速水京香

最終更新:

Bot(ページ名リンク)

- view
管理者のみ編集可

基本情報


“無垢の暴風域”速水京香 “イノセント・タイフーン”はやみ・きょうか
ブリード クロスブリード
シンドローム ハヌマーン/オルクス
ワークス/カヴァー UGNエージェント/八王妃滝沢支部事務員
生年月日 2004年10月22日
性別
身長 139cm
体重 41kg
作者 秋永眞琴

「私も……あなたの力になりたいです」

経歴

 UGN八王妃滝沢支部に保護されているオーヴァードの少女。ある事件を境に記憶を喪失しており、帰る場所もないため便宜上事務員として雇用されている。主な仕事は来客へのお茶汲み。
 現在は戦闘訓練を受けていない非戦闘要員ではあるが、戦線への復帰を望んでいるようであり、エージェントの手伝いで事件捜査に出向くこともある。

記憶喪失以前

 八王妃滝沢支部のイリーガルの中学生。極度の対人恐怖症で、長らく不登校となっていた。袖が不釣り合いに長い黒のパーカーを常に着ていて、ネコの耳を模した意匠のあるフードを深々と被っているのが特徴。
 性格は非常に臆病で、人間の感情の機微に敏感。戦闘には可能な限り距離を置こうとしているが、自分の中に踏み込もうとする相手には、タガが外れたように攻勢をかけるなど、精神性は不安定。
 実は日本を代表する巨大企業速水グループの創業家に生まれた令嬢で、父・京一朗はその中核である速水重工業の社長。しかしながら、『徹底的な鍛錬を積ませ、独力で経営者の器に這い上がらせよ』との京一朗独自の帝王学により、物心ついた頃には親元を引き離された。そのため、今は本社から離れた八王妃市で使用人とともに暮らしている。
 Justified Genocideに際しては、数少ない幼馴染でオーヴァードに覚醒した王白信次と再会を果たし、ともに真相究明に向かうことになった。首謀者、アンリ・ミシェル・クロアテュールと戦闘、辛くもこれを撃破するも、人格分裂という不安定さを抱えながら己の限界さえも超えた激戦を繰り広げた京香は、精神崩壊の危機に瀕する。朝生藍璃以下ホワイトハンド派遣班による治療の結果、奇跡的に精神バランスの平衡こそ保たれたが、それと引き換えに従前の記憶の一切を喪失することとなった。

もう一人の『京香』

 上述のように、父親独自の帝王学によって特異な環境に晒されてきた京香は、親の愛を知らず、自らを肯定するアイデンティティを持つこともなく、それ故に周囲から孤立してしまった。そんな京香が唯一縋ることができたのが、デフォルメされた猫を象った仮面だった。これで素顔を隠すことで、自分ではない誰かへと変身することができた。
 このもう一人の京香は主人格とは対照的に社交的で饒舌、好戦的な言動が多かった。イリーガルとしての活動はこちらの裏人格の状態で行うことがほとんどだったため、UGN関係者ではむしろ主人格の京香を知らない者の方が多かったようだ。
 こちらの人格も記憶喪失と同時に失われたらしく、今となってはトリガーとなっていた仮面を着けても何も変化はないようだ。

対人関係

 幼馴染で、同じ滝沢支部のイリーガル。互いにオーヴァードとして覚醒するまで久しく会っていなかったが、数少ない信頼できる人物だった。

 記憶を失ってから初めて任された仕事が新人エージェントである彼のサポートだった。彼の戦いぶりを間近で見たことで、現場復帰への想いを強くした。

 京香の父で、速水重工業社長。京香がこんな目にあった元凶ではある。記憶喪失に陥った彼女を半ば見限る形で滝沢支部に押し付けたのもこいつ。京香にしても彼のことは覚えていないためこのままそっとしておいて良いんじゃないか。

戦闘スタイル

 〈RC〉による全体攻撃を得意とし、先陣を切って敵の行動を阻害する役目を担っていた。

キャラクターシート

  • 130点:

関連項目



ウィキ募集バナー