グフ

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グフ - (2021/08/11 (水) 12:50:07) の編集履歴(バックアップ)


グフ
GOUF
登場作品 機動戦士ガンダム
型式番号 MS-07B
全高 18.2m
重量 58.5t
所属 ジオン公国軍
搭乗者 ランバ・ラル
武装 5連装フィンガー・バルカン
ヒート・サーベル
ヒート・ロッド
シールド

【設定】

ジオン公国軍がザクIIJ型(陸戦仕様)をベースに開発した地上用モビルスーツ。
元々が宇宙戦用だったザクIIを地上用に改修した所で限界があった為、本機が開発される事となった。

対連邦軍のモビルスーツ戦を想定しており、ヒート・サーベルやヒート・ロッドといった接近戦向けの武装を装備している他、シールドやスパイク・アーマーの大型化など、ザクIIと比較すると装甲や運動性も向上している。
また、地球では足場の悪い戦場もある為、ドダイYSなどのS.F.S(サブ・フライト・システム)との併用も考慮されている。

カラーリングは試作機のパイロットとなったランバ・ラルのパーソナルカラーであるブルーで、後に量産された機体も総じてブルーになっている他、量産機はザクの武装であるヒート・ホークやザク・マシンガンを装備している個体も存在している。


【武装】

5連装フィンガー・バルカン

左手のマニピュレーターに装備された75mm口径の機関砲。
しかし、従来の兵装を保持できない構造である事が使いづらいとの苦情があったため、通常のマニピュレーターに変更する措置も取られた。

ヒート・サーベル

シールド裏に収納される格闘兵装。
形状記憶処理が行われた高分子化合物により瞬時に刀身を形成する。

ヒート・ロッド

右腕に内蔵されている伸縮式の鞭。
敵機に巻きつけて電流でダメージを与えたり、熱で溶断する事も可能とされている。


【原作での活躍】

ランバ・ラルが駆るモビルスーツとして初登場し、ザクとは異なる性能の他に、ラル自身の高い技量でホワイトベースやガンダムを苦しめた。
ラル戦死後は量産されたグフが多数登場し、主にドダイYSに搭乗して戦闘を行っていた。

特筆すべきはマ・クベ配下の兵士が乗るグフ。
補給を絶たれ窮地に陥ったガンダム及びアムロをドダイとの連携及び操縦技量で死の淵まで追い詰めたが、新兵器Gアーマーとの空中戦でドダイを破壊され、空中でガンダムのシールド投擲→ビーム・サーベル追撃のコンボで撃破される。

その他ではジャブロー襲撃の際にザクII共々大量のグフが出現している。


【パイロット説明】

ランバ・ラル

CV:広瀬正志(TV版・劇場版・BF)/喜山茂雄(THE ORIGIN)/宝亀克寿(BF代役)

「青い巨星」の異名を持つベテラン士官で階級は大尉。
父親は、ジオン・ズム・ダイクンの盟友であるジンバ・ラル。
ゲリラ戦を得意としており、その実力と人柄から部下達からの信頼も篤い。

冒険王版では原作っぽい流れ(グフが何機もあるとか違いはあるが)で最終的にホワイトベースで白兵戦を行うのだがセイラの正体に気付き話をしようとしたところをブライトに撃たれてそのままお亡くなりになるというとんでもないことになった。

【原作名台詞】

  • ザクとは違うのだよ!ザクとは!
    • ラルの台詞でも特に有名な台詞。別の世界のグフのパイロットも発していた。
  • 見事だな!しかし小僧、自分の力で勝ったのではないぞ!そのモビルスーツの性能のおかげだという事を忘れるな!
    • アムロとのMS戦で敗北し、撃墜されたグフから脱出した時の台詞。やられたとはいえ性能が上のガンダムのコックピットハッチを損傷させるなど、今までの敵が為し得なかった事を果たしているあたり、かなり重みのある台詞である。しかしながら、アムロがラルの得意とする接近戦で勝利しているため、負け惜しみというのも強ち間違ってはいない…と思われる。その点は大人ゆえの発言力の強さと言ったところか。ちなみに劇場版では「小僧」の部分が「坊主」に変更されている。
  • この風、この肌触りこそ戦場よ
    • マ・クベの策略で補給が届けられず、ホワイトベースに白兵戦を仕掛ける際に放った台詞。
  • ハモン、すまぬ…ランバ・ラル、戦いの中で戦いを忘れた…
    • セイラ(アルテイシア)に気を取られ重傷を負いながらハモンに通信した際の台詞。
  • ワシの戦っていた相手が皆、年端も行かぬ少年達とは皮肉なものだ…
  • 君達は立派に戦ってきた。だが、兵士の定めがどういうものかよく見ておくのだな…!
    • 最期の台詞。逃げ場を失ったラルは投稿せず、手榴弾を抱えて飛び降りて自決。己の死を以て少年達に戦争の現実を教え込ませた。

ラルさん

CV:広瀬正志(BF、BFT4話まで)/宝亀克寿(BFT5話以降)

「ビルドファイターズ」に登場する、彼のそっくりさん。声優まで一緒という徹底ぶり。
セイ達を導くいい大人であり、ガンダムに詳しくないレイジやチナへの解説役でもある。仕事してるのか?
旧知のイオリ・タケシや珍庵からは「ランバ」とも呼ばれている。世界大会で活躍するファイター達からは「大尉」と呼ばれており、「青い巨星」の異名を持つ作中最強クラスのトップファイターである。

ラル(宇宙世紀)同様に普段は気さくながら渋いダンディズムの雰囲気をまとっているが、セイの母リン子にテレテレしたりキララのファンだったりする。ハモンさんこっちです
ビルドファイターズにはガンダム作品の人物が幸せに暮らしている、という裏設定があるのでどこかにいるのだろうが…
とはいえBF23話で少年のドモンがカッシュ家の面々と一緒にいたり、トライにはセカイの師匠のドモンがいるあたり(年齢的に同一人物ではないだろうし)そこらへんは謎。

ちなみに年齢は自称35歳。原作のランバ・ラルと同じであるがセイ達には信じてはもらえなかった。

【原作名台詞】

  • 「ガンプラ作りもガンプラバトルも、趣味の領域。機動戦士ガンダムの作中のように、戦争状態でもなければ、命の駆け引きをする必要も無い。所詮は遊び、その通りだ。
    しかし、いや、だからこそ、人はガンプラにも、バトルにも、夢中になれる。好きだからこそ、本気になれる。
    私は君の中に本気を見ている。そう、あの男と同じように。」
    • BF6話より。ガンプラバトルをする唯一の目的であったタツヤへのリベンジが叶わなくなり、自棄気味になっていたレイジにかけた言葉。
      ガンプラに限らずあらゆるゲーム・趣味に通じるだけでなく、本作品の根底にある素晴らしい名言。


【ゲーム内での活躍】

GUNDAM VERSUS

オールスターに入ってからは発展機別の世界のグフが出ている中、元祖グフは中々出てこなかったが本作でついにプレイアブル機体として登場。コストは300(EXVSシリーズにおける2000コストに相当する)となる。
サブ射撃のヒート・ロッドは、当てる度にゲージがたまり、溜まるとレベルアップし威力が強化される。再出撃時でも状態は維持されたまま。
カスタムの方や本作にいない西川の方のグフと異なり鞭を主体にした立ち回りが要求される。

広瀬氏が病気療養中のためTHE ORIGINでランバ・ラルを演じた喜山氏が演じている。


【勝利・敗北ポーズ】

勝利ポーズ

通常時:ヒート・サーベルをシールドから取り出した後、シールドを投げ捨て両手で構える。第19話でアムロの初代ガンダムに一騎打ちを挑むシーンの再現。
覚醒時:ヒート・ロッドを仕舞ってフィンガー・バルカンを構える。

敗北ポーズ

両腕が斬り落とされた状態で爆散する。第19話でアムロの初代ガンダムに敗北したシーンの再現。


【その他の活躍】

ガンダムビルドファイターズ

ラルさんがレイジの特訓にベストメカコレクションの本機を使用した。
また、第7回ガンプラバトル選手権世界大会決勝戦後に暴走したアリスタを止める為に改造ガンプラのグフR35が参戦している。


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