ダンジョンシーン

ダンジョンシーン     

ダンジョンシーンとは、PCが
「一般人が不用意に立ち入るべきでないとされる、魔物や罠の危険のある場所」
に居る場合の生活をルールに乗っ取ってデータ的に進行していくシーンです

上で定義した場所を「フィールド」と呼び、ダンジョンシーンではフィールドの集まりの中を進んでいく事になります
一つのフィールドに面積の制限などは無く、一塊の似通った雰囲気の場所を1フィールドとします
一般的に1セッションでは2~5くらいのフィールドを探索する事になると思ってください
フィールド同士は繋がっている部分もあり、その場合は制限無く行き来が可能です
そのセッションでどのようなフィールドが登場するかはシナリオ同様GMが決めます

フィールドから外れた(=安全な町などに移動した)場合はダンジョンシーンは中断され、フリーシーンとしてセッションを進行します

フィールドの性質     

フィールドのそれぞれが異なる性質を持っている事は、
「オブジェクト」と「トラップ」という要素で表します

オブジェクト     

オブジェクトとはフィールドに設置され、始めからその存在がPLに知らされている物です
以下の種類があります
1,一般オブジェクト
   利用する事で様々な効果を得る事が出来るオブジェクト
2,付与オブジェクト
   そのフィールド内に何らかの効果を付与し続けるオブジェクト
3,障害オブジェクト
   その存在が継続的に特定の行動の妨げとなるオブジェクト、破壊が可能
4,難関オブジェクト
   ある困難が立ちはだかっている事を表すオブジェクト、詳しくは↓

難関オブジェクトについて     

難関オブジェクトは「道を塞いでいる巨木を押しのける」とか「先へ続く通路を見つける」といった、
PC達の進攻を妨げる困難があることをデータ的に示すオブジェクトです
難関は「ライフ」を持っていて、「突破判定」でライフを0にすることで先へ進めます
突破判定では難関毎に指定される能力値で能力値判定を行い、
それが難関の持つ「難易度」を上回った値だけライフを減らす事が出来ます

トラップ     

トラップとはフィールドか一般オブジェクトに設置される物で、
PCが特定の行動を取ったときに効果が発動して邪魔をします
トラップには以下の種類があります
  1. 常駐トラップ
  2. 隠しトラップ
隠しトラップの存在はPLに知らされません

探知判定     

隠しトラップはそれが設置されている物を対象にした探知判定に成功する事で存在が明らかになります
探知判定は技術の能力値判定で行い、結果は以下のようになります
  1. 達成値がトラップの探知レベルより低い:見つからない
  2. 達成値がトラップの探知レベル以上  :判明
  3. その対象にトラップはない      :見つからない

解除判定     

常駐トラップと存在が明らかになった隠しトラップは解除判定に成功する事で無効化が可能です
解除判定は基本的に技術の能力値判定で行い、結果は以下のようになります
  1. 達成値がトラップの解除レベルより低い:トラップが発動
  2. 達成値がトラップの解除レベル以上  :トラップを無効化


一日の行動について     

ダンジョンシーンでは一日に取れる行動に制約があります
もちろんデータ的な行動に関してのみなので、PC同士の会話や演出は無制限に行って構いません

一日に出来る事は以下
行動 備考
探知or解除判定  どっちかを一人一回まで、好きなタイミングで
自由行動 後述する複数の選択肢から一人一つ
睡眠 一日の終わりに一人一回
好きなタイミングで探知or解除判定をしつつ、一人ずつ自由行動をしていって、
それぞれが自由行動を終えたら夕食の演出でもして睡眠って感じです

自由行動

自由行動では以下のいずれかを行ってください
  1. 一般オブジェクトへの《接触》=効果発動
  2. 《探索表》を振る
  3. 《休息表》を振る
  4. 一部アイテムの使用
  5. 追加でもう1回探知or解除判定
GMの設定次第で一部フィールドでは上記の選択肢に制約があるかも知れません

睡眠

寝る事でHP2dとMP2dとブレイブを回復させる事が出来ます
これは一日の終わりに、その夜しっかりと休めたと判断された場合のみです
見張りで寝る事なく夜を明かした等であれば、回復量が減ったり回復出来なかったりするかも知れません
また、ブレイブの回復はHPとMPの回復の後で行います
その日のブレイブを使い忘れていた場合は回復量を決めるダイスに対して使っておくといいでしょう
最終更新:2014年11月16日 21:53