サーペント SERPENT |
登場作品 |
新機動戦記ガンダムW Endless Waltz |
型式番号 |
MMS-01 |
全高 |
17.2m |
重量 |
8.1t |
所属 |
マリーメイア軍 |
武装 |
ミサイルランチャー ダブルガトリングガン バズーカ ビームキャノン |
搭乗者 |
トロワ・バートン マリーメイア兵 |
【設定】
マリーメイア軍の主力量産型モビルスーツ。
OZの
リーオーの後継機かつ対MD用MSとしてコロニーX-18999で開発され、配備前に戦争が終結した事でお蔵入りとなっていた。
しかし、平和からの革命を目論むバートン財団によってコロニーX-18999ごと試作機が接収され、改修を加えて少なくとも300~500機が生産されてマリーメイア軍の中核を担った。
リーオー譲りの高い汎用性と、ネオ・チタニュウム合金製装甲で
ガンダムにも迫る防御力を持つ。
武装は
ガンダムヘビーアームズ改のデータを参考に開発されており、必然的に戦法も同じく砲撃戦主体となっている。
【武装】
ミサイルランチャー
両肩に1基ずつ装備された8連装式のミサイル。
本機唯一の固定武装。
ダブルガトリングガン
バズーカ
本機の実弾武装では最大の威力を持ち、直撃すれば
ガンダムにもダメージを与えられる。
ビームキャノン
トールギスIIIのメガキャノンの技術を応用したビーム兵器。
量産されたビーム兵器では最大級の威力を誇るとされている。
【原作の活躍】
プリベンターの目がコロニーX-18999に向いている間にマリーメイア本隊は資源衛星MO-IIIから降下し、地上の大統領府を占拠。
これを奪還すべく進攻してきた
トールギスIII、
トーラス、
ガンダムデスサイズヘル、ガンダムヘビーアームズ改、
ガンダムサンドロック改によって多数を行動不能にされるも、250機以上もの圧倒的な物量差で5機を完全に包囲して絶体絶命と言える所まで追い込んだ。
しかし最後は蜂起した民衆に逆に包囲され、民衆に発砲する様な事も無く役目を終えた。
【VS.シリーズの活躍】
ガンダムVS.ガンダムNEXT PLUS
ガンダムナタクのモビルアシストとして登場。どうやらトロワが乗っているらしい。
ガンダムヘビーアームズ改の下位互換のようなガトリングガンを連射する。
因みに劇中のサーペントの発射するガトリングガンは、設定ではヘビーアームズ改(EW版)同様実弾のはずだが、本作では何故かビーム属性となっている。
EXVS.(PS3版)
コスト500のCPU専用機体として登場している。
武装はダブルガトリングとミサイルのみで、ビームキャノンやバズーカは使用しない。
EXVS.FB
CPU機として続投。
内部データによるとデフォルトパイロットがトロワに設定されており、しかもボイスありとの事。
【その他の活躍】
ガンダムビルドファイターズ
ガンダムビルドファイターズトライ
第1話アバンでの宇宙戦で登場。
要塞内でウォルターガンダムと巨大なリアル等身武者ガンダムと共にホシノ・フミナのパワードジムカーディガンを迎え撃った。
スーパーロボット大戦
原作通りにマリーメイア軍が使用する他に
ネオ・ジオン軍や
地球連合軍などに運用される事があった。
『X』では
鉄仮面がモビルドールとして引き連れている。
一部の作品では本来は装備されていないビームサーベルを装備していた。
【余談】
名前は13番目の黄道星座「へびつかい座」に由来するとされる。
へびつかい座は黄道上に存在するが12星座ではないためにこの様な言われ方をするが、本編でのOZの兵器は12星座に由来する名前を持っていたものが多かったため、エピローグであるEWに登場するMSとして相応しい名前と言える。
サーペントではへび座では?とか、へびつかい座はガンダムアスクレプオスの方が相応しいのでは?とか言ってはいけない。
プラモデルでは商標上の都合なのか、EWから登場した機体であるにもかかわらずいきなり「サーペントカスタム」という名称になっている。
もっとも、試作機を改修して完成した設定を考えればあながち間違いではないかもしれない。
なお、当時発売されたプラモデルのパッケージは機体と共にパイロットがプリントされているデザインだが、サーペントに搭乗した名有りパイロットがトロワしかおらず、彼はヘビーアームズカスタムのキットに既に掲載されている都合上マリーメイアが起用され、更に1/100プラモデルではリリーナと共にマリーメイアのフィギュアが付属する。
最終更新:2023年09月25日 23:30