ガンダムアストレイレッドフレーム(レッドドラゴン)

ガンダムアストレイレッドフレーム(レッドドラゴン)
GUNDAM ASTRAY RED FRAME RED DRAGON
登場作品 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY R
型式番号 MBF-P02
全高 UNKNOWN
重量 UNKNOWN
所属 ジャンク屋組合
搭乗者 ロウ・ギュール
武装 75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」
ガーベラ・ストレート
カレトヴルッフ


【設定】

ガンダムアストレイレッドフレームのバリエーション形態の一つ。
フライトユニットに多目的万能ツール「カレトヴルッフ」を3基搭載し、頭部をビームアンテナを展開可能な「ドライグヘッド」に換装した姿。
ロウ・ギュール曰く「最カッコいい形態」。
レッドドラゴン(赤い龍)の名はカレトヴルッフの伝承と翼と尻尾を生やしたような姿に由来する。


【武装】

75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」

頭部に2門設置された近接防御用機関砲。

ガーベラ・ストレート

日本刀の形状をした実体剣。

カレトヴルッフ

ロウ・ギュールが設計したMS用多機能ツール。
ジャンク屋の生産販売を前提とした設計となっており、切断機能と加熱溶接機能に優れている。
ビルドトーチ、ビルドナイフ、ビルドカッターという3つの工具に分解可能で、それぞれトーチと刃物として使える。
リミッターが搭載されており、緊急時は自己責任で武器としても使用可能になっているのだが、その形状はどう見ても剣(Sモード)、変形させれば銃(Gモード)に見えるため、武器として使用される度に地球連合軍が査察に訪れ、生産が追いつかなくなっていた(反抗を恐れての嫌がらせでもあったようだが)。
しかしその問題もロンド・ミナ・サハクの承認と彼女が同製品を100個注文(天空の宣言に賛同した者たちに与えるため)したことによってアメノミハシラでライセンス生産が行われることで解決した。

名前の由来はウェールズの伝説に登場する同名の剣。
ケルト神話に登場する聖剣カラドボルグと同一視されることが多く、エクスカリバーの原型とも言われる。
様々な機能を有しており改造も容易らしく、ロウのカレトヴルッフはミラージュコロイドの制御機能がある(これによってバクゥヘッドを取り返した)ほか、ジェス・リブルが譲り受けたものは改造によってガンカメラとしても使用可能であった。
連結させてアンビデクストラスハルバードモードとしても使える。
何でも出来る機械を作りがちなロウの思想が強く反映されたのか、多機能なマルチウェポンであるかのような機能が複数搭載されているが、あくまでも工具である。いいね?
いやでもやっぱり工具と言い張るにはシビリアンアストレイのレーザートーチぐらいが限度の様な…

ドライグヘッド

ミラージュコロイド制御機能と各種センサーの強化のために開発されたヘッドユニット。
名前は竜の頭という意味を持つ。
レッドドラゴンに装備されているカレトヴルッフとの共同運用が前提の装備と言える。


【劇中の活躍】



【ゲーム内での活躍】

EXVSMB

アップデートで初参戦、コストはレッドフレーム改と同じく2500。
こちらのロウのグラフィックはそこまで濃くないが戸田版がベースとなっている。
特殊格闘の「最カッコいいぜ!」を当てることで自機の性能が上がるという珍しい方式の時限強化を持つ格闘寄り万能機。
強化中に再度特格を当てることで強化状態を維持できる。
覚醒技は乱舞技「リミッター全開解除アタック!&赤い衝撃」とサバーニャの覚醒技のように3本のゲロビを発射する「カレトヴルッフ Gモード【最大出力】」の2種類。
乱舞技の技名とカレトヴルッフ全損&フライトユニットを外してからの格闘の流れはダブルブイのターンレッド戦が元ネタと思われる。
なお、こちらは「赤い一撃」ではなく「赤い衝撃」と表記されているが間違いではない。
解禁直前のガンダムA(2015年7月号)では本機(及びセブンソード/G)の解禁に関する記事は記載されなかった。
しかし同月号の『ガンダムEXA VS』において、ロウが組み上げたレッドドラゴンの調整をしているシーンが描かれ、後に登場した(8からは「カレトヴルッフのムダ使いだ!!」とツッコまれている)。レッドドラゴン搭乗時に戸田版みたいな顔になった。
サブの発生が神速で、ちょっとしたコンボで相当のダメージをとれる機体だったが、アップデートにより若干マイルドになった。それでも十分な性能を誇るが。

MBON

HPが650に低下。
アップデートでサブ射撃のリロード短縮と特殊格闘へのキャンセルルートが追加され、特射中サブ派生と特殊格闘の誘導が強化された。
更に格闘や覚醒技の店舗がアップし、格闘射撃派生のダウン値が低下され、サブ射撃のビームを開くまでの徐幹が短縮された。

EXVS.2

ゲーム基板の変更によるエフェクトの変化でサブの見た目が変わったり格闘後派生の威力が上がったりしたのだが、最大の変化はロウの顔グラが普通のレッドフレームと同じになってしまった。

EXVS.2XB

特射特射派生が新規に追加され、前作特射サブ派生が特射後格派生に変更。
更に特射射撃派生のバウンドダウンが削除され、後格闘は射撃ヒット時にシールドガードに移行するようになった。

EXVS2.OB

後覚醒技が格CSへ移行。
2000コスの赤枠や青枠に近い1出撃1発限りの武装となり、格闘機が持つ射撃としては破格の性能を誇る。
結果覚醒技は1種類のみとなったが、時限強化目的で空振りする使い方として割り切りやすくなった。


【勝利・敗北ポーズ】

勝利ポーズ

  • 通常時:カレトヴルッフGモードを右手で構えてポーズ。
  • 格闘時:カレトヴルッフSモードを両手で構える。
  • 覚醒時:ビームアンテナを展開して左手でガーベラを肩に担ぎ、右手でカレトヴルッフを持つ。

敗北ポーズ

  • フライトユニットが外れた状態でガーベラを盾の様にして構え、頭部が爆発し膝をつく。ターンレッドの攻撃を受け止めたシーンの再現。


【その他の活躍】

ガンダムビルドファイターズ炎

原作では工具扱いだったカレトヴルッフだが、こちらでは武器扱いで登場。Zガンダム炎やデスティニーガンダム炎、ゴッドガンダム極など、カレトヴルッフを武装パーツとして組み込んだ改造ガンプラもいくつか生み出された。


【余談】

カレトヴルッフを3基装備する事になった理由は「翼状にしたいので両側2基にしよう→両側2基にすると使うとき片翼になる→んじゃ3基で」とのこと。
ガンプラでこの形態を再現するには同じホビー誌を3冊購入する必要があった。付録付きなので値段も上がり1冊1200円で単純計算でも3600円となり、HGレッドフレーム(1800円くらい)よりも高額になる。実にお財布にやさしくない。
なお、中央に取り付ける際にはフライトユニットにある肉抜き穴にジョイントを差し込む必要があり、埋めると再現不可能になってしまうので注意。
また、構造上グリップや接続アームを頻繁に抜き差しすると割れやすいという問題もある。

そのホビー誌にてビルドファイターズ炎の連載時、Zガンダム炎の再現の為に新規パーツを交えてカレトヴルッフが再び付属。この手の付録としては異例の復刻となった。

2022年10月にはガンダムベース限定として「ガンダムアストレイレッドドラゴン」の名称で新規に設計され直されたカレトヴルッフ3基を同梱したHGが販売開始された。
パーツが多色成型化された事で塗装の手間が大幅に軽減されたのに加えて前述の破損対策にもなっている。あと幾分かお財布にも優しくなっている。

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最終更新:2024年07月12日 12:04
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