戦術指南
- 初心者のための立ち回りや心得など、HAWKENで戦う上での基礎をご紹介します。
- 分からない言葉が出てきた場合には、用語集をご確認下さい。
仲間と一緒に行動する
どこかで敵集団と遭遇した場合、もちろん技量の差も重要ですが人数差がキルデス・勝敗に影響するゲームです。
3vs1という状況で相手が特攻してきたら、相手が余程の達人でない限りキルできます。
なのでリスポンした場合の仲間との合流は素早く、極力味方で固まり戦いましょう。
TDMなど戦線が動きやすい
ゲームモードでは味方がどんどん移動してしまう場合があります。
目の前の敵機に固執せずに味方集団の動きに合わせることが重要です。
単騎特攻せず引き過ぎない(芋らない)
まず武器の特性によって一定距離以上離れていたら、ヒット音がしてもほとんどダメージを与えていない場合があります。
試合後の自分の成績を見て与ダメージが3000以下なら、戦い方を変えるべきです。熱量の無駄にもなります。
さらに人数差が試合を決することが多いので、1機がダメージを与えられていないことによって
ダメージレースで負けて味方が一気に全滅する可能性があります。
自分だけ生き残ってしまった時には、仲間に負担をかけたかも知れません。
結局引いた場所で自分だけ生き残っても敵の追撃を受けて死ぬので、
突入・特攻時には味方と共に最前線に出ましょう。
逆に相手のアーマーが満タンでリスポンした味方の合流も待たず、
1キルも取れる可能性が無いのに突っ込むのもご法度です。突っ込むからには最低でも1キルを。
複数の敵が弱っていて2キル以上取れる可能性がある場合には、
レイダーや
スカウトなどで一気に間合いを寄せてキルを稼ぐことは非常に有効です。
敵や味方の状況と自機の性能、間合い、タイミングを意識して動けば適切な距離で戦うことが可能になります。
回避行動とAIM
最も簡単な回避行動は、敵の攻撃を受けている時に
左右どちらかのキーを押しっぱなしにすることです。
ゲームに慣れて余裕が出てきたらドッジを織り交ぜ円を描くように動き、
敵がAIMのあやしいEOCやヒトキャを使っていたら飛ぶことで被弾を減らせます。
ヘルファイヤ持ちがいる場合には不用意に飛ばずに障害物を上手に利用しましょう。
飛ぶと敵の注目を集めてしまいタゲられる場合が多いです。
さらに極めたら相手が右手を撃つ瞬間にドッジを。
相手がTOW・グレを撃った後右手が下がっていたら猛反撃。
自分が立っていたり移動に使うルートも非常に重要です。
見晴らしの良い場所は敵がよく見えると同時に敵からも狙われやすいのです。
物陰や障害物を利用して被弾を減らしながら移動し戦うことがデスを減らすコツです。
何はともあれ「棒立ち」というのが一番危険です。
敵が近くにいる時はとりあえず何でもいいから動き回りましょう。
意識せずに回避行動を取れるようになったら、
AIMはデスクトップのアイコンをクリックする位の感覚で冷静に相手を捉えて撃ちましょう。
弾速の遅い武器(TOWなど)は相手の動く先を予想し、置いておくイメージで。
TOW、グレポンは途中起爆を使えるようになるとかなりスコアアップします。
ドッジ後の到達点やジャンプの着地点を狙ったり、地面に当てて爆風ダメージを狙うのも◎。
熱量をコントロールしよう
チューニングでクーリングユニットに振れる機体ならオーバーヒートはそれ程怖くありませんが、
振れない機体は8~10秒という長い時間オーバーヒートします。
近距離戦時にオーバーヒートすることは死を意味するので、極力無駄撃ちを避けて右手武器を的確に当て、
左右武器が当たっていない時には無理に連射しないように。
常に熱量表示を気にしてオーバーヒート前に撃つのをやめて、回避に専念し確実に右手武器を当てましょう。
中・遠距離での牽制で無駄に乱射して、敵が近づいてきたときにオーバーヒートするなんてのは愚の骨頂です。
レーダーと味方のアーマー表示を見よう
常に定期的にレーダーを見るよう心がけましょう。
赤い点の動きで相手がだいたいどの位置にいて、今後どこに行こうとしているかイメージすれば
レーダーに映らなくなっても何となく敵を捕捉できます。
マップのルートを覚えることも重要です。
ルートを覚えれば、敵の位置と移動方向でどのルートでどこへ向かっているか分かるようになります。
味方のアーマーは味方のいる方向と高さ、
そして戦闘中の場合は点滅し減っていくのでどこが最前線なのか誰が戦っているのか分かります。
人数差が重要なので戦っている味方は放置せずに助けに行くことが大切です。
もし味方が1vs1で戦っている場合、あなたがフルアーマーなら
かなり有利な状況で1キル取り、さらに味方を生存させることが出来るかも知れません。
マップやポイントを覚えてレーダーを見れば
味方の位置や敵の位置、戦況がだいたい分かるようになります。
修理のタイミングを見極めよう
試合の流れによって、適時適所で修理をすることがとても大切です。
敵をキル出来る状況でアーマーの少しの差で負けてしまったり、アーマーが少ないことによって
敵にタゲられる(狙われる)場合があるからです。
味方と一緒にいて敵とも接戦している場合には修理よりも攻撃を優先すべきですが、
遠距離で牽制しあっている状況なら、近づく敵機がいないかレーダーをよく確認してこまめに修理をしましょう。
インフィや
プレデターの透明化スキルで修理中を狙ってくる敵もいます。
限界まで修理をせずに戦うのではなく、戦況を見極めてアーマーがある程度残っている状態でも
こまめに修理をして戦線に復帰する方が効果的です。
修理中に敵機が近づいて来た場合、修理解除すぐにドッジが可能なので初撃だけはかわすことができます。
攻撃している機体がいると敵機が寄ってこない場合があります。
全員で一斉に修理タイムに入るとその隙を狙われる可能性があるので、
修理に入る際にはレーダーだけでなく味方の状況も確認しましょう。
戦況が動きやすく敵機が近い状況ではフルアーマーまで修理する必要はありません。
状況を見極めて戦闘と修理を繰り返す感覚が重要です。
救難信号に注意しよう
Zキーで味方に助けを求めることが出来ます。
音声アナウンスと共にレーダー上の仲間マークが大きくなり点滅するので、これが聞こえたらすぐに助けに行きましょう。
個人的な統計ですが味方の救難信号を無視する・気づかないチームが負ける気がします。
ただし救難信号が来るということは確実に敵機がいるので、味方数名・全員で行く必要があります。
足並みを揃えて「全員で必ず駆けつける」ことを意識しましょう。
救難信号を出す時は敵が多い時には早めに、少ない時にはせめて1機を瀕死にしましょう。
救難信号を聞いて仲間が来ても相手がフルアーマーだと
ただ味方を分断して死地に誘導しただけになってしまいます。
デスを恐れない
一人がデスを恐れて安全地帯に芋るだけでかなり形勢が悪化します。
たとえ接近戦が苦手でも敵と味方が乱戦していたらそこに突っ込み、少しでもダメージを与えましょう。
タゲや被ダメを分散するだけでかなりチームに貢献できます。
自分がデスを恐れていても味方が死んでいけば結局自分も死ぬしチームも負けます。
負けているチームは萎え落ちユーザーが出て余計に分が悪くなるので、
まずは死んでもチームの勝利を意識し、勝ってる時にキルデス・スコア等の個人成績を気にするくらいがいいでしょう。
基本的に左手武器(特に連射武器、散弾武器)は遠くから撃っても意味がありません。
「戦っているつもり」にならずに激戦に自ら参加することでこそ腕前が上達します。
試合後のスコア表示で与ダメージが5000~1万なら良く戦えている証拠です。
逆に1試合丸々戦って3000以下の場合には、役に立っていない可能性があります。
「デスを恐れない」と言っても、簡単にデスしていい訳ではありません。
戦況・状況を見てタイミング良く避難・修理し仲間と固まって戦いましょう。
大差で負ける時の対処法
人数差やチームワークが非常に重要なゲームのため、
人数差があったり実力差があったりチームの協調性が取れない時に大差で負けることがあります。
特に芋っているプレイヤーや棒立ちプレイヤー、
逆に特攻厨、裏取り厨などチームワーク・連携の取れない味方が多いと
一気に均衡が崩れて大差がつくケースが多いです。
引く時は引き、押す時は押す。上手い人は個々の技量もさることながら、チームとの連携も上手いのです。
オートバランスという人数差や力量差のバランスを取る機能が実装されていますが、
ゲームの性質上バランスを取るのが非常に難しいようです。
試合中に差が出てきた時には、まず一旦味方が揃うのを待ちましょう。
味方が瀕死だったり死んでいる状態で自分がリスポンしてすぐにブーストで飛んで行っても死にに行くだけです。
チームメイトが一人づつリスポンしては特攻して死ぬという悪循環に陥りがちです。
まずはリスポン後、ブーストを吹かずに敵レーダーやグループに見つからないよう
味方を探して、静かに合流する必要があります。
ある程度味方が揃ったら救難信号(Zキー)で仲間を誘導して、
敵の位置、マップを把握して戦略的に有利なポジションに導きます。
偉そうに他人に指示をするのは失礼かもしれませんが、
チームチャットで「group up」や「no run」「dont run」など
伝えるとチームのまとまりが良くなるケースもあります。
これをしたからと言って人数差や力量差が埋まる訳ではありませんし、
負けムードになると萎え落ちするプレイヤーが出てきて
より形勢が悪化する場合もありますが、差を縮めオートバランスが有効に作動してくれることを祈りましょう。
時には相手チームの強い人がこちらのチームに移動してきて、逆転を狙える場合もあります。
特にTDMやシージではまず固まり、回避に気を使って仲間とともに被弾を分散し引き過ぎず前に出過ぎずに
最適な距離・位置から堅実に攻撃を当ててダメージを稼ぎ
全員でキルやアシストを分け合えればかなり状況が改善されます。
シージの場合にはAA内の人数表示に注意し、均衡した時には必ずAA範囲内に入りましょう。
極論を言えば全員で固まって特攻するのが最強の戦術です。
敵方も一枚岩では無いため前に出て死ぬプレイヤー、逃げていくプレイヤー、裏を取ろうと戦線を離脱するプレイヤーと
敵が分散すれば近い敵から1機づつキルしていくだけです。
野良で組むことが多いため「全員で」というのは難しいですが、
救難信号やスポット、チームチャットを活用して極力チームを団結させましょう。
少なくとも自分が出遅れたり芋って、チームが負けることが無いように。
負けるチームの傾向
個人的な統計ですがチーム戦で負ける時の傾向をまとめてみました。
敵チームが一定の距離で固まっているのに対し、チームメンバー同士の距離がバラバラで各自が単独行動しているチーム。
敵の位置を把握できずに簡単に裏を取られて挟み撃ちをされるチーム。
目の前の敵(少数)に集中しすぎて救難信号に気づかず、助けに行かないチーム。
修理できるタイミングでも修理をせずに遠くの敵を攻撃し続けるメンバーが多いチーム。
適時に修理をせず、無謀な単騎特攻をしたり障害物を使った回避が下手で簡単にデスするメンバーが多いチーム。
前線から遠い場所に引きこもり、ダメージを与えられないスナイパー、透明化しながら長時間戦闘に参加しないプレデターなどが多いチーム。
上手く挟み撃ちなどをする訳でも無く、有利な場所に篭っている敵チームに正面から必死に攻撃してデスしていくチーム。
戦略的に有利な場所を確保せず、逃げる敵を追って散り散りに分散し各個デスしていくチーム。
シージのAA内で人数が均衡しているにも関わらず、AA内に入ろうとしないメンバーがいるチーム。
最終更新:2015年10月06日 07:56