2008-04-13
グローランサクエストと共感
マスターとしてのなゆたは、セッションを通じてグローランサを発見することを楽しんでいます。
グローランサの資料とマスターの説明。
これを通して表現されたキャラクターの行動やセッションで話し合われた世界観。
そして物語として「起ってしまったこと」は、マスターの予想を超えてはるかに魅力的なグローランサを出現させます。
「そっか~、グローランサって、こうなんだ!!」
と、驚きを持って実感することが楽しいんですよね。
これはグローランサの資料を読んだり、コミュニティで何か言い合ったりしていても絶対に得ることのできないものです。
自分だけで考えたものではダメで、他者と体感し、共感してはじめて世界は本物になります。
つまり「Maximum Game Fun.」≒楽しいゲームをしろ、ですね。
グローランサというルーン
ここまででいろいろ「グローランサって○○」と書いてきましたけど、グローランサっていったいどの範囲を指すんでしょうね。
なゆたが今現在認識するグローランサは「箱庭の中から見渡した世界」ではなく、
- グレッグの作った
- ゲームのための世界
- ヒーロクエストがある
- よく設定が変わる
- でも公式設定って何?
という、作られた目的や取り扱いの指針を含めてグローランサです。
これも人によっていろいろ認識の違いはありますが、それでも「グローランサ」という単語を介して会話が出来ます。
これがつまり、「グローランサ」というルーンなんでしょう。
私の考えるグローランサの姿も変わってきましたし、これからも変わっていくでしょう。
「公式設定」で「実はヒーロクエストなんてないぴょ~んwww」なんてこともあるかもしれません。
しかしそれも含めて、グローランサという単語で会話が出来る限りはグローランサでしょう。
つづく。 ⇒ 蒼き月の囁き/2008-04-15
※2008-05-06 話の流れを調整するために一部削除/修正。