「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
【あらすじ】
A.C.196年。ホワイトファングと地球圏統一連合軍の激戦の傷もようやく回復の兆しが見え、人々もクリスマスに向かうにつれ活気を取り戻していった。
そして戦争が終わったことでカトルはガンダムの放棄をもちかけ、これに応じたヘビーアームズ・デスサイズヘル・サンドロック・ウイングゼロを小惑星に封印し太陽に向けて出発させた。
しかし、新造コロニーX-18999に会談に向かったリリーナ・ドーリアンが消息不明になってしまう。この情報を掴んだヒイロとデュオとカトルらガンダムパイロットとプリベンター、そして身を寄せているサーカスで怪しげな黒服の男達を見かけたトロワ、ガンダムの放棄を拒否した五飛。
カトルは平和を信じて放棄したガンダムの回収に、ヒイロとデュオはコロニーX-18999へ調査に、トロワは黒服達を差し向けた組織への潜入に、ガンダムパイロット達はそれぞれ行動を開始する…。
戦争は繰り返す。それはまるで終わらない円舞曲(ワルツ)のように
【作品解説】
『ガンダムW』の人気を受けて製作されたOVA。このOVAも大人気であったため、新作カットも加えた劇場版が放映された。なお、『
機動戦士ガンダム第08MS小隊』の後日談『ミラーズリポート』と同時上映である。
TVシリーズでのコロニーと地球の戦争から1年後の世界を舞台に、新たに起こった武装蜂起を描く。
ウイングガンダムゼロをはじめ、全ガンダムがリファインデザインで登場、そのどれもが高い人気を誇るものの、一部を除いて良くも悪くも特定距離に完全特化し、設定が同一機体と言うが実際にはそう簡単には外せない内臓武装(アルトロンのビーム砲等)や機能(ウイングガンダムゼロの変形等)がオミットされているため、仮にVS.シリーズに出場してもいま一つ使いづらいものになると思われる(遠近万能なのはウイングゼロ、トールギスIIIぐらい)。また、明らかに機械というには無茶がある天使の羽のようなウイングゼロは賛否両論の声もあった。
プラモデルも好調でガンダム5機とトールギスIII、サーペントいずれも製作側の期待以上に売れた。
それまでのアナザーガンダムシリーズのプラモデルは(TV版W含む)、1/100サイズは一部機体しか発売されていなかったが、本作は全機体で1/100サイズが発売されている。また、劇場公開記念に特製クリヤーバージョンも製作され、7機全てに存在する(価格は通常版に比べやや高い)。
プラモ及びゲーム媒体出演時などには、TV版機体との区別のため便宜的に「~カスタム」と名付けられたが、それが本作品を知らない人たちを混乱させたとも言われており、最近では「~(EW版)」と表記されることも多い。
【ガンダムVS.ガンダムにおけるステージタイトルとの関連】
- この作品はガンダムVS.ガンダムNEXT PLUSからの参戦なので無い。
【本シリーズ関連ステージ】
ブリュッセル