インパルスガンダム

登場作品 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
形式番号 ZGMF-X56S
全高 17.76m
重量 63.54t
所属 Z.A.F.T. ミネルバ
主なパイロット シン・アスカ ルナマリア・ホーク
武装 MMI-GAU25A 20mmCIWS×2、M71-AAK<フォールディングレイザー>対装甲ナイフ、MA-BAR72 高エネルギービームライフル、MMI-RG59V 機動防盾
特殊装備 シルエットシステム VPS(ヴァリアブル フェイズシフト)装甲 デュートリオンビーム受信機

フォースインパルスガンダム

形式番号 ZGMF-X56S/α
全高 18.41m
重量 78.3t
武装 MMI-M941<ヴァジュラ>ビームサーベル×2

ソードインパルスガンダム

形式番号 ZGMF-X56S/β
全高 19.37m
重量 78.93t
武装 MMI-710<エクスカリバー>レーザー対艦刀×2、RQM60<フラッシュエッジ>ビームブーメラン×2

ブラストインパルスガンダム

形式番号 ZGMF-X56S/γ
全高 19.21m
重量 84.68t
武装 M2000F<ケルベロス>高エネルギー長射程ビーム砲×2、MMI-M16XE2<デリュージー>超高初速レール砲×2、GMF39 4連装ミサイルランチャー×2(AGM141<ファイヤーフライ>誘導ミサイル)、MA-80<デファイアント>ビームジャベリン×2

コアスプレンダー

形式番号 YFX-M56
全高 5.67m
重量 3.02t
武装 MMI-GAU19 20mm機関砲×2、QF908 航空ミサイル×22、AGM33<レディバード>誘導ミサイル

【設定】

ザフトの開発したセカンドステージシリーズの中の一機で開発コードは「インパルス」。
ブレードアンテナの基部にデュートリオンビーム受信機が内蔵されており、送信システムを搭載している母艦が近くにいれば実質エネルギー切れは起こさない。
だが実際は戦場で受信するためのものにしてはガンダムX系のサテライトシステムと同じで「照準用レーザーを照射、ビームを照射」の手順を取るのでその間は完全に無防備になってしまう。そのため受信するには味方に敵を完全に抑えてもらわないといけないと実戦用的ではなかった。
ガンダム同様分離、合体、さらに変形機構を備えており、コアスプレンダーを内蔵している。上半身はチェストフライヤー、下半身がレッグフライヤーである。この2つはコアスプレンダーから遠隔操作される。合体時にコアスプレンダーから排出されているように見えるミサイルはミネルバに帰還しているらしい。ミサイルだけが帰って来るのもシュールな光景だが…。
ストライクガンダムと類似した換装システム「シルエットシステム」により、3種類の装備パックを使い分けることができる。一度だけだが、通常のインパルスのままで戦闘を行ったことがあった(第18話)
VPS装甲も最新技術の一つ。原理的にはTP装甲と似たようなもので敵の物理的攻撃が被弾するのを感知すれば電力が一時的に増加(白から赤に変わるなど)する仕組み。他にもシルエット毎による必要電力を調整している。(砲撃戦主体のブラストなら前線に出ることも少ないので装甲に電力を割く必要はない、など)。


MSVではアビスシルエット、ガイアシルエット、カオスシルエットやフォース・ソード・ブラストの機能を併せ持つデスティニーシルエットが存在する。このシルエットこそがデスティニーガンダムへと繋がっていく。
余談だが、カオス、ガイア、アビスの各シルエットは変形まで出来たのだが無理があるとのことで頓挫。当面は機体として開発し、後の技術進歩を待つつもりであったらしい。最終的にはインパルス一機で全局面に対応し、シルエット自体もドラグーンシステムを流用してパイロット自身が制御し、戦艦も不要にする腹積もりだったという。
また、デスティニーシルエットは専用のチェストフライヤーを用意せねばならず、実際に使用したパイロットは「これは『インパルス』ではない」との言葉を残している。
「レジェンドシルエット」が無いのはインパルスとは別に第二世代ドラグーンの実験機であるプロヴィデンスザクが開発されていたためである。
レジェンドインパルスが完成したとしてもあの円盤が飛んで行く様子はすごくシュールな光景だろうが…

ちなみにその全局面への対応構想だが、現実はインパルスを戦場に運んだり即座に換装したりするためにシルエットシステムやデュートリオンシステムが運用可能な(ミネルバのような)母艦が必要・複雑な機構なので整備に手間がかかったり膨大なコストがかかるなど全く現実的では無かった。

なおストライクはパックに電源を積んでいたもののスカイグラスパーによる支援があってようやく戦闘中のパック換装が可能になったのに対し、インパルスは戦闘中のパック換装がデフォルトであるにも拘わらずシルエットモジュールには電源が積まれていない模様(劇中でシルエット換装後にデュートリオンビームを受信するシーンから推測)。ザフトはよほどデュートリオンビームにこだわりがあったのか、それとも何かシルエットに電源を積めない理由があったのだろうか……?

実はこの機体、コンセプトとしてはコア・スプレンダーが主形態であり、各種シルエットや上半身、下半身はあくまでおまけである。というのも「SEED DESTINY」の世界では条約のため連合・ザフト双方にMSの保有制限がかけられていた。「特定の部分を換装して多様な戦局に対応する」コンセプトの機体が作中妙に多いのも、特定環境に特化した機体ではそれだけ枠を圧迫してしまうため「1機で様々な状況に対応可能」な機体が多く作られていた。連合は更に大型MAの、ザフトは可変機の可能性を模索する方向に分かれている。セカンドシリーズ他4機は明確に可変機に属する中で本機は「状況次第でMSにもなれる戦闘機であり、これはMA・戦闘機の類である。そのためMSには該当しない」…という詭弁めいた主張を目論んでいた。

本来、インパルスはレイ・ザ・バレルが搭乗する予定であったらしいが、デュランダルの強いプッシュによりシンが搭乗する事に決まった。
作中の描写を見る限りチェストやレッグ、コアスプレンダーの予備は割とあったように見受けられ、これを受けてシン役の声優である鈴村は「予備のパーツがあんなにあるならレイもインパルスに乗って出てよ」などと冗談交じりに言っている。


「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」前期主役機。後期でもバイプレイヤーとして活躍。
Z.A.F.T.の「ストライクガンダム(ヴィクトリーガンダムとも)」。3つある換装装備の傾向も、高機動タイプが主に使われたのも同じ。但しシンのスタンス(と、おそらくは製作側の考慮の結果)からか、ストライクガンダムに比べ他の換装装備の活躍の場面はやや増加し、上半身と下半身をきりはなしての回避、損傷した上半身を敵にぶつけるなど分離・換装機能をフル活用して敵を翻弄するシーンも見られた。
デザイン面でもストライクガンダム同様の平均的且つ正統派「ヒーローガンダム」のフォルム。前述の分離機能や胸のV字マーク、シールドに宇宙世紀の連邦系のシールドによくある十字のマークなど、ガンダム譲りの要素も盛り込まれている。
余談だが、共演すると良く「似た者同士」として掛け合いになるカミーユの愛機、
Zガンダムと似た部分も多い(フォースシルエットのカラー、フォース時の機体色、カメラアイの色、ブレードアンテナの色など。デスティニーはそれらに悪役っぽい顔つきもある。両方とも似たようなシルエットである)。
初代の続編であるZに、21世紀の初代、SEEDの続編としてのDESTINYを重ね合わせているのだろうか?

HDリマスターされる際にSEEDではパーフェクトストライクという新フォームが登場したが、インパルスに全部のせシルエットやデスティニーシルエットが出ることはなかった。最も、ストライクと異なりインパルスの各シルエットはソードもブラストもメイン装備が両手で扱うものなので出来ないだろうが。

【原作での活躍】

ストーリー前半でのシン搭乗機。ファントムペイン襲撃前にテストをしている最中何度かザフトやフリーの「ジェス・リブル」(DESTINY ASTRAY主人公。VS未搭乗)等のメディアの取材を受けている。その後テストパイロットだったシンが正式に採用され、ミネルバに優先的に運び込まれていたので奪取を免れた。セカンドシリーズの1機として、奪取された他の3機と何度も交戦するなど旗艦ミネルバの中核MSとして活躍、エンジェルダウン作戦にてフリーダムガンダムを撃破するなど、多大なる戦果をあげている。デスティニーガンダムに乗り換えた際、同じミネルバ隊所属の女性赤服パイロットのルナマリア・ホークに引き継がれた。最終話での∞ジャスティスとの戦闘中にビームブレイドを展開した蹴りを受け武装を扱う右腕が破損、残ったバルカンで戦おうとするもシャイニングエッジで片足も失った。
最終話エンドカードは本機同様に撃墜されたデスティニーガンダムと寄り添う様な姿で飾ったが、その図は両機のパイロットを務めたシンの傷心を表しているかのようだった。(劇中でのラストカットは敵側となっているクライン派の勢揃い。しかも全機ほぼ無傷で決めポーズまで決めているいう、シン目線ではバットエンド的なものとなっている)。

【武装説明】

MMI-GAU25A 20mmCIWS(連ザ、サブ射撃)

胸部前面に装備された二門の近接防御火器システム(Close in Weapon System)。読みはシーウス(日本限定)。他ガンダムのバルカン砲同様ミサイル迎撃や威嚇・けん制に使用される。
建設中の連合軍基地で乱射して辺りを火の海にした事も。
装備場所が場所なので射角が狭く連ザでは「横に移動しながら撃つと明後日の方に飛んで行く」「前方の敵に前BDしながら撃つと斜め下に飛んでいく」と非常に使い勝手が悪かった。
なお、作中では連合軍のMSに撃ち込んだ際コックピットを貫通、機体を爆散させた事がある。
ストライクのイーゲルシュテルン(75mm)がジンに傷ひとつ付かなかったのにこちらが有効だったのは、現実におけるM16ライフルからくる小口径の弾速と貫通力向上と同じだと思われる。グーでなぐるのと針で刺すような違いである。
ただし、その理屈だと小口径弾はエネルギーの総量(重さ)の問題から大口径弾の数倍の弾速を発揮せねばならず、装薬(弾丸の発射に使う火薬)量も膨大な物になる。そして当然大口径弾の方が装薬を多くしやすい。小口径弾でそれをやろうとすると薬莢が長くなり過ぎる。石を投げつければ怪我をするが、針を投げつけて怪我をさせるには何倍のスピードで投げつける必要があるか?と同じ理屈である。
が、これはCIWSであり採用しているのは鉛弾でもAPでもなくAPFSDS(もしくはAPDS)である。そうなると例え
口径が小さくとも装薬量も抑えれ、かつ速度も出せる。近距離防御を考えると射程も長くなくていいため、上記を全部解決できる。

シルエットシステム

インパルス最大の特徴の換装システム。上記のとおり一言で言うと「ストライカーパックのザフト版」。
最大の差異点は空中換装がストライクと比べて容易なこと、バックパックにバッテリーがないことである。
この機構が採用されたのは上記の詭弁もあるが、全大戦のフリーダム及びジャスティス(とミーティア)による多大な戦果を分析、結果「武装を即座に変更してあらゆる条項に対応することで戦果を上げる」を主眼にしていると思われる。


フォースシルエット

フォースインパルスの高機動シルエットでもっとも基本のもの。装着した際の型式番号は「ZGMF-X56S/α」
VPS装甲の色は素のインパルスと同じ。
放熱板兼翼を6枚備え、宇宙、空中など空間戦闘にて高い性能を発揮する。

ソードシルエット

エクスカリバーが主の格闘戦用シルエット。装着した際の型式番号は「ZGMF-X56S/β」。
VPSは赤と白が主。ストライクルージュを見ればわかると思うがこの状態がインパルスの中で一番硬い。
一応ビームライフルを予備として装備することで中距離にも対応できる。

エクスカリバーレーザー対艦刀(無印、NEXT系特殊格闘 EXVS.FB覚醒技、Sインパルス各種格闘)

ソードシルエットの主兵装。ストライクのシュゲルトゲベールと違い、その名前通り海上での戦闘ではオーブ軍や連合軍の艦を斬って斬って斬りまくった。
劇中では対フリーダム戦、海岸までフリーダムを追い詰めた際にシンの判断でソードシルエットを射出、最初にフラッシュエッジを投擲しフリーダムが体勢を崩したところですかさずエクスカリバーを抜刀、ビーム刃をエクスカリバー先端にまで展開させることによってPS装甲であるフリーダムを貫きシンを勝利に導いた。
とはいえ、構造上不可能であり本来はビームではなくレーザーであることから「そんなことできるわけない」と演出をした重田氏が語っている。それゆえか、小説版ではシールドを保持したフリーダムの左腕を切り飛ばした後、袈裟懸けに切り裂く描写とされている。
シンの得意な格闘装備ということもあって数多くの場面で活躍した武装である。
尚、連結した姿は1stのゲルググのビームナギナタに似ているがオマージュかどうかは不明。
そして一話の片手エクスカリバーとシールドの姿はどう見てもゴッドシグマ。これもオマージュかは不明
名前の由来はアーサー王物語でアーサー王が使用した剣「エクスカリバー」。

作中で大暴れしたフリーダムを落としたという印象からか、ガンダムゲーでインパルスが参戦したらほぼ必ず最強武装、切り札としてフォース形態でのエクスカリバーが使われる。
MGやROBOT魂のフォースインパルスでも付属している。

ブラストシルエット

対艦攻撃・火力支援が主の中・遠距離用砲撃戦シルエット。装着した際の型式番号は「ZGMF-X56S/γ」。
大出力ビーム砲とレールガン、ミサイルランチャーと数種の飛び道具をもっており、ストライク同様単純に見て一番の火力を持っている。
地上や水上だとホバー移動も可能でそんなに機動性は悪くない。ビームジャベリンも装備しており、近距離での自衛力もある。
VPSの色は緑と白、黒が主。

余談だが、主役機体にも関わらず、プラモなどでの立体化がされる機会が非常に少ない。
放送時に出たガンプラは簡単に組めるが可動範囲が狭い「コレクションシリーズ」のみであった。しかし近年になって通販限定とはいえHGで発売された。
おまけに、ゲームなどでインパルスが登場する際もフォース固定であることも多く、ソードと違い武装としても出ないことが多く、不憫である。


【パイロット説明】

シン・アスカ

家族と共に戦争を避けて中立国のオーブに住んでいたコーディネーターの16歳。良くも悪くも優しさと激しさと真っ直ぐさを併せ持っており、特に彼が置かれていた状況が激しさを出させ易くしていた事もあってか(ルナマリア曰く)上官と衝突する事も少なくなかった。オーブ解放戦の際に両親と妹を戦闘中のフリーダムの攻撃の余波(もちろんわざとでは無いが)により目の前で失っており(シンはこれがキラの攻撃によるものだとは気付いていない)、家族を守れなかった自分の無力さから、力が無ければ何も守れないと考え単身プラントに渡ってザフトの士官学校にに入学、トップクラスの成績で卒業している。
ザフト入隊理由がアスランと似ている上、ボンボン版では最終決戦で実際にアスランも昔の自分と似ていると言っている。
その後はミネルバ隊の主戦力であるセカンドステージのインパルスのテストパイロットに選ばれ、後に正式に就任する。
なお総集編ではカラミティとオルガがシンの両親と妹殺害の責任を押し付けられている(描写的な意味で)。
物語の中でアスランやカガリに対する反発、ステラ・ルーシェとの出会い、多くの人物との相剋そして別れを経験していくが、ステラを失った悲しみと怒りから次第に本望を失い、憎悪や敵愾心に囚われる様になっていく。
シンの怒りと復讐の執念が実り、キラの戦術を事前に深く分析し、実戦では破損した上半身を突撃させたり、腹部を分離して攻撃を回避したりなどトリッキーな動きを見せ、最後はエクスカリバーが間一髪の所で突き刺さりフリーダムを沈めた。総合的な機体性能で劣るインパルスの特性をフル活用し、キラを完全に翻弄した頭脳戦であった。だがフリーダムは大破したもののキラは骨折程度ですんでおり、すぐにストライクフリーダムに乗り換える。

主な戦術はアスランに近い高機動性を活かした急接近からの白兵戦による一撃離脱戦法。キラの遠距離からの正確無比な射撃とは対照的である。

軍人としてのメンタルには疑問符が付き、上述の教官との喧嘩(基本的に軍は上官の命令は絶対である事に対し「気に入らない相手には反発する、従わない」など)、度々見られる独断専行、捕虜の無断返還という銃殺刑級の重罪を周囲の迷惑を顧みずに行う、上官への挑発行為(ただしこれはアスラン側にも問題があった)などが作中見受けられた。キラのように民間人が巻き込まれて~というのであれば多少やむを得ない所があるにしてもザフトの軍人の養成するアカデミーを卒業していての状態なので余計に悪目立ちしてしまったともいえる。また、自分に信頼を置いてくれる人への依存度も高いようだ。

余談だが家族を失った直後(しかも惨たらしい状態の遺体を見てしまい)でほぼPTSD一歩手前の放心状態だったシンの心のケアやプラント移住を手助けしたのはトダカ一佐である。
その恩人であるトダカを知らなかったとはいえシンが殺す事になってしまったのは何とも皮肉な話である。

一応主人公ではあるが、後半OPではタイトルバックをキラ(ストライクフリーダム)に奪われ、
最終話では半ば錯乱状態に陥りルナマリアのインパルスに攻撃を向けてしまい、それを阻止したアスランの∞ジャスティスに傷を付ける事もできず被撃破。その後、オーブの記念慰霊碑の前でキラと和解することになった。

最終話のアスランとの問答だが、彼の言っていることを(悪い意味で)要約すると
「過去の(ステラ)事なんて忘れて、戦うのをやめて大人しくしていろ」という事である。そりゃ無茶な。
THE EDGE等を見てるとアスランはシンに、過去(後悔や怒り)だけに囚われずに明日にも目を向けてほしかった、とも考えられるのだが、口下手な性格が災いして説得どころか逆効果になってしまっていた。

カミーユ・ビダンとは共通点は多いが以下の点で異なる。
  • 物語開始時点での立場…カミーユは民間人。シンは軍人
  • 家族関係…天涯孤独になってしまう点は一緒だが、カミーユは家庭環境が最悪でシンは両親は不明だが妹とは仲が良かった様子
  • 叱咤する年上の存在…カミーユにはクワトロの他、アポリーやロベルト、レコア、エマ、ブライト、ヘンケン、ウォン等がいるがシンにとってミネルバ隊の上司・年上になるとアスラン、ハイネ、タリアやアーサー程度しかいなかったりする。シン自身はアスランの事は認めながらも肝心のアスランが口下手な事と上司として疑問を持たれても仕方ない場面があったり彼自身が若すぎたことで導き手にはなれず、ハイネは持ち前の気さくさでアスランと一緒にシンを導ける存在になるかと思いきやあっさり死んでしまう。タリアやアーサーとは関係も薄かった。あとは同年代の友人が多数でMSパイロットとしてはレイが相棒になるため彼に相談する場面はあったがレイはデュランダルの指示通りにシンを駒としてうまく利用したため結局そうなる運命だったともいえる。カミーユは初期に増長してもウォンに殴られたりクワトロやエマに注意を受けたりする場面が何度も見受けられ、そういった点ではカミーユの方は恵まれていた。(ただカミーユは最後に精神崩壊を起こしているのでその点ではシンの方がましと言えなくもないが…)

以上のことから、シン自身にも問題は見られるが、ガンダム史上最も不遇な主人公と称される事も多い。
そのこともあってか、スパロボ等のクロスオーバー作品では友人や叱咤する年上の存在もあり、原作よりも大きく成長し、またキラとの因縁も解消していたり存在しなかったりで原作と異なりいいコンビのようになっていることも。
近年では原作後の参戦もしており、頼れる兄貴分としての姿も見せてくれるようになった。ある作品ではSEEDとキャラデザが同じ作品と密接なクロスオーバーしたため、「マークデスティニーの飛鳥真」とその作品のキャラ扱いされるようになり、よくネタにされる。…まるでどこぞの五飛である。

【原作名言集】

  • また戦争がしたいのか!あんた達は!(第1話)
  • さすが、綺麗事はアスハのお家芸だな。(第3話)
    • デュランダルに理想論をぶつけるカガリに対して。オーブ本土の決戦で家族を亡くしたシンからするとまだ理想論を言うカガリに思うことがあるのは当然だろうが、軍人としての態度としては問題である。
    • 小説版では、ここでカガリにオーブは間違っていなかったと反論して欲しかったという気持ちが突き動かしたとフォローされている。
  • こんなことで…こんなことで俺は!!(第12話)
    • 初のSEED覚醒。
  • 大丈夫だ!俺がちゃんと、俺がちゃんと守るから!(第21話)
  • 死なせたくないから返すんだ…だから約束してくれ、戦争とか…モビルスーツとか…そんなこととは無縁な!優しくて暖かい世界に彼女を帰すって!(第30話)
    • ステラを守りたいが為の言葉だったが、彼の想いは裏切られる事になる。
  • 守るって言ったのに…俺、守るって言ったのに…!(第33話)
    • 家族に続いてステラも守れなかった事はシンの心に重い傷を残す。この時に流れたステラ役の桑島法子さんが歌う挿入歌「深海の孤独」と相俟ってシンの悲しみが伝わってくる。
  • いっつもそうやって、やれると思うなーーーー!!(第34話)
    • シン相手でも殺そうとしないキラに向かっての一言。ちなみにキラは一度だけコックピットを狙った。
  • あんたがステラを殺した…止めようとしたのに!(同上)
    • ステラを説得出来たのに結果的に討たれてしまったので、彼の怒りはわかるが、事情を知らないキラや巻き込まれたベルリン市民からすると…
  • あんたは俺が討つんだ!今日!ここで!!(同上)
  • フフ…ハハハハ…やった…ステラ…やっと、これで…(同上)
    • ステラ(と両親と妹)の仇は討ったものの、その表情は虚ろだった。
  • ステラだって戦争の被害者だ!死にたくないって言ったんだ!(ボンボン版)
    • デストロイを討ったフリーダムに対して、作戦外での戦闘行為により死刑になっても構わない覚悟で挑みながら。この台詞にキラは悔やんでいるような表情を浮かべた。ただ、デストロイが討たれる前、ステラの説得に成功したもののデストロイはスーパースキュラの停止を受け付けず、ステラは射線上のシンに逃げるように言っていたが、それに気付かなかったためキラに撃墜されたのだが、シンがそれを知ることはなかった。


【ゲーム内での活躍】

連合VSZ.A.F.Tシリーズ

無印、II共にコスト450で参戦。万能機のフォース(FI)、格闘機のソード(SI)、砲撃機のブラスト(BI)の3シルエットのいずれかを選択する。
要するにエールストライク(AS)、ソードストライク(SS)、ランチャーストライク(LS)のインパルス版。

  • 無印
FIは若干癖があったが、その扱い易さと強さからASやストライクルージュと同等の評価を得て「ARF」の一角を担った。
しかしSIとBIは調整が甘かった為評価は高くなかった。

  • II
3機共調整され、よりその分野に特化した機体となった。
IIでASが相対的に弱体化し、SSが格闘に特化し過ぎ、LSが実力の無い卑怯者専用機となってしまった為、結果的にインパルスはストライクからの「完全」移行機という扱いになった(ASとSSはマニア専用機扱い)。

尚、本機は中コスト万能強機体群「ARFG」のリーダー格である。
理由としては「主人公機だから」「ARFG中最も格闘1コンボの平均火力が高い」等があるが、強さ(450である以上560+420には劣るが)・扱い易さ・使用率において他より抜きん出ていたのは確かである。

ちなみにストライクと違い生インパルスは存在しない。

ガンダムVS.ガンダム

「SEED DESTINY」枠で主役機として堂々登場。
換装機能がウリのストライクガンダムと差別化を図るためか、フォースインパルス形態のみ。代わりに劇中でも見せたトリッキーな技を盛り込まれ、キャラクターの個性が反映された(モーションの大半は原作34話から再現されている)。特にフリーダムガンダムを大破に追い込んだ戦闘時に見せた上半身と下半身を分離して回避するシーンやフォース形態でエクスカリバーを使うと言った技を使用できるのが特徴。(ブラストが完全に空気になっているが…)
とはいえ基本的には前作同様、ビームライフルで基本に忠実に闘う機動力重視のスタンダード機体。扱いやすく、決定的な弱点も一発逆転要素もない。どんな相手でもそれなりに渡り合えるが、それなり以上に勝てるかはプレイヤーと僚機の連携次第。BRや盾がなくなってもCSを一回するだけで完全に回復する。
この時期はビームライフル以外の攻撃が全て足を止める武装であり、その武装も火力不足感があったのでどうしてもダメージ負けすることが多かった。
特殊格闘のエクスカリバーも見た目こそ派手だが補正率の問題でキャンセルのタイミングを間違えるとあまりダメージが伸びず、単体で使っても誘導が微妙と必殺の一撃にしてはいまいちであった。
稼動後期に特殊射撃のアシストキャンセルで手軽に誘導を切れることが発見され、これにより回避能力が格段に上がり再評価されることに……はならなかった。時代は既にNEXTへ移ろうとしていたのである。
アシスト機はセイバーガンダム。変形状態でビームを撃ちながら突っ込んでいく。そこまでいい性能でもなく、決して使えないわけでもなくと所謂普通のアシスト。
シンの「隊長、早く!」「アスラン遅いですよ!」というセリフが何とも微笑ましい。

NEXT

NEXTになってからは性能が一変。NDのお陰でビームライフルの乱射が可能になり、CSのお陰でリロードも即座に可能、そしてそれもNDで隙を消せるので実質いつでも弾が最大、とビームライフル主体のこのゲームにおいてかなり有利に。
エクスカリバーが化けに化けて高性能に。補正率が甘くなり格闘の締めに持ってくるとかなりのダメージ向上を望める。誘導が異常なまでに良くなりブーメランだけでのNDや投げた後の再誘導などからコスト2000での格闘機キラーの異名までとるほどになった。
アシストの隊長は降板し(というか寝返って)、ルナマリアのガナーザクウォーリアに変更された。ルナマリアの射撃は大ハズレすることで有名だが、今作では超優秀なアシストになっている。連ザⅡ(特に家庭版)からは想像もできないくらい。
今までは他の万能機に比べると劣っていたインパルスであったが今作では他の万能機と同じかそれ以上に強化されている。
全体的にはコスト2000のフリーダムと言える(火力が若干低く、機動力が非常に高い)。
その為フリーダム打倒にはアニメ同様頭脳戦で勝る必要があるだろう。
機体特性(2対2におけるコスト1000の差も含め)をフル活用し、キラへの復讐を果たしてやろう。

EXVS.

何故かプレイヤーキャラから降板し、今回は前作でアシストだったガナーザクウォーリアの覚醒技で登場する。
プレイヤーキャラとアシストが同じ機体内で立場を交代するとは…一応後半ルナマリアも乗っていたのに…
まあルナマリアを乗せたらストライクみたいに3コイチにするしかないから仕方ないが、シンみたいにトリッキーな技は使ってないし…
発動するとフォースインパルスがエクスカリバーを構えて突撃し、相手にエクスカリバーを突き刺し、追加でメインを撃つと機体ごと爆散する。爆発の規模から、おそらくエクスカリバー突撃>フリーダム大爆発の再現だと思われる。
しかし、シンやルナマリアの台詞から見てどうやら演出の都合では無く本当に特攻している模様。プレイヤー機からの降格がよほど辛かったのだろうか…(デスティニーはいるけど)。
というか原作(アニメ版に限らず、漫画版・小説版含め)にそんなシーンはない。どういうことだ。そういう所から、本作で一番冷遇されている機体かもしれない。インパルスが何をした。

だが性能は発生・突進速度共に良好で威力も十分。更にブースト消費は微量な上(他は大抵ブースト全消費)、何よりステップかシールド、障害物以外ではまず避けられない程誘導が強いという、正に切り札と呼ぶに相応しいレベルである。流石主人公機は格が違った。

EXVS.FB

前作と同じく、ガナーザクウォーリアの覚醒技として登場。相変わらずの高性能である。

さらに単体としてNEXTから復活参戦。
今までのハードでは各シルエットを戦闘中に換装して、それによって色が変化するVPS装甲は容量と処理の関係で再現できなかったが本作では実装され、フォース、ソード、ブラストへ換装する、残念ながらデスティニーシルエットは登場しない。コストも2500に昇格して隠者と並んだ。

フォースインパルスは一般的なBRを持つ万能機。3000級の機動力と特格によるトリッキーな動き、そしてお馴染みの分離射撃により回避力が高いが、メインのBRのリロードが遅いのが欠点。
唯一BRを持つ&機動力が高い&他形態ではBRのリロードが更に遅くなるため、必然的に維持する時間が最も長くなる主力形態である。エールストライクと違って格闘戦も万能機相応にある。

ソードインパルスは範囲が強力なビームブーメランと高判定、高威力の格闘を有する格闘機。迎撃力と火力の高さが売り。
ブラストインパルスは長射程ビーム砲「ケルベロス」と誘導の強い特殊格闘のミサイルを主軸(格闘は移動しながら撃てるが銃口補正がなくまるで使えない)にした砲撃機。シリーズで初めて、肩のレール砲が武装として使えるようになっている。他形態からのキャンセルでケルベロスを撃つために使われることが多く、武装の一つとしての色が濃い形態。
連ザと違い、格闘ができないの(ジャベリン投げはあるけど)も要因だろう。

前&後特射で各種行動をキャンセルしながら、それぞれソードに換装してエクスカリバー突き、ブラストに換装してケルベロスを撃てる。
これにより武装間の融通が非常に利きやすく、後特射の存在からコンボ火力も非常に高い。
ちなみに、フォースのメインからの特射へのキャンセルルートのみ、レバーを入れる方向が前後ではなく右斜め前と右斜め後ろとなっている。恐らく開発側の設定ミス。
レバー入れの方向がテンキーでいう3(右斜め後ろ)と9(右斜め前)に入力する事から、39特射と呼ばれている。

覚醒技はNEXTから引き継ぎのフリーダム突き。ただしNEXTと異なりカット耐性0のロマン技である。ただし、ソードのコンボ中など当てることはできるのは救いか。

ストライクのように各形態で立ちまわるというよりは、むしろリボーンズのようにフォースを主軸に立ち回り、要所でキャンセルを駆使しながら他シルエットの武装を使うことで、3形態分の武装を1機で使うような機体になっている。
武装の多さに反してリロードの遅さによる手数の少なさなどから援護力は高いとはいえず、
代わりにフォースの回避力や謎の当て方のできるCS、ソード近距離押し付けの強さから、とにかく場を荒らすような戦い方を得意とする。

今作のシンの台詞(台詞自体は普通だが、喋り方など)は全体的に生意気で増長している印象を受ける。特に味方にカットをしてもらった時が顕著。
一方で、本来敵であるフリーダムと組むとまるで先輩と生意気な後輩のような仲がいい感じの会話をする。が、敵対したら原作どおりの反応になる。どうなっているんだろうか。

PS3版のDLCにて、ルナマリアが搭乗したバージョンが追加された。コストは2000。
ただし、シン機の性能の劣化版であり、覚醒技がデスティニーガンダム呼出になった以外はほぼそのまま。ぶっちゃけガナー時の覚醒技と見た目が違うだけであり爆破できるので、開発の悪意が見えるように感じる。
その為、覚醒技以外シン機の方が性能が勝っているので、基本的にルナ好きしか乗らないのが現状である。
こちらではシン機と違い、全ての状態を使いこなすことが求められる。ただ、同コストにストライクというライバルがいるが。
一応フォローしておくと、台詞などはガナーよりも多く、掛け合い台詞(なんとガナーとも)も用意されてはいる。…ただ、ルナの台詞の中にはアスランへの未練を感じる台詞も多いため、原作の台詞もあるとはいえファンからは残念と言われることも。ガナーにアスラン関連の台詞を足してくれれば…

EXVS.MB

特に変更はなし。ただフォースの39特射が普通に前後になった。最初からそうしろよ
Fドライブと特にマッチしており、機動力上昇、格闘能力上昇はフォースからの一撃離脱、ソードのメインから各種格闘へとつなげるのに一役買ってくれる。
また、ソードインパルス、ブラストインパルスがそれぞれレジェンドとガナザクのアシストとして登場するようになった。

アップデートにより、ルナマリア搭乗のほうもキャンセルルートが増え、性能が若干上がった。
同コストのライバルであるストライクが全体的に大きく強化されたので、相変わらず厳しい立場にいるが。

EXVS2

キャンセルルートが少し増え、格CSにガナーザク呼び出しが復活。チャージ時間が短く相変わらず頼りになる。
また、これまで微妙だったブラストの格闘のミサイルの誘導が強化し、ブラストの主力にまでなった。

ガナーザクのアシストとして唯一続投し、レバー入れでフォース、ソード、ブラストで攻撃する。
レジェンドのアシストとしても続投し、フォースのライフル連射かブラストのメインで攻撃する。


【機体選択時の一枚絵】

ガンダムVS.ガンダム

フォース状態でビームライフルとシールドを装備。
何か意図があるのか単なる偶然か∀ガンダムとポーズが対称になっている

ガンダムVS.ガンダムNEXT

フォース状態でエクスカリバーを右手で持ち左を見ている

EXTREME VS. FULL BOOST

相変わらずフォース状態で今度は両手でエクスカリバーを構える。向きは正面


【勝利・敗北ポーズ】

勝利ポーズ(ガンガン、NEXT)

納刀時、コアスプレンダー時:盾を真正面に構える。無印だと盾が無くても構える
抜刀時:ビームサーベルを構える。
特殊格闘フィニッシュ:エクスカリバーを構える。インパルスの勝利ポーズのなかでもいかにも決めポーズといった感じ。
厳密にはインパルスが特殊格闘のモーション中に勝利すれば良い(アシストや味方が止めをさしても構わない)

敗北時(ガンガン、NEXT)

シールドを杖代わりにして片膝を付く
サーベルを持っている場合はビームを切る。

勝利ポーズ(EXVSFB以降)

FI時:タイトルバックのポーズ。キラーンと光る。
SI時:頭上で連結状態のエクスカリバーを回転させた後、所謂サンライズ立ちをする。OP等でよく見られるポーズの再現。
BI時:ケルベロスとレール砲を構える。これもOPで見られるポーズの再現。
覚醒技時:右腕を突き出しエクスカリバーを構える。 突貫前のポーズ。

敗北ポーズ(EXVSFB)

フォース形態でVPS装甲が切れ、頭部などを破損した状態で中に浮く。
原作でのフリーダム撃破直後の再現。

勝利ポーズ(ルナマリア搭乗)

覚醒技のポーズがなくなった以外はシン機と同様。

敗北ポーズ(ルナマリア搭乗)

なぜかシン機と同様。

ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。