トーラス

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トーラス - (2022/11/29 (火) 17:59:27) の編集履歴(バックアップ)


トーラス
Taurus
登場作品 新機動戦記ガンダムW
新機動戦記ガンダムW Endless Waltz
形式番号 OZ-12SMS(OZ所属機)
SK-12SMS(サンクキングダム所属機)
WF-12SMS(ホワイトファング所属機)
OZ-01MD(MD仕様機)
全高 16.8m
重量 7.9t
所属 OZ
サンクキングダム
ホワイトファング
搭乗者 レディ・アン
ルクレツィア・ノイン
ニコル
カトル・ラバーバ・ウィナー
トロワ・バートン
ヒルデ・シュバイカー
モビルドール
武装 ビームライフル
トーラスカノン
レーザーガン
ビームサーベル(サンクキングダム所属機)


【設定】

エアリーズに替わる航空戦力として開発された可変MS。機体名はおうし座(タウルス)に由来する。カラーリングは所属する軍によって異なり、OZ正規軍仕様が黒、サンクキングダム仕様が白、ホワイトファング仕様が赤茶色と、勢力ごとに塗り分けられ区別されている。

背中のバインダーで両腕を覆うことにより、高速移動用の航空機形態に変形する。また、宇宙戦闘にも対応可能な高い汎用性を持っていたためにリーオーとの置き換えも進められた。
MDシステムの実用化以降は無人型の生産が主流となり、有人型はこれら無人型の指揮統制に用いられるようになる。無人型はパイロットへのGを考慮する必要がないため、機体性能を相まってMS形態でありながら驚異的な鋭角的な機動を所謂ゲッター機動をしつつ僅か一瞬の直線で8Gまで加速力と反応速度を発揮し、ジェット戦闘機を軽く凌駕する速力で戦闘可能なエアリーズを軽く凌駕する性能を持つ。(その動きと同時に5機のリーオーをマルチロックにより瞬時に消滅させている。)
更には変形することで機動性も高められる上に、対要塞砲のトーラスカノンも標準装備と火力と機動性ともに驚異的。
後継機ビルゴの登場後も、ビルゴより機動性を一歩先を行くことと航行性能の高さから高速戦闘や長距離任務において第一線で運用され続けた。
アビリティレベルはファイティング100、ウエポンズ110、スピード125、パワー110、アーマード110。

また、作中で唯一有人機と無人機の両方が生産された量産機であり、外見上の差異も全くない。そのため無人機と有人機の判別は初見では極めて困難であり、『EndlessWaltz』では無人機を有人機に見せかけた陽動に使われたりもしている。
ちなみに判別の困難さは『EenlessWaltz』作中でもX-18999コロニーから出発したトーラス部隊をしばらく追跡していたノイン達が機体の熱源反応を調べてようやく気付いたレベル。小説版ではデュオですら戦闘開始後も無人機特有の挙動の不自然さに気付くまでは見破れなかった。


【武装】

ビームライフル

本機専用のビームライフル。威力が大きくビーム弾でリーオーを真っ二つに裂き消滅させるほど。

トーラスカノン

両手で抱える様に保持する大型・高出力のビームキャノン。配備されている機体数は多くない。
初登場時はノインがエアリーズで持ち出したがシェンロンに強奪され、OZの輸送機を破壊するために使用された。
フルチャージ時の威力かつ直撃時はガンダニュウム合金に対しても効果を発揮し、月基地も揺るがすほどの威力を持つ。

レーザーガン

ビルゴのプラネイトディフェンサー対策に持ち出された高指向性レーザーを撃つライフル。
プラネイトディフェンサーを貫通して本体を破壊する事が可能だが、排熱が追いつかないためにごく僅かな時間しか使用できない。

ビームサーベル

サンクキングダム仕様にのみ装備されている武装。
完全平和を提唱する国の仕様が最も重武装というのは中々皮肉が効いている。

【原作での活躍】

OZ、サンクキングダム、ホワイトファングと作中の勢力に幅広く使用された。
サンクキングダム仕様のノイン搭乗機は終盤まで戦い抜き、さらにEWにも登場した。


【パイロット説明】

ルクレツィア・ノイン

CV:横山 智佐
地球圏統一連合軍特殊部隊スペシャルズ(OZ)の女性士官、サンクキングダム仕様のトーラスに搭乗。
ゼクス・マーキスに深い思いを寄せており、再会するまでの日数を記憶している。
養成学校ではゼクスに次ぐ次席で卒業しており、ゼクスも「彼女のおかげで主席で卒業できた」という旨の発言をしている程の優秀な人物。
レイク・ビクトリア基地での兵学校の教官を務めていたが、張五飛の襲撃を受け、教え子達は殆どが死亡、自身も五飛に戦いを挑むも敗れた上に「女は殺さない」と情けをかけられてしまう。
自分の甘さを痛感したノインはその後、ゼクスと行動を共にするようになる。
ゼクスのOZ脱退後はリリーナのサポートに回り、サンクキングダム防衛やガンダムパイロットたちとの協力にあたった。

EWではプリベンターとしてサリィ・ポォらとともに活動。
ヒイロとデュオによるX-18999コロニーへの強行突入では、宇宙船に搭載したミサイルポッドで敵MS隊をかく乱した。
その後はゼクスと合流し、ブリュッセル大統領府へたった2機で乱入。ゼクスとの息が合った連携で、ガンダムパイロットたちの到着まで多数のサーペントを戦闘不能に追い込んだ。
終戦後はゼクスと共に火星へ旅立った。

機動力以外の性能は並程度のトーラスで、TV版では最新鋭機のビルゴ・ビルゴIIと対等に渡り合い、EWでは同じく最新鋭機のサーペントをパイロットを殺すことなく戦闘不能に追い込んでいる。ガンダムパイロットやゼクスの陰に隠れがちだが、彼女もパイロットとしての技量は高く最強説もあるほど。

【原作名台詞集】

  • ゼ「ノイン、そこをどけ」
  • ノ「ゼクス、私は貴方と戦いたくありません。ですが…!」
  • ゼ「ノイン、ひくんだ!」
  • ノ「ひきません!たとえ貴方を倒すことになろうとも…!!」
    • TV版第47話より。ピースミリオンを撃墜しようとしたゼクスとそれを阻止しようとしたノインのやりとり。エピオンの前にトーラスで立ちはだかるというかなりの無茶をしているが、結局ノインは撃つことが出来ず、ゼクスもビームソードで斬りかかりながらも軌道を変えて空振り、ノインを撃墜しなかった。また、そのまま撤退してピースミリオンも撃墜していない。
  • いえ、1年前私は言ったはずです。貴方のそばから離れないと。…ずっと待っていたんです。もう、待つのはごめんです。(EW OVA版第3話)
    • ゼクスの「ノイン、私に付き合わなくてもいいんだぞ」に対し、自身の想いを打ち明けた返答。
  • さよならは言いませんよ!(同上)
  • 2度も同じことを言わせないでください、ゼクス。(同上)
    • 火星に向かう宇宙船の中で、「ノイン、こんな私に…」と言いかけたゼクスを遮った言葉。


ヒルデ・シュバイカー
CV:荒木 香恵

OZ志願兵の少女、ホワイトファング仕様のトーラスに搭乗。
当初は敵としてデュオを狙っていたがデュオの話を聞いてOZに疑問を持つようになり脱退している。
その後はデュオと和解して一緒にジャンク屋をやったりしている。
最終決戦では単身リーブラに乗り込みガンダムチームにデータを届けている。
元々は経理を勉強していたようで戦後はデュオと共にジャンク屋を営んでいた。
EWでは声なしエンディングのみの出演と不遇な扱いを受けている。更にその後の小説版では孤児院を経営したり、デュオとは破局と復縁を繰り返すも最後は再婚したりと何かと波乱の多い人生だったようである。

デュオの相手役にあたるキャラクターであるが、当時デュオは女性人気が高く厄介なファンに声優の荒木氏が嫌がらせを受けたという恐ろしい逸話が残っている。


レディ・アン
CV:紗ゆり(TVアニメ版)/緒乃 冬華(Gジェネクロスレイズ以降)

OZに所属する女性士官、OZ仕様のトーラスに搭乗。
詳細はウイングガンダムにて。


【ゲーム内での活躍】

EXVS.

ノイン専用機は、トールギスIIIの武装アシストとして登場し、スタン属性のビームを1発撃つ。
メインからキャンセル可能でスタン時間も長く、トールギスの立ち回りを支える超重要武装。
撃ちきりだが4発も使え、覚醒リロードもできるので贅沢に使っていきたい。

一般機は、ガンダムデスサイズヘル(EW版)の武装アシストに登場。
投げ飛ばされ、着弾地点に爆風を起こす。誘導はないが、CSのチャージ時間が短く大きめの爆風が長時間残るので事故狙いや牽制に使える。
お世辞にも性能は良いと言えないが、デスヘルは射撃手数が少ないので嫌でも使わざるをえない。

EXVS. FB

ノイン専用機は、基本性能は前作とさほど変わらないが、使用回数が3回に減少、覚醒の仕様変更により贅沢な使用はできなくなった。
アップデートで発生が向上、使用時の慣性が乗るようになりささやかに強化された。
またトールギスで本機出現中に勝利した場合、リザルト画面でトールギスと共にポーズを取る。アシスト機が動くもので、大変珍しい。

一般機は、発生と投擲速度の向上、使用時の慣性が載るようになり幾分使いやすくなった。

EXVS.MB

ついにノイン専用機はリロードされるようになった。

GUNDAM VERSUS

ストライカーとして、OZ仕様とSK仕様が登場。

EXVS2

ノイン専用機は格闘CSで召喚する追従型アシストに変更。メインに連動してビームカノンを2連射する。
使用感は大幅に変わったが、アメキャンにも対応しており立ち回りを支える非常に重要な武装であることに変わりはない。
ツールボックス

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