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戦慄のブルー

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戦慄のブルー

ベースドブースター

COMMAND
C-48 青 1-2-0 C
(防御ステップ):交戦中の自軍ユニット1枚は、ターン終了時まで+3/+3/+3を得る。ターン終了時に、G、またはオペレーション1枚を、敵軍プレイヤーに選んでもらい、そのカードを廃棄する。


に数多く収録されている、単体パンプアップコマンドの一つ。戦闘修正の値は必殺の一撃と同様で、コスト比で言えば普通の値。しかし、ターン終了時にデメリットを受けるという特徴があり、かなりリスキーなカードである。

このカードの最大の利点は、使用タイミングが防御ステップである事に尽きる。交戦時限定とはいえ、必殺の一撃などと異なり攻撃時にも使えるため、運用の幅は大きく広がっている。例えば、戦力が拮抗して睨みあいの状態になってしまった場合、これまでのパンプアップカードでは相手に攻めてもらってから返り討ちにするというやり方で打開しなくてはならなかったが、このカードであれば強気に攻めていって強引に防御を突き崩していく事ができる。それまでのではほとんど存在しなかった、非常に攻撃的な性能のパンプアップカードと言えるだろう。

攻撃時に使えるというのは今ではさして珍しくもない特徴だが、収録当時は攻撃時に使えるパンプアップカードは戦慄の白い影の様に条件付きだったり高コストだったりというものしか存在しなかったため、低コストかつ対象を選ばないこのカードはオンリーワンといえる能力を持った貴重なカードであった。その上で、これまでのカードと同様敵軍ターンに使うこともできるので、使用できないタイミングを狙って攻め込まれるといった隙も無い。惜しむらくは本国へのダメージ追加に使えないことぐらいだが、パンプアップカードにそこまで望むのは贅沢というものだろう。一応、強襲大気圏突入を使えば本国へのダメージ追加に使うことも可能なので、状況次第では狙っていくのもいいだろう。
総じて、パンプアップに関しては非常に優秀な効果を持つカードである。

ただし、の「防御・回復に特化した勢力」という特徴に合わないタイプの効果であるためか、使用後にはG、またはオペレーションの廃棄という重いデメリットを課される事になる。+3/+3/+3の戦闘修正と引き換えにカード1枚を犠牲にする、という性質は特攻と似ているが、対象となるカードを自分で選べない、破壊を無効にすることでデメリットを帳消しにできない、1枚のカードに重ねがけしてデメリットを緩和する動きができないなど、こちらの方が重いデメリットと言える。また、対象となるのは「G、またはオペレーション1枚」であり、敵軍に送りつけた整備不良を剥がすのにも使えてしまうなど、悪い意味で自由度が高い。効果自体は自軍効果なので各種のアンタッチャブル効果で守るというのも難しい。
このカードを投入する場合、このデメリットとどう付き合うかをしっかり考えておかなくてはならない。例えば、オペレーションは極力使わない構成にする、タメGを使わなくて済むようGを多めにするなど、構築の段階から十分な配慮が求められる。また、プレイングに関しても、例えば余剰のGは手札に握るようにして相手に無駄な選択をするように仕向けるなど、デメリットの緩和を意識したプレイングが求められる。

なお、自軍のGやオペレーションが無い場合は相手のGやオペレーションを廃棄する事になるため、やり方次第ではランデスオペ割りとして使うのも不可能ではない。例えば、このカードの使用後に慈愛の眼差しで自軍Gと自軍オペレーションを全て除外してしまえば、こうした状況を作り出せる。リスクの大きいコンボだが、国力に関してはセシリー・フェアチャイルド17th》でフォローしたりもできるので、一考の価値はあるかも知れない。
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