必要が生じた。
当初、効果は「このカードをプレイしたあと」という文言の有無などによって、プレイ効果・持続効果・永続効果・誘発効果に細かく分類され、無効化効果(No.058《KUAN》など)がどれに作用するかが個別に議論されていた。しかし、この区別は複雑化し、多数の裁定を要する原因となった。
そのため、公式は2026年夏、無効化効果に関する統一裁定を下した。以下では、まず現行の統一裁定を説明し、そのうえで参考として旧来の分類を記載する。
無効化効果の統一裁定(2026年夏)
基本原則
無効化効果に関する裁定が複雑化したため、公式は全ての無効化効果を1つの解釈に統一する裁定を下した。
無効化の影響を受けたカードは、そのカードに書かれた全ての効果テキストを失う(いわば白紙化される)。
これにより、効果テキストが「このカードをプレイしたあと」で始まるかどうか等によってプレイ効果と他の効果を区別する必要はなくなった。影響下にあるカードは、種類を問わず全ての特殊能力を失う。
基本スペックは影響を受けない
永続効果と持続効果の区別は残る
プレイ効果と他の効果を区別する必要はなくなったが、永続効果と持続効果を区別する必要は依然として残っている。
無効化の影響を受けている間、永続効果(バトル耐性など、カードがオモテ向きである限り継続する効果)は失われる。
一方、持続効果(一度発動するとその後のターンに影響を及ぼす効果)は、一度発動すれば無効化できない。
例:No.043《バンセ》をプレイして発動させた後、効果でNo.091《すぎちゃん》の隣に移動させても、その配置制限は次のターンも有効なままである。
ロゴカードの特殊な扱い
ただし、ロゴカードは(効果が1ターンしか続かないにもかかわらず)永続効果として扱われる。これはおそらく特殊裁定である。
つまり、プレイして発動したロゴカードを、効果でNo.091《すぎちゃん》の隣に移動させると、カードを重ねてプレイする能力を失う。
以前は対象外だった誘発効果も影響を受ける
旧裁定では無効化の対象外とされていた誘発効果も、統一裁定により影響を受けるようになった。
無効化効果同士の相殺
互いに影響し合い、範囲が重なる複数の無効化効果は、互いに相殺され、結果として他のカードを効果から解放する。
No.091《すぎちゃん》とNo.058《KUAN》が左右に隣接して並ぶと、両方が効果を失う。
(暫定裁定)ただし、No.091《すぎちゃん》がNo.058《KUAN》の隣にプレイされた場合、両カードが効果を失うため、No.058《KUAN》はバトル耐性を失い、No.091《すぎちゃん》がこれを裏返し、自身の効果を再び復活させる。
3つ以上の無効化効果範囲が重なった場合にどうなるかは、現在のところ不明である。
No.146《CERESTIA GROWN》の時限的無効化
No.146《CERESTIA GROWN》の無効化は位置ではなく時間に依存する。そのターンにプレイされた全てのカードは効果を失い、効果を発動できない。
ただし、永続効果を持つカードは、ターンが終わると効果を復活させる。
ルール効果
通常のルール解決を変更する効果もルール効果と呼ばれるが、これらも効果テキストの一部であり、無効化効果によって白紙化される対象である。以下のような例が含まれる。
- 体重Xとして扱う
- バトルの方向・範囲を変える(自陣カードへのバトル・8方向バトルなど)
- カードを重ねてプレイする(スタック効果の起点部分)
体重変動効果
「体重Xとして扱う」も効果であり、無効化されうる。無効化された場合、そのカードは体重欄本来の体重(Y kg)として扱われる。この本来の体重は、体重欄に併記された数値(例:126kg >> 63kgの63kg側)として定義される。
バトルルール効果
バトルの方向・範囲を変える効果も効果テキストであり、無効化されると通常通りのバトルを行う。
例:8方向バトルや自陣カードへのバトルを行うカードが無効化された場合、これらの特殊なバトル挙動は失われ、そのカードは通常のバトル(上下左右・体重比較)のみを行う。
スタック効果の起点
「カードを重ねてプレイする」というスタック効果の起点部分も同様に効果である。無効化された場合の扱いについては各カードのページを参照。
(参考)旧来の効果分類
以下は2026年夏の統一裁定より前に用いられていた分類である。歴史的経緯および効果の性質を理解する参考として残す。現在は、無効化に関しては上記の統一裁定が優先される。
プレイ効果(旧分類)
「このカードをプレイしたあと」という文言で始まる効果。即時に1回分の処理を行う。
例:
このカードをプレイしたあと、もう1枚カードをプレイできる。
旧裁定では、No.058《KUAN》の左隣か右隣にプレイした場合のみ無効・不発とされていた(現在は統一裁定により、種類を問わず白紙化される)。
持続効果(旧分類)
ターン終了まで、または次のターン以降に影響を及ぼす効果。カードが除去・スタック・裏返しされても持続する。
例:
次の相手のターン、このカードの左、上、右に隣接するカードは移動せず、手札に戻らず、破壊されない。
公式ルールページによると:
基本的にカードを重ねた場合は、下になったカードの効果は反映されません。
ただし、プレイしたとき、次のターン以降に影響を及ぼすような特殊能力は継続されます。
公式に確認された持続効果の例:
- No.013《六連 統星》: 自分はこのバトルで【EX】カードを3枚までプレイできる
- No.020《クロさん》: 自分は次のターンにカードをプレイできない
- No.043《バンセ》: 次の相手のターン、相手は上下左右に隣接するマスにしかカードをプレイできない
- No.047《おにぎり君》: 次の相手のターン、このカードの左・上・右に隣接するカードは移動せず、手札に戻されず、破壊もされない
- PROMO017《ヨシ》: 次の相手のターン、相手はターンの始めに山札からカードを引けない
- PROMO019《導師 (SSR)》: 次のターンにプレイする自分のカードの体重は2倍になる
- PROMO023《デキヒ》: 次の自分のターンにプレイするカードの特殊能力は発動しない
- PROMO032《心響かせ ROCK ガブ》: 場に【導師】がいるなら山札から1枚引き、次の自分のターンにプレイするカードの体重は2倍になる
- PROMO033《技工鍵盤奏者 コンラット》: 場に【ガブ】がいるなら次の相手のターン、相手は【EX】カードをプレイできない
永続効果(旧分類)
カードがオモテ向きである限り継続して適用される効果。カードが裏向きになった場合、またはスタックによって下になった場合は無効となる。
例:
このカードはバトルにはウラ返らない。このカードの左右両隣に隣接するカードは特殊能力を発動しない。
このカードがオモテ向きである限り、自分のターンの始めに山札から追加で1枚引く。
詳細は永続効果を参照。
誘発効果(旧分類)
特定の条件が満たされた瞬間に発動する効果。代表的な発動条件には以下のものがある。
- このカードが手札から捨てられたなら
- このカードにバトルをしかけたカードは(バトル後に)
例:
このカードにバトルをしかけたカードは、バトルのあと特殊能力を発動してからウラ返る。
旧裁定では、誘発効果は「プレイされた」タイミング以外で発動するためNo.058《KUAN》の無効化対象外とされていたが、統一裁定により現在は白紙化の対象となる。
関連項目
- No.034《JUNPEI》
- No.043《バンセ》
- No.047《おにぎり君》
- No.054《火野 アラシ》
- No.058《KUAN》
- No.069《富士川 烈太》
- No.091《すぎちゃん》
- No.146《CERESTIA GROWN》
- 永続効果
- ロゴカード
- 公式裁定
添付ファイル