【園咲霧彦】
[名前]園咲霧彦(そのざき-きりひこ)
[出典]仮面ライダーW
[異名]ナスカ・ドーパント、旧姓:須藤霧彦
[俳優]君沢ユウキ
[性別/年齢]男性/20代~30代程度
[一人称]僕、私 [二人称]君 [三人称]
「言っただろう……私もこの街を愛していると!!」
ガイアメモリを売る闇のセールスマンであり、ガイアメモリの売り上げ業績がトップだったため、
園咲冴子と結婚して婿養子となった男。
ナスカのメモリを持っているが、実はこの適合率は冴子の方が高く、ダブルとの戦闘もほとんど敗北しており、戦闘におけるミュージアムへの貢献度は飼い猫のミック以下だと言われる。
そうしたこともあって、作中では結婚して間もなく冴子に愛想を尽かされているという始末であった。しかし、当人は冴子をたびたび助けており、彼女のことを心底愛しているのが伺える。それを考えるとかなり報われない。
さらには、張り込みをしていた翔太郎を若菜のファンのストーカーだと勘違いするなど、真面目な一方で、ちょっと抜けている変なキャラにもなっている。
本来、彼は風都という街を愛し、風都の隅から隅まで知り尽くしている好青年である。ふうとくんのデザインも彼によるもの(幼いころに応募したものが採用されたらしい)。
しかし、あくまで「人類の進化のため」にメモリを販売しており、子供には絶対に販売せず、販売する相手も選んでいた。
だが、実際のミュージアムは子供さえも目的のために利用し、メモリを流通させる組織だと知った霧彦は琉兵衛に反旗を翻すことになる。
バードメモリの毒素に飲み込まれそうな少女を救うため、かつて対立した仮面ライダーダブルに協力。彼に街の平和と限定品のふうとくんキーホルダーを託し、その場を去った霧彦は、冴子を「ともに園咲を出よう」と説得しに行く。
しかし、冴子の返答は、タブー・ドーパントの光弾であり、風都の風を感じながら灰となって死亡した。
その後、妹が登場したり、冴子や街の人間が変身したナスカ・ドーパントが登場したりするが、霧彦は回想や会話でしか登場しない。ちなみに、死亡後からが彼の不幸の真骨頂。
事故死扱いされたり、妹がドーパント化して記憶喪失になったり、冴子が高い適合率を叩きだし井坂と交際し始めたり、ナスカメモリを使う冴子が井坂の名前をつぶやいたり、街を託したはずの翔太郎もテラーフィールドの効果で数十話にも渡って「園咲」というキーワードを放置したり、ラストで園咲家が集合しているイメージ映像にいなかったり、とにかく救いようがない。
[外見]
中の人の身長は181cm。細身で清潔感のある美青年。
黒いシャツの上から真っ黒なスーツを着用しており、胸ポケットから白いナプキンを少し出している。
首には白地に赤い丸の模様が描いてあるスカーフをまいている。このスカーフは、妹から貰ったもの。
脱いでも引き締まった肉体をしており、美尻である。
[性格]
メモリの毒素でも受けたのか、当初は「仮面ライダーダブルをずっと引き裂きたいと思っていた」などと言ったり、ミュージアムの裏切り者を嬉々として殺害したり、かなり冷徹非情な性格であった。
また、キザで上から目線な物言いが多く、常に得意げで余裕のある姿を見せている。そんな姿もどことなく気品があり、仮面ライダーダブルに対しても、「仮面ライダー君」と君付けしている。
メモリさえ関わらなければ、本来は温和で優しく、子供のことや街のこと、妹のことをよく考えている善人だったのだろう。メモリが子供たちの未来を蝕んでいると知ると、彼は逆上して園咲を裏切っている。
メモリを「人類の進化のため」に売っていたが、同時に「子供たちの未来を奪う」と子供には売らず、どこか矛盾した考え方の持ち主でもあった。メモリを使った人間が暴れて、結果的に街を汚して幼い子供たちの命も脅かしていることを考えると、彼自身もやや思慮に欠けている。
翔太郎を若菜ファンのストーカーだと勘違いするなど、悪の組織の幹部としてはうっかり者な部分も見て取れる。
あとは、ダブルを倒すために訓練を重ねてメモリを進化させるような努力家であり、新たな家族である園咲家の人間も彼なりに愛していた。若菜のラジオも好きだったという。
[他キャラとの関係]
左翔太郎は当初は敵だったが、ある日、互いの顔を見せずに床屋で出会い、街を愛する者同士意気投合した。しかし、敵であることを知り、戦うことになるも、最終的には共闘してバードメモリから少女を救い、彼に街を託す。
園咲冴子は妻で、霧彦は彼女を何度か助け、最後にはミュージアムを共に抜けようと切り出すのだが、彼女に殺害された。
[能力]
ナスカドーパントレベル2に変身可能。
幼少期から、ふうとくんをデザインするほどの画力とセンスを持っている。
ガイアメモリ売上業績トップを叩きだすほどの巧みな話術やテクニックも持ち合わせる。
風都に異常に詳しく、風都の名物などを詳細に知っている。
以下、変身ロワにおけるネタバレを含む
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開示する |
園咲霧彦の本ロワにおける動向
基本情報
参加者関係表
名前のみの情報
説明
第一回放送まで
風都を愛する元ミュージアムの幹部。
死亡後から参戦した彼が最初に出会ったのは高町ヴィヴィオ。メモリを手にする彼女を止めるも、続けて現れたのは某ロワで殺されたダグバだった。いきなり死亡フラグ!
ナスカに変身して戦うも、力の差は歴然で苦戦。ヴィヴィオのヒートメモリでの応戦も効果むなしく効かないが、どうにか逃走に成功する。フラグ回避!
重傷を負い気を失ったヴィヴィオを担いで中学校へやってきた霧彦は、山吹祈里と出会い、彼女の手当てを受ける。ヴィヴィオの身体に異常がないことをブッキーに調べさせた後、知り合いについての情報交換を行う。未成年が多く参加させられていることに、改めて憤りを覚える。
そんな中、西方向の森が燃えているのを発見。その様子に先程交戦したダグバが関わっているのではないかと考えた霧彦は一人で森へ向かう。またまた死亡フラグ!
現場へ向かう途中、彼を主催者の仲間と勘違いした乱馬と交戦になる。どうにか誤解が解け、乱馬に中学校にいる二人のもとに行かせると、再び火災現場へ向かうのだが、この戦闘でガイアドライバーの『ガイアメモリの毒素のフィルター機能』が破壊されてしまう。ますます死亡フラグ!(強化フラグでもあるが)
現場へ着いた霧彦だったが、丈瑠と暁達の交戦に介入する前に身体の限界が来て倒れてしまう。やがて暁達の戦いが終わり、遅れて現れたブッキーにより救助され、彼女に背負われながら中学校へと戻ってくる。再びフラグ回避!
第二回放送まで
放送後目を覚ました後、戦力として心もとなく危険であると言う事で乱馬とヴィヴィオを中学校から遠ざける。そして、二人が去った後で、ガドルの拡声器による放送を聞くこととなった。放送を聞いた霧彦は、ブッキーを春眠香で眠らせ、単身ガドルのもとへと向かう。
ガドルのもとへたどり着き、彼と戦う霧彦だったが、勝負は劣勢だった。しかし、それでも彼は決死の覚悟で戦いぬき、やがて彼に応えるようにメモリも成長を促されていった。そしてついにナスカメモリはレベル3へと覚醒する。レベル3へと覚醒したナスカ・ドーパントとガドルの最後の斬り合い、ぶつかり合いは…無情にもガドルの勝利となった。
すべてをぶつけ戦い抜いた戦士は、祈里を連れてこなかったことを安堵しつつ、再び風となって消えた。
称号【進化】
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最終更新:2013年08月30日 16:53