アラナ・アビジョ

アラナ・アビジョ
ARANA ABEJA
登場作品 機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人
型式番号 UNKNOWN
全高 UNKNOWN
重量 UNKNOWN
所属 木星帝国
武装 ビーム・キャノン
特殊装備 ノッセル
搭乗者 ローズマリー・ラズベリー


【設定】

木星帝国から鹵獲したアラナ*1をサナリィが改修したモビルスーツ。
アラナにアビジョの頭部を取り付け、トトゥガ用のビーム・キャノンを装備した事により索敵能力と火力が向上している反面、機体バランスは劣悪となっており、サナリィ製のサブ・フライト・システム「ノッセル」と組み合わせる事でかろうじて運用を可能としている。


【武装】

ビーム・キャノン

両腰部に装備されているビーム砲。
本来はトトゥガ用の装備だった。

ノッセル

サナリィ製のMSサポートマシンで水上バイクのような外観をしている。
月から地球まで航行可能な航続距離を誇り、大気圏内でMSを載せて単独飛行も可能とこの手のSFSとしてはかなりの高性能。
元々居住性にも優れており、イカロスを搭載したことでさらに向上、木星圏までの航行中も7人は何も問題なく衣食住を送れていた。


【原作の活躍】

木星帝国による地球へのコロニーレーザー照射作戦を止めるべく、「鋼鉄の7人」作戦の元死の旋風隊のメンバーで構成されたAチームの遠方支援を担当した。

カリスト兄弟のMS、ディキトゥスとの交戦でノッセルを破壊されて戦線を一時離脱するも、その後コロニーレーザーに突入するトビア達の殿を務めていたミノルのF90Iタイプと合流。そのまま作戦終結まで戦い抜いた。


【搭乗者】

ローズマリー・ラズベリー

CV:まるた まり

元木星帝国の対ガンダム部隊「死の旋風隊」の一員だった傭兵。
バーンズ曰く「お金と血生臭い騒動が大好き」というとんでもなく物騒な性格だが、下記のテスト中の墜落の際には光の翼をビーム・シールド代わりに大気圏突入を成功させるなど、パイロットとしての腕前は当時でもトップクラス。
木星戦役でトビア・アロナクスに敗北した後はアナハイム・エレクトロニクスのテストパイロットになっていたが、テスト中に墜落してしまいそのまま逃亡。
モビルスーツストリップのダンサーをしていた所をトビアと元同僚のバーンズ達の誘いに快諾し、鋼鉄の7人の一人となった。
木星帝国のコロニーレーザー破壊作戦では最後まで生き残り、同じく生き残ったミノル・スズキと結婚、夫婦で木星の査察官となる。

【原作名台詞】

  • 「戦争だって? 行く行く! もちろん! 行くっ! いやもう! ダンサーも飽きててねえ! 退屈してたのよっ!」
    • トビア達からのスカウトを受け入れた際の台詞。生還率も限りなく低く、かつ地球の存亡が掛かっている作戦なのだが、そんな事知ったことかとばかりにあっさり承諾。トビアもさすがに頭を抱えるが、昔から彼女を知るギリ達は「そういう人だから」と意に介する様子なし。

  • 「みんながんばんなーっ! 最後まで生きてた奴とケッコンしてやるよーっ」
    • 作戦が始まってもこの調子。メンバー達も絶句した。もっとも、本当にその生還者と結婚するのだが。仮に生還者がエウロペだけだったらどうしたのだろうか…

  • ……人間生きたいだけ生きられる奴も 死にたい時に死ねる奴も滅多にいやしないんだよ!
    「生きていこうぜ 今までもそうしてきたように どうせそれしかないんだ」
    • コロニーレーザーの破壊に成功し、木星帝国司令部もレジスタンスが制圧。勝利はしたものの、多くの若者や教え子を失い、老い先短い自身が生き残った事に涙を流すミノルを諭す。ローズマリーの死生観が垣間見え、一種の真理でもある。
    • しかし後年、この言葉は思いがけない形で彼女に返ってくることになる。

  • 「売れたからいいのよ~」
    • その後は彼女なりに事の顛末を綴った書籍「神の雷計画の真実」を出版。事件を把握していないお粗末な内容でミノルには呆れられたものの、売り上げは良好だったようでこの一言で一蹴した。なお、後年この書籍に影響を受けた少年が登場する。


【VS.シリーズの活躍】

EXVS2XB

ビギナ・ギナII(木星決戦仕様)のアシスト機としてバーラ・トトゥガと共に登場。


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最終更新:2023年08月02日 16:59
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*1 バタラの後継機にあたる量産型モビルスーツ