【あらすじ(ガンダムEXA)】
木星の衛星軌道上にあるジュピターX。そこにはあらゆる
ガンダム世界のデータを集約したGAデータがあった。
衰退しはじめている人類を滅亡の危機から救うために、Gダイバーと呼ばれる者達はGAデータにダイブし、そこから人類の進化のカギを手に入れるために行動していた。
そこに新たなGダイバーとして派遣されたレオス・アロイはGダイバーとして活動するが、イクスは全てのGAデータの破壊を目論むべくエクストリームガンダムを建造し始めた。
【あらすじ(ガンダムEXA VS)】
ex-との戦いから数年後、レオスは相変わらず人類進化の為にダイブを続けていた。その時、ジュピターX以外のGAステーションの存在を初めて知り、レオスはそのGAデータへダイブして助けたサターンIIの予備Gダイバーのテミス・キロンから「マーズIが全てのGAデータを破壊している」と聞き、そこで襲い掛かったダークセシア、その首謀者であるアル・アダと交戦するが、妙な胸騒ぎからダイブオフするとセシアがいなくなっていた。
そのため、セシアを取り戻すため、レオスは新規製造された
エクストリームガンダム type-レオスII ヴァリアント・サーフェイスで戦いに行くのだった。
【作品解説】
ガンダムA創刊10周年記念作品として連載された作品であり、「EXVS.シリーズ」とのコラボレーションも行っている。
あらすじにも書いてある通り、いろんな
ガンダム作品の世界に乱入してその作品の登場人物に介入するため、いろんな作品(作者のときた洸一氏が関わっていない漫画作品や小説までも)のMSが登場している。
本作に登場する機体の中にはクロスボーンガンダムX2改(マント付)、
ガンダムサバーニャ(GNアームズ装備)のような原作とは違う独自の装備で参戦している機体(X2改はEXVSではABCマントを装備しているが)もあればFBの時点では参戦しなかった
シャイニングガンダム、本シリーズに参戦していない機体(ガンダムエクシアリペアIIIやウイングガンダム(EW)、
ユニコーンガンダム3号機
フェネクスなど)、参加していない作品(00IやW G-UNITなど)多くの作品が出てくる。
その中でも00Iなどで主役を務めるフォン・スパーク(本作未参戦)はGAデータ内のみならず大活躍をし、「VS」ではアストレイのロウや劾が大きく作品に絡む。
ある意味ときた作品オールスターズとしての側面もあると言えるだろう。
原則として、各作品の重要人物に重傷を負わせるなど、Gダイバーがダイブした世界で強く干渉してしまうと世界の歴史が変化してしまい、本来ならその世界から離れるとGダイバーのことを忘れてしまうのに覚えてしまう。さらに強い歪みが発生してしまうとその世界そのものが崩壊してしまう。
そのためダイブした先の世界で使用する機体はその世界のその時代で存在する機体を運用することになっており、エクストリームガンダムを除いて他の世界の機体を使用することは出来ない。
そのため基本的にはその世界の量産機に乗って戦うことになる。
見せ場もなくやられる機体、キャラがいる(特にトロワ、カトル、五飛、フリット)、キャラを使いやすいからか前述のアストレイなど千葉氏とときた氏が関わった作品のキャラが作中で美味しいところをもらっている、というより千葉が自身の制作に関わった作品を依怙贔屓している点がしばしば論争になる。
一部の読者からは「ガンダム版仮面ライダーディケイド」と呼ばれていたが、バンナムも公式認定してしまった。
EXA完結の翌月となる2014年5月号より、続編の「ガンダムEXA VS」が連載開始。
その第1話は『エピソード0』と銘打ってあり、EXAのおさらい&新たな物語のプロローグを兼ねた内容となっている。
EXVS.MBでは漫画と連動しボスとしてダークセシアが現れるようになった。
…のだが、VSではダークセシアのうちプリモ(ロリ)以外は完全にレオスの味方となっており、ボスである「アル・アダ」は全く参戦する気配がない。
それどころか、セシアに先を越される始末。
『
機動戦士ガンダム EXTREME VS. FORCE』は本作の前日談の物語として構成されている。
【VSシリーズ関連BGM】
Divine Act -The EXTREME-
エクストリームガンダム戦のテーマ曲。
デビルガンダムやボスフリと比べ壮大なクラシック調な
BGMとなっている。
なお、アーケード版とPS3版ではそれぞれ曲調が異なり、前者は
エンディングにも使われ(家庭版も同様)、後者ではリズムとメロディが増加した代わりに、前半部分の一部が省略されている。
EXVSMB以降は
エクストリームガンダム戦が後述の「The End of Authority」に固定化されていったことで長らく
BGMとして登場しなかったが、EXVS2XBからガンダムEXAの全機体の戦闘
BGMとして復活した。
Divine Act -The EXTREME- revised
Divine Act -The EXTREME-にメタル系のメロディを追加したアレンジ版。イントロスタートが原曲と異なるのも特徴。
EXVSではトライアルミッション(ゴールミッションではない方)及びFルートで使用されたが、FB以降ではレオス・アロイのテーマ曲として採用されている。
The End of Authority
家庭版EXVSで追加された
エクストリームガンダム戦のテーマ曲。
ロックとクラシックが混ざった
BGMで、トライアルミッションのゴールミッションに使われた。FBでは
エクストリームガンダム戦に使用され、アレンジ版の「The End of Authority revised」はプレミアムGサウンドエディションに収録された。
Divine Act-The EXTREME-MAXI BOOST
エクストリームガンダムR戦テーマ。
曲名に「Divine Act-The EXTREME-」とついているが、
BGMはまるっきり別物になっており、絶望を感じさせる壮大なクラシック調の
BGMになっている。
タイトルに書いてある通り、EXVSMBから使用されたものだが、実はEXVSFBの時から使われており、Type-レオスEf&Afの出撃ムービーに使用されている。また、家庭版EXVSFBの内部データにはこの
BGMが没データとして収録されていたことが有志の解析で明らかになった。
EXVS.2ではリフェイザーやDp、AXEがリストラされた事でVsとエクセリアのテーマ曲として採用されている。
【VSシリーズ関連ステージ】
EXTREME UNIVERSE
読みは「エクストリーム・ユニバース」。
EXVSから登場した
ステージでこれまでの
デビルガンダムやストライクフリーダムの
ステージのような平らな
ステージ。ただし戦闘状況によって地面の一部がせりあがる。
ステージの天井には地球と思われるオブジェクトがあり、この
ステージが「地球再現用データベース」の中枢部ではないかとされる。
他に似たような
ステージがあるが構成はほとんど同じ。
【ガンダムVS.シリーズにおけるステージタイトルとの関連】
- 「極限の光」(EXVSトライアルミッションより)…カルネージ・フェイズの異名。
- 「哀絶の剣」(EXVSトライアルミッションより)…タキオン・フェイズの異名。
- 「孤独の翼」(EXVSトライアルミッションより)…イグニス・フェイズの異名。
- 「絶望の矢」(EXVSFBフルブーストミッションより)…ミスティック・フェイズの異名。
- 「Gダイバー」(EXVSFBフルブーストミッションより)…GAデータにダイブする者たちの総称。
- 「管理プログラム(DC)」(EXVSFORCE EXTREME FORCEモード Mission22より)
最終更新:2024年06月18日 11:41